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武神竜王を助ける

時間や距離とかの単位は基本は日本と同じにします

「ならまずはお前の父さん。先代竜王のとこに連れてってくれ」


「弔ってくれるのかの?」


「まあそんなところだ」


「でもここからだと歩いて時間がかかるのじゃ。だから妾の背中に乗っていくのじゃ」


「いや大丈夫だ。少し頭を借りるぞ」


と言ってアレクはコーデリアの頭に手を置いた。

「な、何するのじゃ!」


コーデリアは急のことで戸惑っている。が満更でも無さそうだ


「今からコーデリアの記憶を読み取って、竜王の場所にテレポートする」


「そんなことができるのか!」


「まあな」


と言ってアレクはコーデリアの記憶を読み始めた。時間にして数秒だがアレクの頭の中にはとてつもない時間が流れ込んできた。


「場所は分かった。テレポートするぞ」


と言ってアレクはコーデリアの記憶にあった場所にテレポートした


「ここは!最後に父上と会った場所!」


コーデリアが反応したからここで合ってる


「父上がいない!どこだ、どこにいるんだ!」


「竜王は多分帝国に連れて行かれてる。竜王の生態は謎だからな。それに竜から取れる素材だけでも凄いのに竜王からの素材はもっと凄いと考えるのが普通だ」


「てことは父上は帝国に」


「ああ、連れて行かれてるだろうな」


「そんな!もう父上と会えない」


「いや、まだ大丈夫だここから帝国まで歩いて2カ月はかかる。それを竜王を持って移動するとなると倍以上の時間はかかる。コーデリアの記憶を見た感じだとまだ1カ月ぐらいしか経っていないからまだ帝国にはついてないはずだ。だからそこを襲う」


「分かったのじゃ。今度こそは妾の背中になるのじゃ」


「了解。乗せてもらうよ」


というとコーデリアが大きな竜の姿になった


「急ぐのじゃ。父上を取り戻して。帝国を見返すのじゃ」


と言われたのでコーデリアの上に乗ると、コーデリアが凄い速さで飛び始めた


「うお!早いなぁ」


「竜をワイバーンなどと一緒にするでない」


と少し威張っていた。人の姿だったらドヤ顔を決めていたんじゃないか。しばらく飛んでると


「コーデリア!あそこだ」


前方を長い人の列ができていて真ん中に大きな荷台があった間違いなくあそこに竜王がいるだろう


「コーデリア!いい作戦がある」


と言ってコーデリアに作戦を話した


「なるほど。それならこれからも安心なのじゃ」


と言ってアレクは自分に偽装の魔法をかけ、上から人間では到底出せないような殺気を帝国の軍隊全体に出した




「何だこの殺気は」


「隊長!上に一匹の竜と上に誰か乗ってます!」


「竜だと!まさか復讐しにきたのか」


と下で騒いでいたが。更に殺気のレベルを上げると誰も喋らなくなった


「よくも我ら魔族の同胞の竜王を襲ってくれたなこの罪は重いぞ」


この言葉で周りは驚いた。まさか竜王が魔族と繋がっているなんてと


「そんな愚民には魔王直々に裁かねばいかんな」


この言葉は自分が魔王と言っているようなものだこの場にいる全員が恐怖した。魔王といえば初代勇者でも討伐したことがない世界最強のの存在だ。それが今目の前にいるのだ。


「その前に我の同胞を返してもらおう」


と言ってアレクは何かを引く動作をした。すると竜王が入っていた荷台から竜王だけが宙を浮いて出てきた


「なっ!」


と全員が驚いていたこの巨体を動かすほどの魔力を一人で持っているなんて考えたくもないからだ。しかし、実際そんなバカみたいな魔力を持ってるのはアレク1人だけである


「可哀想に竜王よ。我が今その命をこの世に戻そう」


とアレクがいうと竜王の体が光りだし光が収まるとそこにはコーデリアと同じ高さで飛んでいる竜王の姿が


「なっ!」

これには驚いた先程とは違って死の恐怖に対してだ


「我が同胞よよくぞ戻ってきてくれた」


とアレクがいうと竜王はそれに応えるように吠えた。その瞬間帝国の兵士は確実に死を確信した。

その後はコーデリアと竜王で兵士の大部分を駆除をした




「ありがとうなのじゃアレク!」


とコーデリアが喜んでいる。それはそうだ自分の父親が生き返ったのだ嬉しくないはずがない


「感謝しますアレク様。娘共々お世話になりました」


生き返った竜王が言ってきた


「これからは始祖竜を片っ端から潰していきたいと思います」


と意気込んでいるが


「まあ待て。せっかくの親子再会なんだ1日ぐらいは一緒にいてやれ」


「分かりました」


「それと帝国には俺からやっておく。あとできれば何だが始祖竜にも俺がやってもいいか」


「何故でしょうか?」


「いやそんな大した理由ではないんだがな。俺が始祖竜と戦ってみたいだけだ」


「なるほどそのような理由でしたか。ならば明日に私と始祖竜の巣に行って頂ければできますよ」


「ありがとな。それと竜王の名前はなんていうんだ?」


「申し遅れました。我の名はアルス・リュオン。以後お見知り置きを」


「俺も改めて名乗ろう。俺の名前はアレク・リーンよろしく。それよりアルスは人間の姿になってくれないか。竜の姿だと目立つからな」


「分かりました」


と言ってアルスの体が光だし収まるとそこには2mを超える身長とがっしりとついた筋肉の男がいた


「それがアルスの人の姿か」


「そうでございます」


「それとその敬語をやめて欲しいんだけど。俺はコーデリアと同じくらいだし、コーデリアと同じように扱ってくれ」


「分かりました。いえ、分かった。これでいいな」


「それでいい。俺は今から帝国に行ってくるから。予想なら俺が着く頃にはさっきの生き残りが帝都についてるはずだから」


「分かった。なら我らはアレクが来るまで待ってればいいな?」


「そうしてくれ。行ってくる」


と言ってアレクは走っていった。アレクは軽いジョギングのつもりだが、周りから見れば新種の魔物に見間違えるほどの速さだった



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