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言ノ破  作者: はりまる
6/38

5話

ユーリ「コトヤくんか!どんな魔法を使えるの?」

コトヤ「まだ詳しくはわかってないんだけど、火は使えるみたい」


ユーリ「へぇ!火の魔法ってかっこいいよねぇ!羨ましいなぁ」

コトヤ「ユーリさんはどんな魔法が使えるの?」


ユーリ「呼び捨てでいいよ?ちゃん付けでもいいけど?」

コトヤ「ユーリ…」


ユーリ「私は風魔法!」

コトヤ「へぇ…風魔法かぁー」


ユーリ「カイジュは土魔法だよねー!」

カイジュ「勝手に人の情報を漏らすんじゃねぇよ」


ユーリ「別にいいじゃん!どうせわかるんだし!」

カイジュ「でもなぁ、言われて嬉しくない奴もいるってこと分かれよ」


ユーリ「そんなことしーらない!カイジュのあほ!」

カイジュ「また始まったよ。わがまま」


ユーリ「わがままじゃないもん!ね!コトヤくん!」

コトヤ「うーん…どうだんだろう?」


ユーリ「そう言う時は女の子の味方になるべきだよ!」

コトヤ「そうなの?」


カイジュ「あんまり本気にするな、口が本体みたいなやつの言うことを」


コトヤ「2人とも元々知り合いなの?」


ユーリ「幼馴染っていうのかな?小さい頃から顔見知り?」

カイジュ「腐れ縁ってやつだ」


コトヤ「そうなんだ?」


ユーリ「親同士が仲が良かったっていうのもあるかもしれないけど?」

カイジュ「元々同じパーティーだったらしいからな。仲が良くて当然かもしれんな」


コトヤ「元々っていうと今はご活躍されてないんだ?」


ユーリ「…」

カイジュ「俺らの両親は5年前に死んだ」


コトヤ「あ…ごめん」


カイジュ「気にすんな、知らなかったんだからな」

ユーリ「そうだよ、気にしないで…」


コトヤ(明らかに踏んじゃいけない地雷だった…やってしまった…)


カイジュ「気にすんな、お前が悪いわけじゃない」

コトヤ「それは…」


カイジュ「お前本当に男か?クヨクヨしやがってよ」


コトヤ「女には見えないだろ」


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