第69話 アイテムの確認とこれからの予定
1階層に戻るとまずはあたりを見回してみた。どうやら双子の姿はないみたいだ。そのことにホッとした俺達は本日手に入れた宝箱の中身の確認へと走った。
まずは装備から確認してみると斧は鉄で出来た斧でまあ俺達は使わないから性能は気にしない。次に弓だが、これは今ファーナさんが装備している弓と同じ木の弓だったので合成して木の弓+2にしておいた。そして棍なのだが…妙に長いと思ったら物干し竿だった!正確には鉄の棍と書かれていたのだが、説明文に洗濯物を干すのにも使えるとあるもんだから、どう見ても物干し竿だろうということで落ち着いた。武器として使うか物干し竿として使うか悩みどころだな。ひとまずファーナさんのマジックバックに眠っていてもらう。
装備の確認が終わったので次は筒の確認に移った。まず一つ目は『魔法』。うんこれはすでに俺が使ったものと同じものだ。なのでいらないだろうけど荷物を増やせない以上これは健太に覚えてもらう。
2つ目は『スキル《鑑定》』これは大当たりだろう。《鑑定》があれば毎回タッチパネルのマーケットで確認する手間が省けるというものだ。そしてこれは誰が使うかということだが…使い方を考えるとダンジョンで移動中にはあまり使わないと思うし、結局最後探索を終えてから使うことになると思う。そしてこれはスキルなので体力を消費して使うものだ。出来たら体力に余裕がある人に使ってもらいたいところ…ということで誰でも使えるほうがいいんじゃないかという話になり、俺が持っている『スキルリング』に覚えさせ、余裕がある人が使うという形になった。『スキルリング』自体は俺の物なので保管はそのまま俺がしておくがな。
最後は『魔法』これも2個目だな。俺が合成に使ったやつだ。このまま俺が覚えて使うのもありなのだが、消費が少なめとはいえ狩りにずっと使っていたら厳しいだろう。なので攻撃系の魔法は合成でいざというとき役に立ちそうなものを作るための材料として保管することにした。
「よっすーは明日からどうするん?」
アイテムの確認が一通り終わったので健太が予定を聞いてきた。そうだな…一応それぞれの予定を確認しておいたほうがいいか。
「健太は?」
「俺?もちろんダンジョンに来るつもりだが…やっぱ1人じゃまずいか?」
「ん~~1階層で金策とかして装備を新しいの買うとかくらいなら大丈夫じゃないか?」
「だよなっ流石に他は単体でいないから厳しいしな。うん、そうするな」
「そうしてくれ。んで俺は売らずにためた毛皮をちょっと合成試してみたりとか、あとはあれだ。3階層の鱗集め。これならすぐある水溜りで出来るから他の魔物の遭遇率が低いだろう?まあやばかったら帰ればいいし。まあそんなところで、ファーナさんは?」
「私ですか…そうですね。折角の休みなんで一回家族のところへ顔でも出してきます。」
「あー今1人暮らしかなんかなんだ」
「そうですね。基本こういった冒険者業してるとあまり家に帰らないので」
「なるほどな~」
それぞれの予定を確認すると俺達はまた3日後に会うことを約束して解散したのだった。




