表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

〜気の入ったソーダ〜

 スライム用のソーダを4本と、自分用のコーラ2本を買って家に帰る。時間がかかった。もう昼前だ、僕は汗ばんだ体で自分の昼ごはんの用意をする。用意している間もスライムは僕の周りを跳ねていた。

 昼ご飯を作り終える。それから僕は洗面器に買ってきたソーダを入れる、シュワシュワ音をたててソーダは洗面器へ注がれる。

 僕は小さな机に自分のお昼を並べ、床に腰を下ろす。隣にソーダの入った洗面器を置く。

 僕がいただきます、と言って食べ始めるとスライムもソーダを飲み始めた。

 

 少しして、視界に入っていないが未だにシュワシュワする音が聞こえる、そろそろスライムは飲み終わるんじゃないかと思って、スライムの方に目を向ける。

 

 

 あれ?もうソーダなくなってるじゃん、、、

 なんでシュワシュワ言ってるの、、、


 洗面器はすでに空っぽであった。

 

 

 シュワシュワ音をたてていたのはソーダではなかった。



 、、、スライムだ。

 スライムからシュワシュワ音が出ている。しかも、スライムの体が完全にシュワシュワしている。

 

 スライムのこの異変に僕は焦燥感に駆られ、スライムを両手で持って掲げる。しかしできることは何一つ無いので無事を祈るだけだった。僕はスライムを地面に放した。

 

 しばらく観察しているが、そういえば結構色が戻ってきた。未だにシュワシュワしているが、スライムも元気そうに飛び跳ねていたので僕は胸をなでおろした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ