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闇の巫女

闇の巫女と魔族の貴方

作者: juggler

本当は、光の巫女になりたかった。




なーんてね。教祖様に言ったら、嘘でも怒られちゃいそう。




でも、別に闇の巫女になったからって、嫌なことは無いわ。




だって、任期が終わったら、私のような人族でも、魔族の貴方と生涯を共にできる。




さ、いってらっしゃい。私の最も憎む、聖人達との戦争でしょ?




この安全極まりない場所で、無事を祈ってあげない事もないわ。




えへへ、ばれた?本当はものすごく心配。




なんで貴方が行くのよ。え?私をもらっても文句言われない階級になるため?




嘘を言わないの。この戦闘バカめ。




……は、はぁ?そこに私バカも入れて欲しいね、って…うぅ……




からかうなんて酷いじゃない。




ほら、迎えの従者さんが来たわよ、さっさと行けば?




はいはい、じゃあね。無事を祈ってあげるわ。






*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*




【緊急・アシュリー将軍、その部隊共々・敵奇襲により壊滅・将軍は死亡】





・・・そう、案外あっさりした最後だったわね。




大好きな戦闘のなかで人生を全うできて、幸せだったのでしょう。




笑いながら剣と魔法を振り撒く貴方が眼に浮かぶようだわ。




え?心配してくれるの?




人族かぶれの私になんて付けられたんだから、恨んでもいいのに………優しい侍女を持って幸せよ。




それに大丈夫。




私って案外、執念深いストーカー気質なのよ。ふふっ。




それにしても過保護というか抜けているというか………いいえ、何も言っていないわ?




刃物一切を部屋から消すなんて………不便だわ。




さ、貴方も喜びなさい。




今日でわがまま娘のお守り解放よ。もう話は付けてあるから。




そんなに泣きそうな顔をしないで。後任が来るまでたった1日じゃない。




さ、出てった出てった。早く行きなさい。あと、今までありがとう。




え?だから何も言ってないわよ。はい、じゃあね。






さぁて。貴方。……私は執念深いわよ。地獄の底までだって追いかけてあげる。




また会えるわよ。絶対会いに行くんだから。




だってまだ、一度も言っていないもの。










アシュリー様。貴方のことが、大好きです。




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