職場における虫との戦い
虫の描写があります。苦手な方、要注意です。
私は某コンビニに勤めています。
平素は接客や品出しをメインとしていますが、手が空いてる時は清掃作業をします。
春〜初秋にかけて、地味に我々を悩ますもの…。ズバリ、虫です。
蛾、蝶、カナブン、ハエ、蚊、コバエ…他、名もわからぬ虫達…。
多分、店舗に入ってくる時点で弱っているのでしょう。
だいたいが死骸なのですが、たまに生きてて、「これが最期!」と言わんばかりにバタバタされて、内心「ひぇー」となります、はい。
我々店員の武器(?)はハンディタイプの掃除機とハンディタイプのモップです。
要は吸い取る。
要は弾き飛ばして、その後をまとめて清掃する。
危険箇所は多々ありますが、特に(我が職場では)危険なのは、酒棚です。ワインボトルの裏にひっそりとまってる蛾…。突然、襲いくる、蛾。
半泣きで(内心で)ティッシュを何枚か重ね、使い捨て手袋をはめ、可哀想だけど潰しています。
だって逃がそうとしたら、店内に戻ってくるんだもの…。
去年は三回、大型の蛾(クスサン、といいます)に襲撃…大袈裟に聞こえるでしょうが、こちらの顔面に向かって飛んでくるので…遭って、今年が恐怖でしたが、どうやら、よそで大量発生しているらしく…。
来年は我が身か…?と身構えています。
殺虫剤もあるんですが、食品を取り扱ってるのでね…。
残暑の折り、弱った虫達がさまよう店内を、「お客様からクレームが来たら、困る…!」と戦っている店員が、今日もどこかにいるのです。