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1限目 国語 (2)

本当に読んでくださってありがとうございます!



もう本当に感謝感激雨あられのあられって感じです!読んでくださっている人がいるって、結構嬉しいっすwww(マジで本当に!)


この先も頑張って、書いていきたいと思います!

はぁ、なんで生きている意味について考えないといけないんだ?生きることに理由が必要なのか?わざわざ理由をつけてまで、自分が生きることを正当化しないといけないのか?



俺は昔から、頑張ろうと思って頑張るのが嫌いだ。頑張ろう思って頑張るものなのかが、わからない。


本当に必死だったら、気づかない内に頑張ってるんだと思う。


わざわざ理由をつけて、頑張る理由を作る前に行動して、頑張れる人間になりたいと俺は思っている。


だから、頑張ろうなんて思わない勉強は全くしない!テスト勉強なんて1教科3分で済ませるし、赤点回避が目標だ。


将来使うであろうなんて不透明な言葉を信頼するよりも、自分が学びたい・したいって思うことをやった方が、有益だと考えている。



「じゃあ、次の質問ね。


あなたが、今まで生きてきて良かったと思った瞬間は?」




これまた、難しいというか恥ずかしい質問をしてきたもんだ。鈴木先生は、たまに恥ずかしいことや人に言いづらいことを訊いてくる。




「じゃあ、A君!君が今まで一番生きてきて良かったって思った瞬間はいつ?」




この質問の最初犠牲者は、俺か……………














いつからだろう、俺が頑張ることが嫌になってきたのは、、、


そして、楽しいと、幸せだと思うことが無くなったのは、、、













「まあ、旨いもん食った時っすかね?」



授業を止めるわけにもいかないので、とりあえず答えたが、食に大してこだわりはない。それっぽい答えをしておけば、授業はまわるし、こまることはない。


でも、最近楽しいと思わないこともどうでも良くなってきた。


普通に生きて、普通に死ぬことの方が難しいという答えに辿りついたからだ。


今の学校生活もBやCがいるから、別段困ることもないし、いじめられてる訳もないから、このままあたりさわりのない学校生活を送りたい。




「そっか~~~確かに美味しいもの食べると、幸せな気分になるわ!


最近、食べた中で一番美味しかった物って何かある?」


「特にないっす。」


「あら、そうなの」


突然、素っ気ない返しをしたせいで先生も止まってしまったが、本当のことなので仕方がない。




「じゃあ、次は……10月17日だから足して、出席番号27番のDさん、答えてちょうだい」




俺は内心本当にいやだった。


何故なら、Dは……………







「ふぇ、ふぇ~~~~~~~私ですかぁ?

う、う~~~~んとぉ

私がぁ、お母さんとお父さんの間にぃ、生まれてきぇ、一番幸せだったことわぁ、、、皆に出会えたことですぅ」









ウゼェェェエエエェェェエエエエェェェエエエエエーーー!

人はここまでキモくなれるものなんだね。。。。


生理的に受け付けないって言うのはこの事かよ!って、思ったのはコイツと出会ったのが初めてだった。


高校に入学して、クラスでの自己紹介の時に思った。。。




というか、コイツはこの喋り方が可愛いとか本当に思ってんのか?相当ヤバいぞ?



正直、言っちゃあ悪いが、顔が下の中なんだよね。しかも、体型というかフォルムが丸!マジで丸!


なのに、SNSに投稿している自撮り写真は、マジで詐欺レベルにキレイに撮れてる。





はは、これをあぁするとか、この時代のカメラは相当頑張ってる。。。。。




「………Dさんは、皆と出会えたことが本当に嬉しかったんだね!これからも皆で仲良くするんだよ!


楽しい人生を送るには、周りの人と過ごすことで始めて出来るようになるんだから!


それでは、もう時間になるので、今日の授業を終わります。日直さん、号令をお願い」




鈴木先生が最後にいい感じに締めくくって1限目が終わったのだが、Dのアレはない!マジでない!


この前だって、放課後に女子の友達と誰々がヤバいとか話してたくせに、先生の前だけ、いい子演じてるとか、マジ乙っすわ!







 


 


「おい、A、お前そんなに食い意地はってたっけか?」



休み時間になって、速攻話しかけてきたB。



「いや、いい答えが見つからなかったから、適当に答えただけだ、カス」


「なんで、カスとか言われねーといけねーんだよ、カス」


「お前がカスだからだよ、カス」


「おい、お前か?俺の相棒(椅子)をあんな姿にしたのは?」


「んな、めんどくせーことするわけねーだろ、消えろ」


「やんのか、コラ!?」


「ちょ、ちょっと、ふ、2人とも落ち着いて!」




本気でケンカしてるのかと思ってか、Cが止めに来たが、俺たちのこの会話は通常運転だ。だから、なんの問題もない!


クラスの皆はもう慣れたからスルーするのだが、Cだけは毎回止めに来る。




「おい、B、Cに助けられたな」


「ワーーー、ホントウニタスカッタ」


「よし、認めたな!」


「ちょ、おま、それは新しい」



なんだかんだで、このくだらない会話も結構気に入ってはいるが、楽しいとはまだ思ったことはない。



「てか、2限ってなんだっけ?」


「B、いい加減に時間割りを覚えるか、確認するってことを学べよな」


「に、2限は、数学だよ!そうだよね、A君?」


「あぁ、そうだよ」


「やっぱ、『愛を語る者』はよく覚えてるんだな!」


「そ、それはもう忘れてよ!」


「『愛を語る者』とか、マジイケメン!」


「誰かを愛するためです!キリッ」


「うわ、テラ格好いい!」


「も、もう2人とももう知らない!」





決してやりすぎたとは思わない。


何故なら、Cが言った時点でいじることは確定していたからだ。


それに、Cはすぐにまた話しかけてきてくれるからな。









はぁ、やっと1限終わったのか、まだまだあるのか。。。


しかも、今日は時間が流れるのが遅いし。。。






「つれぇぇぇぇえええええぇぇぇぇえ~~~~~~~~~~!!!!!!!!」


「突然、どうした!?」


「え、A君!?」






2人からのツッコミなんて、僕は気にしない!

そして、俺の一日はまだ続いてしまう。。。。

やっと、1限目が終わった。。。。


これは長く辛い戦いになるな。。。。。。。。

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