あつい
前作、ファーストキスの答え合わせ。
ファーストキスはただのたとえ話。
派手に転んで、顔面アーっ!となっただけ。
…
え?なんでそんな反応するのかじゃないよ。なんでそんな恋愛脳なのさ。
人って一言も言ってないよ。ずっこけただけだよ。大事にしてごめんね?
まあ、大地の愛を感じることができたから、ヨシ!
…
今回は語り手と相手がどこにいるのか、出来たら二人の出身地も考えてみてくださいね。
ひー。クソあちい。
死ぬあつさだわ。これ。
そのくらいで音を上げるな、うるさい、だって?
仕方ねえだろ。俺、ここに来たばっかでこのあつさに慣れてねえんだよ。ようやっとギリギリ耐えられるようになったってのに…。むしろ褒めてほしいんだけど?
棒読みやめろ。
てかお前、そんなところにいてあつくないの?めちゃくちゃひの当たるところじゃん。
あ、そう。慣れてるから、なのね。どこで過ごしたらそんな風になれるのやら。
それを言うならこっちもだって?この程度ならここのヒトも耐えられる?
それは無いと思うが。
…俺のいたところはここよりはるかに涼しくて過ごしやすいところだな。ひんやりって言葉がしっくりくるとこ。
オバケって…お前なあ。ひんやりだけでオバケは出ないぞ。むしろオバケが周りをひんやりさせてるだろ。あそこはそんなところじゃねえよ。そもそもヒトが簡単に行けるようなとこじゃねえし。ここからかなり遠いところだからなあ。
それを言うならここも、だって?
まあ、そりゃそうだわな。ここもヒトが簡単に来れるとこじゃあないな。奥深くだし。よくここまでこれたな、俺?
私も褒めろじゃねえよ。お前ここまで来るまで俺になんかやったかよ。言っとくが応援は何かやったことに入らないからな。
荷物持ってる?現在進行形?ひれ伏せ?
…すまん。お前もよくやってるよ。だから頭狙うのはやめてくれ。
うげえ、まじあついな、ここ…。
まあ、慣れては来た気がするな…。ちょいとヒリヒリはしてるが…。
んで、さっきははぐらかされたが、お前はどこで過ごしてたんだよ。俺もあつさに耐えられるボディが欲しいんだが?
ほー。太陽の近く…。太陽の近く?
ここの赤道か…?
ああ、そう…。そういうことにしとく…。
まあ、どちらにせよ、俺には無理ってことが分かったわ…。そんなところにいて大丈夫な生命体ってなあ。
すごいでしょじゃねえよ。どや顔やめろ。
お読みいただきありがとうございます。