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第49話 ダンジョンの中のお茶会

 1日休んでダンジョン再開だ。俺がいない間健太とファーナさんは何をしてたか知らないが、危ないことだけはしてないとい信じたい。それに昨日貰ったお金で俺からもファーナさんにその場で食べるおやつを用意してみた。持ち帰りするから取り上げられるんであって、その場で食べてしまえば渡しようもなくなるから問題ないだろう?


 健太と合流し俺達はプレハブの地下からダンジョンへと…行く前にまずは健太に確認からかな。


「健太昨日はあれからどうした?」

「ああ、昨日は2階層でボスにあったらやっぱ2人じゃまずいからさ、1階層で金策と魔法のお試ししたくらいかな」

「で、どうだった?」

「それがさ…よく考えたらスライム相手にアタックブーストとか意味なくて、基本当てれば1撃だしな…あーでもポイズンにも1撃だったんだが、レベルも上がってるからどうなんだろうな?」

「まあ今日2階層でわかるんじゃね?」

「そうだな」


 話をそこで切り上げ俺達はダンジョンの中へと入っていった。今日はすでにファーナさんが来ていて壁にもたれぼんやりとしていた。


「あ、今日はヨシオもいるのね。やっぱり3人はいないと2階層からきついからね」


 おお…1日会わなかっただけなのにファーナさんの笑顔が眩しく見える。やっぱり顔の作りからしてかなり違うから目の保養になるな。


「あーそうだファーナさん。今日は健太とは別に俺も用意したんだおやつ」

「いいんですか?」

「もちろん。それにたしかファーナさんのとこ甘いのとか高いって言ってたじゃないか。こっちではそうでもないからな。」


 ダンジョン入ってすぐ1階層のパネルがある目の前で俺はレジャーシートを広げた。これをひけば落ち着いておやつを食べられる。どうせここはスライムくらいしかいないし、入り口近辺にはほとんど近づいてこない。なら座って食べても大丈夫だろう。気をつけなければいけないのは後2人いるらしいここに来ている人達くらいだろうか。


 ファーナさんに履物を脱いで上がるようにいい座ってもらう。今から何が出てくるのかとても楽しみのようで目をキラキラと輝かせている。


「ほら、これだよ」


 俺がリュックから取り出したのはプラスチックに入ったコンビニやスーパーとかでよく見るケーキだ。ちゃんとケーキ屋とかで買ってきてもよかったんだがこっちのほうが持ってくるのに都合がいいんだよなー


「ななな…なんですかこれはーー!」


 うん、ファーナさんがすごい食いついた。見た目だけでかなりきたみたいだ。


「こっちがイチゴのショートケーキでこっちがチーズケーキ」

「ふわぁ~…形も色もかわいいですねぇ~」

「2個づつあるから1個づつ食べていいよ。健太はどっち食べる?」

「んー…チーズ…いやイチゴにするわ」


 それぞれ紙皿にとりわけ後は紙コップにペットボトルの紅茶を注ぐ。

 俺達はこんなとこでちょっとしたお茶会を開いた。ファーナさんは何故かぽろぽろと涙を流しながら食べていた…よっぽどうまかったんだろうな。

 

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