表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの頃。  作者: 坂本
1/1

8月1日

ミーン。ミーン。とセミの声が鳴り響く・・・。

8月1日。夏休みが始まり、ちょっと日にちがたった頃。僕は友達と遊ぶ約束をし、近くの神社に集まることにした。

僕は、一番のりで待っていた。

タッタッタッと聞こえてくる、足音。

「しゅーん!来たよー!」

あきらの声が聞こえた。

「遅いよ〜。他の皆は?」と、苦笑いのしゅん。

「あ、すぐそこの、駄菓子屋に行ってるよ」

神社の階段降りた目の前に古くからある、小さな駄菓子屋。よく、学校帰りに寄っている。

「そっか。皆が来たら話そうかな」と、楽しそうに隠し事をしているしゅん。

何だろうとあきらは気になった。

また、タッタッタッと2・3人の足音が聞こえてきた。

「お待たせ!」と、さくらが言った。

さくらの手にはビニール袋にお菓子がたくさん入っていた。

しゅん。あきら。ゆうき。さくら。なつみ。よく、遊んでいるメンバーが集まった。

「今日は、秘密基地を作る!」しゅんが大きな声で言った。

「おー!」「やったー!」「楽しそう」など、色んな言葉が聞こえ、しゅんは嬉しそうだ。

神社のすぐ裏に竹林がある。そこに秘密基地を作る。と考えていた。早速、神社裏の竹林に入っていく。

まだ、小学6年生だが、いい思い出作りのためにやろうと思ったのだろう。

しゅんが自分の家からこっそり、ノコギリを持って来ていた。

まだ、あまり大きくない竹をギコギコと切っていく。

「虫がいっぱいいるよー」と泣きそうになる、か弱いゆうき。

「男の子なんだから、ちゃんとして!」となつみがちょっと怒る。

直径3m程の円ができた。

「よし!ここにしよう!あまり外からも見えないし、この人数なら充分かな!」としゅんが言う。

休憩しながら、さっき買ってきたお菓子を食べ始める。

「後は、竹の葉とかで、壁みたいなの作れたらいいねー。」と、あきら。

お菓子を半分ぐらい残し、秘密基地作りに戻る皆。

しゅんとあきらは葉付きの竹を集める。他のゆうき、さくら、なつみは竹の葉を秘密基地全体的に散らばせ、床を作る。

黙々とやっていく内に、5時に役場から聞こえるチャイムが流れ始めた。

「もう、5時かぁ。今日はもう終わりにしよう!また、明日遊ぼう」と、しゅんが汗を拭いながら言った。

皆は頷き、神社の前まで来て、解散した。

8月1日。終わり。

懐かしい小学生の頃の夏休みを書いてみました。秘密基地を作るのは楽しかったですね〜。 続きはいつ出すかわかりませんが、よろしくおねがいします。

読んで下さり、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ