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第74話 ソロ活動2日目3

 昼寝から起きると外はすでに暗くなっており、どうやら俺は寝すぎてしまったようだ。気分はしっかり寝たぶんすっきりとしており、このままだらだらとテレビとか見て過ごすのももったいない気がする。そう思った俺は夕飯を食べた後再びプレハブの中へと入ることにした。もちろんこんな時間に出かけることを母さんに聞かれたが、ちょっと散歩してくるといって外に出てきた。


 懐中電灯の明かりを頼りにプレハブの地下へと下りる。そういえばこんな時間にダンジョンへ行くのは初めてだが、昼間と何か違いはあるのだろうか?

 そんなことを考えながらタッチパネルを操作し俺はダンジョンの中へ入った。中に入ると普段昼間に来ているときと見た感じに違いは感じなかったが、気持ち気温が落ちているような気がした。やはりこんな時間に足を踏み入れる人のほうが少ないからだろうか少しだけ寂しくも感じる。そのままタッチパネルで3階層へ進もうと壁に向かって手を伸ばすと、いつも使っているタッチパネルのすぐ右横に不自然に壁に隙間が開いていた。


「気のせい…じゃない?」


 手で触ってみたが影になっているとかではなく触るとちゃんと溝があるのがわかる。押してみたり指を無理やり隙間に入れて引こうと試してみたが特に動く様子はない。


「開くのかと思ったんだが違うのか…」


 この手のものを開ける方法は限られている。押す、引く、破壊する…あー魔法とかで開けるのかも知れないな。後は鍵を開けるみたいな道具とか??


「ん…1つ忘れてたな」


 そう今出来ることでまだ試していなかったことがあった。横にずらす、だ。俺は早速狭い隙間に指を掛け、左から右へと力をこめた。するとさほど力がいらず横へとパネルと同じ大きさぐらい動いた。そこから現れたのはよく見る逆三角形のボタン…エレベーターとかを呼ぶあのボタン。もちろん俺は押してみたが、光ったりもしないし何も変化は訪れなかった。


 何もないのならいつまでもこんなボタンにかまっていても仕方がないので、俺はタッチパネルを操作して3階層へ移動した。

 昨日と同じように一番近い水溜りで今日の昼間やれなかった分の鱗集めを始める。杖を前に差し出すと早速魚が食いついてきた。時間を空けたことで魚達も通常の行動に戻ったようだな。たとえ魔物だとしてもやっぱり魚は魚ってことだ。近くであんな大きな音を立てられたら近づいてなんてきやしない。


「さて、30分頑張りますか」


 まあ鞄に入れられる量も限られているし、夜もまだ時間はあるが1人でこんなところに長いするもんでもないからな。


 それから俺は予定通り30分杖を地面に叩きつけた。

 最初入り口で見たものが何だったのかわからないという謎と帰り際視界の端に白っぽいものを見かけたが、まあ気のせいだろう。というか気のせいじゃないと困る。


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