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教え子の甘い誘惑  作者: mimuka
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しかし見つからなかったので、とりあえずメールに視線を向ける。


『授業を真面目に受けなさい! 良い子になるんでしょう?』


と返信するとすぐに、


『ぶ~★ 分かりました。でも今夜、部屋に行っても良い?』


…切り替えしが早いなぁ。


しばらく考えた後、テスト期間中は会える時が少ないことを思い出した。


ストレスをためさせるよりは、小出しに発散させた方が身の為だ。


『分かった。じゃあ7時過ぎに』


『OK! 待っててね』


ケータイをしまうと、今夜の献立を考えた。


彼は偏食が多いから、それを食べさせる為に料理するのが大変だ。


「帰り、スーパー寄って行かなきゃ…」


今日はテスト問題の最終確認をしようと思っていたのに…。



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