一般兵士、奇襲する
次の日、作戦が始まる、平原からの喧騒のあと暫くしたら空に一度目の合図が上がった
「始まったみたいだな」
「いつ合図がくるかわからねぇよく見とけよ!」
暫く待つが合図が来ない
「突撃しますか?」
「まだだ、合図が来てねぇだろ、副団長が合図するまで待つんだ」
更に時間が立つがまだ合図は来ないようだ
「隊長」
「まだだってん…」
そう言っていると2回目の炎の属性魔法が上がった、突撃の合図だ、マックが声をあげる
「いくぞ!突撃だ!」
「カイト!俺達もいくぞ!」
「おう!」
皆が声を上げつつ相手の陣形の横を突く、時間差で奇をしたかいがあったのか相手は相当混乱している様子だ
「攻めろ!大将首を狙うんだ!」
「奇襲だ!まだ隠れていやがったのか!」
「邪魔だ!どけ!」
俺は敵の拠点に向けて邪魔な敵兵を動揺しているうちに切る
「おらっ!」
一人目は革鎧だったため剣に魔力を込めて鎧ごと両断する、二人目が近づいてくる
「くそっ!」
「二人目!」
切りかかってきた兵士の剣を盾で受け止め、喉を突く
「カイトいけるか!?」
「あ、ああ」
どうやらカイトも一人切ったみたいで動揺しているみたいだシエナさんとケールも無事みたいだ
「敵さんは混乱してるみてぇだ!もっと押し込むぞ!」
隊長は作戦が効いていると感じたらしくもっと攻め込むように指示を出している、俺達ももっと攻め込む必要がある
「カイト!道を切り開くぞ!」
「ま、まかせろ!」
「何時まで引きずってるんだ!死ぬぞ!」
少し無理矢理だがカイトに気合を入れ俺は更に目の前の敵兵を両断する
「うっ、くそっ!」
カイトも意を決したように相手を切る、魔力を込めたカイトの剣は相手の受け止めた剣ごと簡単に切り裂いた
更に数人を切った所で敵兵が逃げ始めるどうやら戦意を失いつつあるようだ、すると隊長が
「俺達の目標は敵の大将だ!進め!逃げるやつは無視しておけ!」
と追撃の指示を出すこの部隊は大将が魔族かどうか確かめる為の部隊だ、大将にたどり着くことを目的としている為、更に突き進む敵を2桁切った頃、奥に派手な鎧をつけたやつを見つけた
「アイツなんか怪しくないか?」
「いや、囮じゃないか?あんな目立つ格好するか?普通」
「ケール魔力を見てくれるか?」
「普通の人と比べたら異常なほど多い」
「まじか…マックさんあの目立つ鎧が怪しいらしいです」
「本気か…?まぁいいお前ら!あの鎧野郎に行けるよう切り開くぞ!」
隊長達が一斉に攻め込みあの鎧との距離を阻害する者は3人ほどだった
「カイト二人いけるか?」
「おう」
「行くぞ!」
俺と相対した敵は自分と同じく盾を持ち受け身の体勢を取っている、正直に剣で斬りかかり盾で防がれる、反撃が来るがそれを盾で受け止める、手のひらを相手の太腿に向けて炎の属性魔法を放つ
「炎、槍、投射!」
「…!」
相手が一歩引きうまく足を貫くことはできなかったが体勢を崩すことはできた、剣を引いていない方の太腿めがけて剣を振り下ろす
「ぐぅ!」
相手は膝をついてしまい立とうとするが痛みでうまく立てないようだ、相手に前蹴りで仰向けに倒し止めに首を刺した、カイトの方を見ると既に二人倒しており辺りを警戒していた
「よし、カイト、ケール、シエナさん、行くぞ」
皆は頷き派手な鎧をした奴に向かった
20話ですって




