表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
教え子の甘い誘惑  作者: mimuka
21/40

21

「う~ん…。それじゃあどこを逢引場所にしようか?」


彼は後ろ手に鍵をかけ、アタシに近寄ってくる。


「学校の中はもうやめましょう? 気が気じゃなくなるわ」


「でもスリルがあって良いでしょ?」


彼は悪魔の微笑を浮かべると、その腕の中にアタシを引き入れた。


「―会いたかった。美咲」


「…1時間前の授業で会ったじゃない」


「こうやって1人占めするのは、この前の休日以来だろう? 美咲の部屋の中でさ…」


「やっやめてってば!」


腕の中でもがくと、彼はクスクス笑って腕の力を少しゆるめてくれた。


「ゴメンゴメン。あの時の美咲があんまり可愛かったから」


…1人暮らしをしてて、良かったのか悪かったのか…。


合い鍵を渡してしまったせいで、彼は何時でも気が向けば、好きな時にわたしの部屋に出入りしている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ