表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/243

第79話 4階層探索開始

「ご、ごめん…」

「わかってくれればいいんです…叩いてごめんなさい」


 ペコリと頭を下げファーナさんは頬を叩いたことを謝ってくれた。でも少しだけ納得できない、なんで叩かれたのは俺だけなんだってことが…


「まあよっすーがなんでそんなこと気にしてるか知らんが、今日からは4階層だな!」

「はい、新しいところです。後少しで半分なので気合入れていいましょー?」

「そうだな」


 ということでいったんダンジョンマスターのことは忘れ、早速俺はファーナさんの胸当てを『合成』する。その防御力の上がりにファーナさんは驚いていたが、とても感謝してくれた。

 タッチパネルを操作し俺達はいよいよ4階層へと脚を踏み入れるのだった。一度来ているのでダンジョンの様子はわかっているが魔物はまだこれからなので、何がいるのか少しだけ楽しみでもある。今回のマップは左上から始まっているみたいだ。

 相変わらずの健太が先頭で歩いていく。だが今日は盾は持たず何故か短剣をそれぞれ1本ずつ手に持っていた。


「あれ、健太盾は?」

「昨日話しただろうっ?ていうか『合成』してもらったやつなんだけど!」


 そういえば昨日健太の武器『合成』した気がするわ。話は…全然聞いていなかったな。


「で、なんで盾やめたんだっけ?」

「~~~うまく使えていないからやめたんだよ!武器2本なら両方振ってもいいし、いざとなったら投げるのもありかなーってなっ」

「え、それってど…」

「ファーナさんいいよやらせてみれば」

「そうですか?」


 ファーナさんが何か言いたそうにしているが、やってみたいなら健太の好きにすればいい。投擲とか…練習もなしに出来る気がしないんだがな。

 そんなことを話ながら進んでいると前方から羽音がしだした。どうやら今回は飛んでいる魔物のようだ。段々とその音は近づいてきて見える距離になるとそれが1匹じゃないことに気がついた。


「いきなり3匹か…ファーナさん名前は?」

「たぶん…ババントかな?洞窟とか普段行かないから見るのは初めてですね」


 飛びながら現れた魔物は蝙蝠に似た生き物だった。それが飛びながら3匹こちらへ向かってくる。


「丁度いいな1人1匹。ほら健太早速投擲チャンスだぞっ」

「まじか…いきなり飛んでる相手になげることになるとか、難易度高いなっ」


 まずは1匹、なれたものでファーナさんが矢で仕留める。やはりこの手の相手は弓が有利なんだなーと痛感する。俺は杖を振り回すがたまにかする程度で仕留めることが中々出来ない。多分力が空気中に逃げてしまうからダメージにならないんだと思う。そして健太のナイフは綺麗に弧を描いて地面に突き刺さっている。どう見ても投げる速度が足りないわ。あっさりと避けられ、ババントは余裕をかましている。

 俺はひたすら杖を振り回し、なんとなくババントの動きがわかってきた。右から左へ振りぬくと上へ反対からだと下へ何故かこいつは避けている。それがわかると後は簡単だった。右から左へと振り切ると見せかけてその途中で俺は思いっきり上振り上げるとあっさりとババントを仕留めることが出来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ