登場人物紹介
これは、「読むこと」が世界を変える物語。
図書館で手に取った一冊の本。
そのページをめくったとき、少女は物語の中へと落ちていく。
恋と選択、記憶と運命が交差する終末の世界で、
彼女は“どんな結末”を読むのか。
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初投稿なのでがんばります!
ぜひ“あなた自身”も、この物語の読者として最後まで見届けてくれたら嬉しいです!
◆ミレイア・ノクターン(17)
この物語の主人公。
現代の日本で図書館司書をしていたが、本を開いた瞬間、異世界に転生してしまう。
「読んだ物語を現実にする」特別な力《記録の魔眼》を持つ。
静かで落ち着いた性格だが、芯は強く、誰かの運命を“選ぶ”ことに苦しむことになる。
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◆カイ・ルクレール(19)
第一王国「ルゼリア」の王子。
冷静で完璧主義、誰に対しても距離をとるタイプ。
だがミレイアに対してだけは、なぜか感情が揺らぎはじめる。
「もしこの物語に“役割”があるなら、俺はそれを壊したいだけだ。」
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◆ユリウス・ヴァン(18)
ミレイアが目覚めた村の青年騎士。
明るく優しく、誰にでも誠実な好青年。
実は、彼もかつて“ミレイアのことを知っていた”ような言動が……?
「大丈夫、今度こそ君を守るって、約束したから。」
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◆レア・フェリシア(?)
東の魔法都市から来た天才魔導士。
性別不明の中性的な容姿で、人をからかうような態度が目立つ。
ミレイアの力を狙っているようだが、その本心はつかめない。
「君って、本当に“物語の主人公”なのかな?」
◆ノア・アルマ(見た目は17歳)
どこからともなく現れた、謎の旅人。
静かで優しいが、言葉の端々に意味深なことを口にする。
“この世界が物語であること”を知っている唯一の人物。
「君がこの世界を“読む”のを、ずっと待っていたよ。」