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以心伝心 ~断罪後の悪役令嬢は、相手の心の声を聞くスキルに目覚め、異世界チートとお家復興を目指す~

最近は別のことをやっていたので、リハビリがてらに短編です。


 ――ハートネット侯爵家。


 王国が建立したときから続く名門であり、王族である公爵に次ぐ権力を持っている貴族のひとつ。ハートネット侯爵家の長女である私――ライラ・ハートネットは、当然侯爵家という恩恵と責任を享受しながら生きてきた。そして、それはこれからも続くはずだった。


 しかし、今日。


 王国中の貴族が集まっているだろう陛下の誕生パーティーの場で、私は広間の中央に立って皆の注目を集めていた。それは誰かが企てたある催し。そんな軽いものではないはずだが、今の私にはそう形容せざるを得なかったのだ。


「ライラ。本当に残念だよ。まさか君が、こんなことに……」

「で、殿下? 何かの間違いですっ! 私は、決してそのような」

「うるさい! まだそんなことを言っているのか? 私はしかと聞いたんだ。君の行いを。醜い所業を」


 まるで身に覚えのない行いを、あたかも私がやったように王太子殿下は叫ぶ。

 どういうこと? わけがわからない。

 一応、私とあなたは婚約者だったはずよね? それがどうして? どうして、こんな事態に?

 頭の中を埋め尽くす疑問符と混乱。

 目まぐるしく変わっていく展開に、思考がまったくついていかない。


「パメラは言っていたよ。君が視界に入ると身体が震えると。そこまでの恐怖を与えるのに、一体どれだけのことをやればいいのか。私にはまったく想像ができない。よって、私はここに宣言する。君の――ライラ・ハートネットとの婚約はここに破棄する、と」


 そんな宣言とともに始まったハートネット侯爵家断罪への物語は、まだ始まったばかりだった。急速に色を失っていく世界の端で、殿下の後ろに立っていた令嬢の口元だけが、赤く歪んでいた。


 ◆


「嘘……でしょう?」


 私はぼんやりと前を見る。

 すると、そこには城下町の人々が声を張り上げて動き回っていた。笑う人、怒る人、困っている人、泣いている人。そこでは人々が必死に生きているというありさまがあった。そして驚くことに、今私もその中に飛びいろうとしていた。


「まさか……お父様まで」


 夢だと思っていた。


 陛下の誕生日パーティーのあの日。私は、殿下から婚約破棄をされて家に帰ることになった。きっとお父様からはお叱りを受けるだろうとびくびくしていたが、そのお父様は家で倒れていた。小さいころにお母様が亡くなっていた私の唯一の肉親。そのお父様は苦しみながら私にこう言ったのだ。


『すまない。しくじってしまった。お前を守ることができなかった。今は、とにかく生きるんだ。そうすれば、きっと――』


 ――元通りの生活に戻れる。


 最後は聞こえなかったが、きっとお父様はそんなことを言ったんだろうと思う。お父様はそのまま意識を失い、信頼している従者とともに城下町に逃げてきたのが今日。

 一緒に来てくれた執事が言うには、全てはハートネット侯爵家をつぶすための策略だと。侯爵家唯一の跡取りである私は生き延びて、この血を絶やしてはいけないと涙ながらに語ったのだ。

 私は、わけのわからぬ謀略に巻き込まれ、今日から城下町で平民として生きる。


 いや、無理なんですけど。

 だって!

 私、料理も掃除も洗濯もやったことないし!

 没落しちゃったらお金もないし! 働いたことなんて当然ないし!


 声に出せない叫びを心で振り絞りながら考える。

 そうすると、私の行く末が簡単に想像できた。


「あぁ、これ、詰んだ」


 あまりの衝撃に私の言葉づかいは崩れていく。

 そして、同時に遠のく意識をつなぎ留めておくには、今の私はあまりに弱かった。


 ◆


 次の日から、私の生きる世界は変わった。

 意識を失って目を覚ました私がいる世界は、昨日までとはまるで違っていたのだ。

 それは、没落、という事実だけでなく大きな変化があったのだ。それは――


 ――聞こえるはずのない声が聞こえる、ということ。


 いや、おかしくなったわけじゃないよ? 本当に聞こえるんだって!

 だって、朝、執事のセバスチャンと話したとき……。


「大丈夫ですよ、お嬢様。私、セバスチャンが生活の基盤を整えてみせます。お嬢様は安心してお過ごしくださいませ。(本当にどうすればいいんだ? ご主人様が身体を壊した以上、私がどうにかするしかない! できるのか!? 私も市井で生きたことなんてないんだぞ!? しかも、何もできないお嬢様も一緒に……ご主人様とお嬢様、お二人を養いつつハートネット侯爵家を再興させるなんて一体どうやって)」


 涼しい笑顔の裏で、こんなにも慌てふためいているなんて。

 きっと、何かがきっかけで私にスキルが芽生えたのだろう。相手の心の声が聞こえるっていうスキルが。

 にしても、お荷物を思われたの悔しいし、こんな状況でもハートネット家のことを考えてくれるセバスチャン神!

 私は、「ありがとね」と返し外に出る。

 後ろではセバスチャンが止めるが、止まるわけにはいかない! 私も、家のためにまずはお金を稼いでこないと!


「大丈夫よ! セバスチャンも頑張ってくれるんだから! 私も頑張らなきゃ! まずは仕事を探さないと!!」


 その決意とともに小さな家のドアを開け放った。

 そして次の瞬間には崩れ去る。


「大丈夫ですかな? お嬢様が一人で出歩く場所ではありませんよ。さぁ、こちらへ。私が安全なところまで案内いたしましょう(馬鹿な女が出歩ていやがる。綺麗な見た目してるし、楽しみながら金でも稼ぐか)」


 そういって近づく紳士風の男がいたり、


「綺麗なお嬢さん。よければ、私と一緒にお茶でもしませんか? (みるからに脳みそ空っぽの女だけど、体も俺好みだしうまくとりいれば玉の輿か!?)」


 そういって近づくイケメン風の男がいたり、


「あたいは近くの酒場を切り盛りしてるんだ。女だからってなめてくる奴には容赦しちゃいけないよ? もし困ってるなら私が仕事を世話してあげようか? (うちの店の看板娘になってくれそうじゃないの。トラブルが舞い込んできても、こんな世間知らずにはいい薬になるでしょ。なんだったらそのへんに捨てておけば誰かがさらってくれるだろうさ)」


 そういって近づく気風のいい女主人風の女がいたり、とにかく皆が頭のなかで考えていることが不純すぎてどうしようもなかった。

 普段からこんな考えをしているわけじゃないって信じたい。きっと、私が汚れたドレスを着ていて、みるからに落ちぶれた貴族丸出しだったから、つけ込みやすいと思われたのだろう。

 勢いで飛び出してきた自分自身に失望しつつ、世間の冷たさに打ちひしがれていた。私は、たまらず建物を背にして路地に座り込む。

 落ち込む心を慰めるように、そっとため息を吐きながら。


「本当にどうしよう……お仕事なんてみつかるのかな」


 途方に暮れていたその時。唐突に視界を影が覆った。

 見上げると、そこには穏やかな笑みを浮かべた少年が立っていた。おそらく私と同い年くらい、かな? といった容貌だ。体は鎧をまとっており、腰には剣がさしてある。

 ぼんやりと見つめていると、少年が口を開いた。


「お困りですか?」

「えっと、その……」

「そんなに怖がらなくて大丈夫だよ? 僕は冒険者をしていてね。困った人は放っておけないんだ」

「冒険者?」

「ああ。困っている人の依頼を聞いてお金をもらう仕事のこと。もちろん、危ないこともあるけどやりがいも大きいよ」


 そこまで話して私は妙なことに気付く。

 あれ? 心の声が聞こえない?

 突然聞こえなくなったことでさっきまでの出来事が嘘だったかのように思えたがそれは違っていた。


(お、おいあいつはまさか!?)

(間違いない! 騎士団から指名手配されてるあいつだよ!)

(す、すぐに人を呼ばなきゃ! でも、そんなことしたら、私が殺されてしまう)


 そんな周囲からの心の声が突然響いたのだった。

 ぞわり、という寒気を感じた私は、目の前の少年の心の声に注意深く耳を傾けた。すると、到底口にできないような、卑劣な考えが脳へと響く。


「ひっ――」


 防衛本能が咄嗟に働いたのか、私は思わず後ずさった。そして、それを目の前の少年は敏感に察する。


「あれ? おかしいな? 突然警戒されるなんて。さっきまでそんな感じしなかったのに」

「や、やめてっ、来ないで!」

「どうしたの? 大丈夫だよ。僕は、人助けが趣味なんだからね」


 怖気の走る言葉に、私は咄嗟に叫んでいた。


「あなたの言う人助けなんて嘘っぱちよ! 切り刻んで保管するなんて正気じゃできないじゃない!!」


 言った後で後悔した。

 次の瞬間には、目の前の少年の雰囲気ががらりと変わる。ナイフのような鋭さを感じた私は、恐怖からか余計に彼から目を離せない。


「ははっ、不思議だよね。僕のこと、よく知ってるんだ。じゃあ、話が早いよ。ちゃんとその綺麗な体をとっておいてあげる。安心して? ちゃんと僕がそれを守ってあげるからね」


 そういって、少年は私に近づいてくる。

 すでに腰は抜けているし、思考は止まっていた。ただ、彼の心の声に耳を傾けながら、ひたすらに恐怖に震えるばかり。

 あぁ、こんなにも市政は怖くて、こんなにも早く私の人生は終わりを告げるのか。詰んだにせよ、早すぎだよ。

 もっと楽しいことがしたかった。

 結婚だってしてみたかった。

 それが、どうしてこんな変態殺人鬼に虐殺されるという最後なんだろう。

 私は、運命の理不尽さに目をつむる。

 せめて、現実を受け入れないという虚勢だけは保っておきたかったから。それだけが最後の意地。私はこんなやつに屈しない。そう思って体を縮めた。


 その時――。


「みーつけた!」


 空から聞こえたその声に、私は思わず目を見開いた。

 すると、黒い影は少年の真上からとびかかり、あっという間に少年を取り押さえてしまった。


「よし! これで金貨二十枚、ゲットだぜ!」

「くっ、離せ! 何するんだ! やめろ!」

「うるさいな。賞金首ならもう少し用心したらどうだ? っていうか金貨二十枚にしては弱いな、お前」


 そんなやり取りをしながら、黒い影だった人は殺人鬼を縛り上げていく。

 まるで、ちょっとした仕事を終えたように手をぽんぽんとたたきながら笑みを浮かべる黒い影――もとい少年は、ゆっくりと私のほうに歩いてきた。


「大丈夫か? 怪我はない?」

「あ、はい。あの……たすけてくれてありがとうございます」


 見た目はごくごく平凡な少年。黒髪に黒い瞳というのは少しばかり珍しいけど、優しそうなほほえみは、先ほどまで恐怖に震えていた私の心をそっと潤した。


「むしろ、あんたに気を取られてたからこっちも助かったんだ。ありがとな」

「い、いえ、その――」


 立ち上がって改めてお礼を言おうとしたその時、やはり彼の心の声が聞こえた。あぁ、また嫌なことを聞くのかと身構えたが、耳に響いたのはひどく澄んだ声だった。


(賞金首に絡まれてたんだ。怖かったよな。でも、ちゃんとお礼を言ってくれて……助けたかいがあったもんだ……あ、膝すりむいてるわ。綺麗な布とか持ってたかな? 手当てくらいしてあげたいけど、知らない男にされるのもそれはそれで嫌だよな)


 自分を気遣う言葉がとても暖かくて。

 本音がそのまま行動に現れている少年の笑顔をみて。

 私の心がひどく久しぶりに人の温かさに触れた気がして。

 思わず涙がこぼれた。


「あ、あの、すいません。ほんとうに、あり、が――」

「おっ、大丈夫か? もう大丈夫だから。怖くないから」


 そう言いながら、泣いて俯く私と同じ高さに目線を合わせてやっぱり微笑んでくれた。私は、どうしようもなく安心してしまって、泣きながら笑う。


「はい、本当にありがとうございます! 安心したらなんだか涙が出てきちゃって」

「あいつを衛兵に突き出したら家まで送ってやるから。もう少し頑張れるか?」

「はい!」


 手を差し伸べてくれる彼。

 優しいな。

 そんなことを思いながら私も手を握ろうとする。その向こう側では、殺人鬼が彼に向かってナイフを振りかぶっているのが見えた。


「あっ――」


 咄嗟のことすぎて声がでない。

 あぁ。目の前の彼が危ないのに、私はそれを伝えることさえできない。

 再び訪れた恐怖に身体が硬直する。それでも、私は伝えないと! せめて、これだけは伝えないと助けてくれた少年に申し訳が立たない。


 危ない! 後ろ! 後ろぉ!!!


 心の中で必死に叫ぶと、彼は跳ねるように振り向いた。


「何が――って、そういうことか――よっ!!」


 少年は、殺人鬼のナイフを軽々とかわし、そしてその右手を顔面にたたきつけた。


「あっぶな! まじ、殺されるところだったわ!」

「だ、大丈夫ですか!?」


 さっきから助けられてばっかりだ。

 ふがいなさとともに、切りかかられた彼の身が心配になってしまう。思わず彼の身体を両手でつかむと、怪我がないか探した。


「け、怪我はないですか!? 大丈夫ですか?」

「あ、あぁ。大丈夫だよ。それにしても、よく気づいたよね。君が教えてくれなかったら俺も危なかったかもな」

「私が……教える?」

「え? 後ろって言ってくれたじゃないか」


 あれ? 考えただけだと思ったけど、声に出てたのかな? ならよかった。そのおかげで助けられたんだから。


「そ、そうですよね。気が動転してて、はは」

「なんだ、変なの。それより、また同じことがあったらいけない。衛兵達の駐屯所まで一緒についてきてくれるか?」

「むしろ、こちらこそお願いします」


 そう言うと、少年は殺人鬼を引きずりながら歩きだした。

 私はその後ろ姿をぼーっと眺める。


 よくみると、身長は私よりすこし高いのかな。でも、体はたくましくって私なんかとは大違い。すごく、頼りがいのある背中。


 それよりも、さっきはいきなり現れて助けてくれて……かっこよかったな。まるで、おとぎ話に出てくる王子様みたいな。


 なんて。

 死ぬ間際から王子様だなんて、なんて浮き沈みのある物語だろう。

 早くも波乱万丈な現実に驚きながらも、ついつい笑みがこぼれてしまう。

 なんて素敵な出会いなんだろう。

 こんなにも心の声が澄んでるってことは、きっと裏表のない人なんだろうなぁ。

 強くて優しくて穏やかで……。そんな人が突然現れたら、うっかり好きになっちゃいそう。


 そんなことを考えていると、唐突に少年が後ろを振り向いた。

 その顔は真っ赤で、みるからに驚いているようだ。

 なにがあったんだろうと、私は首をかしげてみる。


「な、なにが……いや、気のせいか?」

「何かありましたか?」

「いや、なんでもない……。すまない、驚かせて」

「いえいえ」


 そういってまた前を向く少年を見ながら、私は胸の高鳴りを感じていた。

 何があったかわからないけど、驚いているところは可愛いんだね。

 人生で初めの感情に心躍らせていると、今度は私が驚かされる番だった。

 それは、彼の心の声。

 その声が、大きく私の耳に響いてきた。


(可愛すぎるだろ、本当に)


 え? いまなんて――。


(まじ直視できない。あんな顔で微笑まれるとか、どんなご褒美だって。金貨二十枚なんかめじゃねー)


 何それ!

 いきなり褒められるとか聞いてないんだけど!

 だってだって!

 今の私、ずたぼろドレスだし、お化粧もしてないし、泣いてるところも見られちゃったし!


(その……泣いてるところも、守りたくなるっていうか、やばかった)


 えええぇぇぇぇぇ!

 なにそれ!

 これってどんなプレイ!? どんな顔して歩けばいいかわからないんだけど!

 まさかまさかまさか!

 こんな素敵な人に、そんなこと思われてるだなんて!


 本当にどうしたらいいんだろう!!


 私は、終始褒め続けてくれる心の声に身もだえながら駐屯所まで歩いて行った。

 それよりも、なんだか心の声とすこしだけ会話みたいになってるのは気のせい?

 そんなことを考えながら、私は胸の高鳴りが聞こえないように自分の身体を抱きしめることしかできなかった。


 ◆


 気づいて……ないんだろうな。


 俺は、そんなことを考えながら後ろを歩く貴族風の少女に意識を巡らせた。

 たまたま追いかけていた賞金首を捕まえたら、たまたま襲われていた美少女を送っていくことになったんだが、まさかこんなに可愛い子だなんて思っていなかった。

 そして、その少女がおそらくだけど珍しいスキルを持っていることも予想外だ。

 本当におそらく、おそらくだけど、後ろの美少女は自分の気持ちを相手に伝える――いわゆるテレパシーのようなものが使えるんだろう。

 昔住んでいた日本では超能力とも言ったけど、そんな力があるに違いない。

 だからこそ、戦いの最中に不自然なくらい大きな声で「後ろ!」って聞こえたし、今も、その、なんだ……。

 後ろから、うるさいくらいに声が聞こえてくるんだから。


(かっこいい!)

(照れてるところも可愛い)

(好き! 好き! 好き!)


 まじかよ。

 嬉しすぎるけど、見る限り俺に気持ちが駄々洩れなことに気づいてない。

 好意を寄せられるのは嬉しいけど、これは俺の心と身が持たない。


 けれど、俺だって見るからに訳あり美少女を見捨てるなんて選択肢があるわけじゃなく。できることなら守ってやりたいくらいに思っちゃったんだから困るよな。


 こんな珍しいスキルがあるならきっとこれからトラブル続きだろうし……。

 さてさて、どうしたもんかね。


 ***


 そんな相手の心も自分の心も駄々洩れな貴族令嬢と、異世界転生チートの出会いからすべては始まった。これから先、お家復興どころか国中を巻き込んだ大騒動の中心になることも、お互いの想いは駄々洩れなのにぜんぜんくっつかないジレジレ恋愛譚が繰り広げられることも、なんだかんだ楽しく冒険を続けていく運命にあることも、今の二人は、全く何も知らなかったのだ。


 完



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[一言] 続きを期待してしまうほど、面白かったです! 続き、あったら絶対に読みます。
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