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第45話 どこから3階層へ?

 健太とファーナさんが肩で息をしている。2人ともムキになって戦いすぎだと思うよ?

 あっさりと倒されたボスがいた場所には宝箱が3つ転がっている。今回俺何もしてないのにちゃんと人数分あるんだが貰ってもいいのかな。

 とりあえずどうせランダムだからと2人には座っていてもらってちゃっちゃと3つとも開けて中身を回収する。詳しいことを確認するのは後でいいだろう。


「えー…ボス倒しちゃったわけだけど、ないね」

「何がだー?」

「3階層へ移動するためのパネル」

「あ、ほんとですね…壁も床もそれっぽいのないみたい」


 周辺を確認してみるけどやっぱりない。10階層まではあるはずだからどこかにはあるはずなんだけどどうみてもやっぱりない。


「どういうことかわかる?」

「そうですね…ボスは倒したからどっかからおりられるようになったけど近くじゃない…とか。後はボスじゃなかった…?」


 ボスじゃない…か。なるほど。1階層ではいろんな種類が集まったでっかいスライムだった。もちろんその階層にいたのもそのスライム達。ということは…


「ボスの数って1体って固定なのかな。もし違うならでっかいリトルウルフもいたりするんじゃないか?」

「「……」」


 つまり今までのことを考え、これが正解ならそろそろもう1体が現れてもおかしくはないってことだ。


 みんなで周辺を見回し警戒するが今のところそのでっかい姿は現れない。どうやら考えすぎだったみたいだ。


「よかった~~リトルウルフのでっかいのとかマジかんべんだよ…」

「健太がおとりとして活躍できる場だったのに残念だな?」

「おとりとして活躍って意味わかんねぇーよっ?」


 呼吸も落ち着いてきたみたいだし俺達は探索を再開した。先へ進めないのだから仕方ないよな。それからも何度も健太がリトルウルフにガジガジされたのは言うまでもない。

 そんな狩りを終え、俺達は1階へ戻ると宝箱の中身の確認をすることにした。今回手に入れたのは『スキル《ガトリング》』『魔法アタックブースト』『魔法ストーンバレット』の3つで今回は装備は0。


 スキル《ガトリング》は遠距離攻撃が尽きるまで連続で攻撃し続けるというスキルで矢だと矢が無くなるまで、魔法だと魔力が尽きるまで同じものが連続で出るスキルのようだ。

 魔法アタックブーストこれはもうそのまま攻撃力を上げるもので、魔力5消費して攻撃力が20上がる支援魔法だ。効果時間は10分と短い。今のところボス戦の直前くらいしか使えないだろうな。

 魔法ストーンバレット初めて出た攻撃魔法だ。土属性の魔法で攻撃対象に石をぶつけまくる魔法。魔力5消費し、威力は知力で貫通力が速さで変化するらしい。


 この3つをどう分配するか悩みどころだな。

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