昼休み
更新遅くなってしまい、申し訳ありません!
Bのせいで、学食で昼食を食べるはめになった俺とCだが、今はもう教室へ戻る途中だ。
「ったく、アイツのせいで余計な金使っちまったぜ。」
「あ、うん、まさか、あんな甘いカレーを勝手に作るとはね……」
「……………あれは、喉が焼けたな」
「…………う、うん」
「さすがに甘過ぎる。。。」
そんな会話をしていると教室に着いたが、Bはまだ戻ってきてないようだ。
家庭科の先生には、事情を説明したうえで、B一人を残してきたので、評価が下げられたりはしないはずだ。
先生も呆れてたし。。。。
「前回の授業、どこまでやったっけ?」
俺は5限の生物の授業について、Cに尋ねた。
Cはプリントを一通り確認してから、
「た、多分、前回の授業で、区切りのいい所まで終わったから、きょ、今日から新しい所だと思うよ」
「おけ、サンキュー」
授業開始 3分前
Bはまだ来ない。
授業開始 1分前
Bはまだ来ない。
授業開始 30秒前
Bはまだ来ない。
俺は正直、勝利を確信した。
何故なら、奴は自分の犯した罪によって、授業に遅刻するのだ。
これ程、面白いことはない。(=俺以外は何とも思わないだろうが)
『お前の負けだ、B!!!』
そう、俺は心の中で叫んでやったよ。
授業開始 5秒前
もう遅い!今教室に帰ってきた所で、授業の準備が出来ずに遅刻になるのだからな!
「おい、A。一人でニヤニヤしない方がいいぞ。
結構、気持ち悪いから」
「あ、悪ぃ。ちょっと考え事しててな。」
ん??????????
なんで、俺の隣からBの声が聞こえたんだ?
え、あぁ、うん。
よし、負けた。。。
Bは俺の知らぬ間に着席していた。
教室に入ったのかすらもわからない。
今、思ったけど。。。。
至極、くだらないな。。。。。。。。