3限目 英語
ヤバい新キャラ、登場しちゃいます。。。
ぜひぜひ、読んでください。
はあ、次は英語ってことだから、、、
「はい、じゃあ、授業を始めましょう!号令をよろしく。」
英語担当、斉藤先生が来た。
この先生は、俺のヤバ人ランキングでも結構上位にランクインしている。。。
何故なら、、、
「Hello, everyone. How are you?」
(皆さん、こんにちは。調子はどうだい?)
「「「「Hello,Mr. Saito!」」」」
((((こんにちは、斉藤先生!))))
「No!!!
I'm 『Bob』!!!!!!!!!」
(違う!!!私は『ボブ』だ!!!!)
「Repeat after me. You are 『Bob』!」
(復唱してください。あなたは『ボブ』です!)
そう、斉藤先生は授業中は『ボブ』になるのだ。
ただ単に、その方が英語っぽくなるんじゃね?的な感じで、生徒に『ボブ』と呼ばせている。
れっきとした日本人だが、授業中だけ改名している。
だから、『ボブ』ってる。マジで『ボブ』!
補足だが、生徒の名前は変えていない。
というより、変えるのを拒否した。
「How are you?」(調子はどう?)
先生の質問に対して、皆が一斉に答える。
「I'm hungry.」(お腹減りました。)
「I'm tired.」(疲れてます。)
「I'm sleepy.」(眠いです。)
「I'm sleepy.」(眠いです。)
「I'm hungry.」(お腹減りました。)
「B is crazy!!」(Bはおかしい!!)
「I'm hungry.」(お腹減りました。)
「I'm hungry.」(お腹減りました。)
「I'm sleepy.」(眠いです。)
「B is crazy!!」(Bはおかしい!!)
「I'm hungry.」(お腹減りました。)
「C is very very cute!」(Cがとても可愛い!)
「I'm sleepy.」(眠いです。)
「Bがいかれてます!」(Bがいかれてます!)
「おい、誰だ人の悪口言ってる奴!」
Bが遂に反応したが、名乗り出る訳がない。
「お~い、人の悪口言うなぁ。あと、言うにしてもせめて英語にしろ~」
「公認すんなし!」
キーコーン カーンコーン
今、チャイムが鳴った。
そう、斉藤先生はチャイムが鳴る前に授業を始めるタイプの先生なのだ。
小学校と中学校にも、このタイプの先生はいたが、正直やめてほしい。
何故、『休み時間』に休ませてくれないのか?
何故、『休み時間』を奪うのか?
何故、授業を長くするのか?
謎過ぎる。。。鬼畜だ。。。
授業は進んでいったが、
授業終了まで残り10分になった時に、ふと斉藤先生が俺の方に歩いてきた。
だが、俺は動じない。
そして、クラスの皆がとあることに気付き、耳を塞いだ。
先生が立ち止まり、、、
「カムバアァァァアアアァァアアァッッック!!!!!!!!!」
叫んだ。
そう、叫んだ。
つまり、shout!
何故なら、隣でBが夢の世界へ旅立っていたからだ。
白目でこっくりこっくりしていたからだ。
さすがに目の前で叫ばれたことにより、Bは起きた。
「寝てたB、調子はどうだい?」
「すみませんでした。」
「もう寝るなよ?」
「イエッサー、ボブ!
不肖な私を許していただきありがとうございます。」
いつから、コイツらは軍隊になった。。。
キーコーン カーンコーン
Bが起きてから、何事もなく10分経過した。
「じゃあ、今日の授業はここまで、号令」
休み時間になって、Bに話しかけた。
「おい、寝るなよ、B」
「違う、ちょっと目を閉じてただけ」
「ちょ、おま、それ、くっそ」
「頼む、日本語にしてくれ。」
「はぁ、全くしょうがないな。
つまりだ、お前の言ったセリフは寝てた奴の決まり文句なんだよ。ドゥー ユー アンダスタン?」
「始めからそう言えや」
俺がBを笑いながらからかっていると
「ど、どうしよう、か、か、可愛ぃって、言われちゃった」
頬を染めたCがやって来た。
コイツ、満更でもねーな。
よし、スルーしよう!
「あ、次の時間、調理実習じゃん!早く行こうぜ!」
「あ、そうだったね。A君も早く行こ」
Cが笑顔で振り向きながら、そう言ってきた。
どうしよう、Cが僕っ娘になったかも。。。
まあ、人それぞれ……だよな?
「てか、今日は何作るんだっけ?」
「今日はカレーとサラダだ!早く食おうぜ!」
「いや、その前に作るからな。」
「でも、早く食いてーじゃん!」
まあ、調理実習が4限目にあると、昼飯を持ってこなくて済むし、購買で買う必要もなくなるから、結構好きなんだよね
俺はそんなことを考えながら、B達と調理室へ向かった。
ふふふふふ、僕の英語力、見ました?あれが限界だと思わないでくださいね?本気を出せば、もっといけますから!
信じてください!
お願いします!