幾つかの作品を読んで本文AI執筆について思った事
20260410公開
『違和感』
最近、ランキングにも多数のAI利用作品が上がる様になりました。
面白そうな着眼点、タイトル、プロットなのでフラフラと読み始めるのですが、読み進める内に、何かモヤモヤとしたモノが拡がり出します。
いや、面白いのは面白い・・・
でも、なんだろう、このスッキリしない感じは?
どうしても違和感がつき纏うので、読むのを諦めたら、『AI本文作成』というタグが付いていた・・・・・
こういった経験が何回か続きました。
多分ですが、AIはmrtkよりも賢いので、mrtkが執筆する作品よりも読者受けする書き方を実践している気がします。
でも、AIはmrtkよりは前後の繋がりを気にしていないのか、勢いだけの文章になっている気もします。
結果、面白いんだけど何かモヤモヤする作品になっているのかな? という結論に達しました。
ランキングに載るくらい人気なので、皆さんは違和感を感じないのでしょう。
おじいちゃんのmrtkの感性が錆び付いているだけだと思いたい今日この頃。
そうそう、AIを誤字脱字チェックに使うのは有効だと思いますよ。
誤字脱字って、執筆した本人では素通りするのがデフォですから(^^;)
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『矛盾』
AIによって本文を作品を書いた作品を読んで気付いた事ですが、作中の設定が理由も無く変わるんですよね。
例えば、異世界転生モノだったとしましょう。
冒険者登録をする時にランクアップしないと上のクラスのダンジョンに入れません、と受付嬢に説明されているのに、次の話ではランクアップ無しで格上のダンジョンに突入していたりします。
え、前話でダメって説明されたやん、って突っ込みを入れるんですが、主人公は突っ込んでいきますし、門番?は止める事をしません。
多分、AIにとって、設定をルールとして認識しないのでしょう。
設定厨にとっては、はぁ? 理解出来んわ、となること間違いなしです(^^;)
まあ、ちょっと古いバージョンのAIに人物の動画を描かせたら、3本目の腕が勝手に生えたり消えたり、いきなり別物の何かに変化したりするのと一緒の現象なのかな? と思います。
あと、単位というか、計算が合わない描写も・・・
例えば、『馬に乗った敵が1キロメートル先まで迫って来ている。この基地に辿り着くのは夜が明けた頃だろう。5時間は寝れるな』なんて書かれていたら、どう思います?
え? 馬に乗っていて時速0.2㌔?
馬が匍匐前進しているのか? とツッコミを入れたくなりませんか?
結論として、元々計算力というか演算力はmrtkよりもAIの方が絶対にスゴイ筈なのにこういう間違いをしてしまうのは、AIは設定と計算を軽視する傾向が有るんでは無いでしょうか?
設定は文章を飾る言葉でしかなく、数字はただの表記でしかない。
距離・移動手段・移動速度・目的が連動していない、と言うべきか・・・・・
まあ、人間が書いているならば思考経路は想像出来ますが、AIが書いている場合はどの様な思考経路を辿ったか分かりませんから、不意打ちを喰らうんでしょうね。
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『各話バラバラ』
AIで文章を作成した小説を読んで感じた3点目ですが、それは統一性が欠如する事が有る、という事です。
例えば、前話では『父上』と言っていた筈なのに次の話では『おとう』と言ったりするんですよね。
これはAIにとって日本語が相性が悪いという事を表しているかもしれません。
英語なら『Dad』、『Daddy』、『Father』、『Papa』の4つでしょうか?
対して、日本語の場合は、ぱっと思い付くだけでも『父』『父上』『父さん』『お父さん』『親父』『とうちゃん』『おとうちゃん』『おとう』『親父殿』と9つも出て来ます。
自分を指す言葉なんか、もっと酷いですね。
だって、英語なら「I」だけで済むのに、『某』とか『我』とか『麿』とかの古い呼称まで上げたらきりがないんですから。
しかも、日本語って文脈や育ち、階級、年齢で呼称が変わります。
だからAIが下手な解釈をすると呼称が定まらなくなります。
呼称も設定と同じで、AIが苦手としているのかもしれませんね。
そういった混乱を避ける為には、作者様自身の手で修正をしなければならないのですが、どうもそういう手間を省いている作者様が多いのかもしれません。
AIに文章を書かせるのも1つの技能だと思うのでドンドン活用するのも有りなんですが、統一感を持たせる為にも是非とも推敲という一手間を掛けて欲しいと思います。
【追記】
ここからは小説家になろう様版だけの追記です。
『情熱』
mrtkはサクサクと書けるタイプでは無かったので、1話1話を苦労して書いていました。
ある程度書いた文章も、途中で表現を変えて書き直したりしましたから、我ながら遅筆だなぁと思っていました(^^;)
でも、それもまた楽しかったですね。
ここをこうした方が良いかも? いや、いっそ、丸っきり変えようかな? そう言えば、この設定をこうすればこういう展開に持って行けるじゃん、という試行錯誤を繰り返した結果、生み出された訳ですから、どんなに評価が低くても、我が子とまでは言いませんが愛着の有る作品とは言えます。
ですが、AI作成作品って、そういう愛着を受けていない気がするんですよね。
例えは変ですが、異世界ファンタジーモノで貴族家当主の父親と継母と義妹から虐げられる主人公並みにしか愛着を受けていない気がします。
え、分かり難い? ズバリ、シンデ○ラ並みって事っス(´・ω・)
うーん、もしかすれば、自分の作品という感覚が薄いんですかね?
だから、書き上がった作品を読み返さないし、間違っていても修正する気が無いのかもしれませんね。
うん、mrtkはAIを使って小説を書こうとは思わないっス(´・ω・)
生み出された作品が可哀想っスから(>_<)
最期までお読み頂き、誠に有難うございます m(_ _)m




