好きでもない女の子からグイグイ来られても困るよね!
僕には、“1つだけ悩み事がある!”
クラスの一人の女子に、気に入られてしまった。
彼女は、僕の気持ちなど無視でグイグイ僕に話しかけてくる。
僕には密かに好きな女の子がいるのに、、、。
彼女は、僕の好きな女の子を知ってても今の僕との関係を
変えないだろう。
こういう女の子は、図々しくて厚かましい。
僕に好きな女の子がいると分かれば、その女の子にしつこく
付き纏って、僕に近づかないように必ずするはずだ!
だから絶対に彼女にだけは、僕の好きな女の子がバレないように
注意を払って行動するようにしていた。
・・・でも? 遂に僕の好きな女の子が彼女にバレてしまう。
バレた瞬間、彼女が僕の好きな女の子に何か話しかけている。
僕は遠くからその様子を見ているしかなかった。
そして、彼女が僕に近づいてきた時に彼女に僕の好きな女の子と
二人で何を話したのか何気なく聞いてみる。
『・・・あのさー朝、坂本さんと2人で何の話をしてたの?』
『えぇ!?』
『ほら? 教室で2人で話してたじゃん!』
『ひょっとして、気になる?』
『・・・えぇ!?』
『そうだよねー市東君、坂本さんのこと気になってるんだもんね!』
『・・・えぇ!? い、いや? そうじゃないけど、』
『別に大した話じゃないよ』
『・・・でも?』
『私も坂本さんと仲良くなりたいなーと思っただけよ』
『・・・そ、そう、』
一体、京野は何を考えているのだろうか?
僕の好きな女の子が、同じクラスに居ると分かって
何を彼女が坂本さんに言うのかが怖い!
僕が好きになってほしいのは、坂本さんだけだ。
それ以外の女性に、僕は興味がないし。
ましてや僕にとって京野は、他の女子以上に興味がない!
男勝りで、女性らしさの欠片もない女の子だ。
気が強く、自分の言いたいことは何でも言う。
僕の好きなタイプには絶対に入らない女の子。
・・・それなのに、彼女にとって僕は恋愛対象なのか?
毎日彼女に、僕は話しかけられる。
僕が凄く困っていると? 彼女がある日こう言った。
『まさかだけど、“私が市東君の事好きとか思ってないよね?”』
『えぇ!?』
『そういうの面倒くさいんだけど!』
『じゃあー何なの?』
『ただ単に、話しやすいってだけよ! それに坂本さんだって別に
市東君の事好きじゃないし!』
『・・・えぇ!?』
『坂本さん、隣のクラスの吉水君の事が好きなんだって!
何なら、私も“市東君より吉水君の事の方がタイプなんだけど!”』
『・・・・・・』
『ごめんね、早く話せばよかったよね』
『・・・あぁ、ううん、』
『じゃあー明日から私、市東君にこんな風に話かけるのやめるから!』
『えぇ!?』
『他の子にも、誤解されてるみたいだし』
『・・・あぁ、ううん、分かった、』
『じゃあーがんばってね!』
『・・・ううん、』
・・・なんだか終わりはあっけなく終わってしまった。
僕もあんな風に、彼女に言われると想ってもみなかった。
この件があってから、僕はいつの間にか。
“坂本さんから京野に恋をしてしまう。”
僕の事を一方的に好きだと思っていた彼女を今では好きになって
しまうなんて!
【恋】とは? 魔物なのかもしれない。
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