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ドリフトする一般兵士  作者: 田中山さん
一般兵士、戦士になる
19/25

一般兵士、戦場にいく

次の日、俺達はグーテ王に今回のサラマンダー討伐の件を話た

「そうか、サラマンダーの討伐ご苦労だった、これで武器の配給や素材の運搬が再開されることだろう」

「では次はヒタムに向かいましょか?」

「うむ、その前に実は先日ヒタムに宣戦布告されてな、いま戦闘中なのだ」

「団長はヴェジェルに残ってますけど大丈夫なんでしょうか」

「彼は前線に立って掻き乱すのが仕事だからな、作戦の立案等は副団長がしている」

「それで、私達はどうしましょうか?」

「直接戦闘はしなくていい、敵の大将が魔族かどうか見極めて欲しい」

「わかりました」

「では戦場であるミリュー平原にいる副団長ルミナスに会ってくれ」

「わかりました、では今から向かいます」

「たのむぞ」


俺達はミリュー平原へ向かうことになった、王都からは2日ほどの距離でかなり近い宣戦布告してすぐに来たのだろうか


「とうとう戦争だな」

「魔族が関わっているとはいえ人間同士の戦争か…」

「少なくとも一人か二人は切ると思うけどな、そろそろ覚悟決めてもらわないと困るぞ」

「そもそもあっさりと切ったジョンがおかしい」

「必要ならするだけだから…」


前世兵士として生きてましたなんて言えないしな


「それで、どこら辺に副団長さんの拠点があるのだろうか」

「それはわかりませんね、いきなり戦場に入ってる可能性もありますので注意深く進みましょう」


王都をでて二日後ミリュー平原についた、高台があったためそこから眺めると、どうやら戦闘は始まっているようだ


「魔物も混じっているみたいだな」

「何処かで操る人が居るのかな?」

「そういうのは大体奥の方でなにかしていると思うけど…」

「ん、あれ見て」

「あー、なんか首輪つけてる魔物がいるな首輪で魔獣を操っているか調教済みのどちらかだろうな」

「なら魔獣で攪乱する作戦はむりそうだな」

「だな取り敢えず王都側の陣営に向かっていくか」


王都側の陣営へ向かうと王国の紋章をした旗が立っている勿論そこに入ろうとすると呼び止められるがシエナを見るとすぐに引き下がってくれた、流石姫様、カイトは何も気付いてないみたいだが…

騎士に案内してもらい副団長のいる天幕に向かった


「誰だ?」

「王から使わされた冒険者です」

「なるほど、魔族が関わっている可能性があるから寄越してきたのか」

「そういうことですよろしくお願いします」

「因みにここに来るまでに気付いたことは?」

「一つだけならあります、相手側に魔獣がついてますね、首輪をはめて操っているか調教したのかはわかりませんが」

「うむ、やつらも魔獣を雑に突っ込ませている、連携は取れないようだから使い捨ての駒のようにしているみたいだ」

「こっちの作戦はもう決まってるのですか?」

「はい、既に部隊を3つに分けており時間差で奇襲を仕掛ける予定です、姫さ…ごほん!冒険者達には3番目の部隊に行ってもらい敵の大将と接敵してもらいます、魔族であれば撃破、人ならなるべく確保でお願いします」

「わかりました」

「質問はあるか?」

「いけるか、カイト?」

「あとは覚悟だけだ」

「なら3つ目の部隊に向かってくれ部下に案内させる決行は明日だ」


俺達は天幕をでてルミナスの部下に連れられ部隊が待機している場所に向かった平原から少し離れた場所の森に入る、そこには騎士たちが丹念に武器を見ていたり作戦の打ち合わせをしたりしていた


「隊長連れてきました」

「おう、よく来たな俺はマック、副団長ルミナスさんの部下でこの部隊の隊長だ」

「よろしくお願いします、早速ですがも少し詳しく作戦について教えてもらえますか?」

「おう、先ずルミナスさん率いる部隊は囮だ、そしてこの部隊とも一つの部隊がある敗走した振りをして3部隊に分けたんだ、も一つの部隊も囮で俺達が本命で大将を叩く」

「攻撃の合図はあるんですか?」

「空に炎の属性魔法を放つ予定だ、1回目で隠れている1部隊め、2回目で俺達が突撃だ」

「わかりました」

「大将まできっちり届けるから安心しろ、んで大将が魔族か確かめてこい」

「はい!」


俺達も4人で打ち合わせを始めることにした


「カイト、さっきも言ったけど恐らく人を切るからな」

「おう、切るなら苦しまずすっぱりいってやる」

「そうか」

「シエナさんケールも攻撃魔法使うかもしれないって予想しといてね乱戦になると守れるか怪しいから」

「わかりました」

「分かった」

「ジョンはどうするんだ?」

「いつも通りかなと言いたいところだけど少しは緊張するな」

「へえ、珍しいな」


前世だと確実に囮部隊だっただろうし、今は重大な役を担っているわけだから多少は緊張している


「とはいえ確実に目の前の敵を切ること、大将までたどり着くことを考えるさ」



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