一般兵士、待機時間を活用する
指揮官が討ち取られた事で敵軍の兵士は散り散りになっていった
「で、この槍どうするんだ?」
「どうするか、か俺達に槍術を使える人は居ないし使ってた奴が嫌だろうしな、だからといって壊したりするのはなぁ、王国で保管してもらうか?」
「では、王にそう進言しましょう」
「シエナさんお願いします、取り敢えず槍は俺が持っていくんで」
「お願いします」
槍を持ってみると妙に重く感じる、身体強化を使って持つと今度は異常なほどを軽くなった、変わった槍だなと思いつつルミナス副団長のところへ戻る
「たた残りの兵士の掃討は任せてくれ、それでその槍はどうした?」
「敵の大将の遺品ですね、いい槍だし壊したりするのは勿体ないということで国に管理してもらおうかなと」
「なるほどしかし王が敵の遺品をどう扱うかはわかりませんね」
「そこは私が説得しますので」
「シエナ様がそうおっしゃるのでしたら…」
「でほ私達は先に王国に戻ってますね今回の結果を王に報告せねばなりませんので」
「わかりました、帰りは護衛と付けさせます」
「ありがとうございます」
日が傾き始めた頃に出発したため一日は野営になったが無事王都に戻ることが出来た、昼のうちについたためグーテ王と会って槍の保管と今後の方針について聞くためである
「ふむ、魔族の槍の保管か良いだろう、よし、持っていってくれ」
兵士の一人が槍を受け取るとすこし重そうに持ち運んでいた王様に視線を戻す
「してこれからだが魔族が現れた理由を探るため、本格的にヒタムに向かって進軍をする、もうすぐ団長が戻り次第攻める予定だ」
「では団長が返ってくるまで待たせていただきます」
「ヒタムでは激戦が予想できるしっかり休んでくれ」
城に来たこともあって団長が帰るまで城で鍛錬や寝泊まりさせてもらうことにした
「久々に寝泊まりさせてもらったけど風呂もあってやっぱり凄いな」
「カイト俺達この状況に慣れてきてるけど俺ら平民だからな?」
「まぁな、でもいい経験になるよな明日は騎士に訓練付けてもらおうぜ!」
「いいね、俺達の技がどこまで通用するか試そうか」
次の日、俺とカイトは騎士団の人達と手合わせするとこにした木剣に革鎧で模擬戦を行うことになった、大勢は何をしてきたのか知っているがごく少数の事情を知らない騎士たちが絡んできたので油断してそうなので手合わせをお願いすることにした
「ゴブリンを何体倒したか知らないが本当の戦い方ってのを教えてやるよ」
「よろしくお願いしますね」
「カイト頑張れよー」
騎士が突撃してくる余りにも直線的だったのかカイトはひらりと躱し背中に一撃を与えた
「いった!」
「次お願いします」
「い、今のはたまたまだからな行くぞ!」
カイトはそのまま5回6回と相手を叩き潰したところで相手が逃げ出したようだ、カイトはそのまま新たなる強敵を探しに色んな騎士たちに手合わせをお願いしているみたいだ、俺は順番が回ってくるのが待てなかったので近くにいた槍兵たちの訓練に混ぜてもらうことにした、先の戦いで槍の強みや弱みを知っとくべきだと思ったからだ
「坊主まだまだ荒いがよくこの訓練についてこられるな、明日からも訓練に来ないか?」
「是非お願いします!」
というわけで団長が城に戻るまでの間、槍術について訓練することになった、基礎訓練は久々ということもあって懐かしさと新しく槍術を知れるという楽しみが混ざり何時までも素振りを続けていた、熱中し過ぎて周りを見ていなかったが他の騎士は疲弊していたがまだまだ気になるところがあったため少し引き気味な教官にコツなどを教えて貰った
「ジョンは槍兵に変えるつもりなのか?」
「いや?槍の強みと弱みを学んでいざというとき使えたり相手にしたときの対処法を学ぶ為に訓練に参加してる剣を使うのは変わらないけど?」
「そうか、なら模擬戦もしといたほうがいいと思うけどな、マックさん覚えてるか?」
「ああ、奇襲に参加したときの隊長さんだな」
「あの人かなり強いからも模擬戦をお願いしたほうがいいぞ、副団長さんとも模擬戦をしたいけど後処理が大変とかで会えないんだよな…」
「副団長さんの部下とあってやっぱり強いんだな、模擬戦をお願いしたいけど槍の訓練も捨てがたいな」
「マックさんもなかなか忙しいみたいだから見掛けたときに聞いてみれば?」
「そうだな基本は槍術の訓練でマックさん見かけたら模擬戦をお願いしてみようかな」




