37話
グーイ「それじゃ君たちがやりたいことは決まったか?」
コトヤ「これ見てもらってもいいですか?」
グーイ「これは金属を掘ったものか?」
コトヤ「クウトの魔法を使ってもらってやりました」
グーイ「これは火の魔法陣だがどうやって使うんだ?彫らなきゃ行けない部分が浮いているんだが…」
コトヤ「魔法陣用のインクと紙をもらっていいですか?」
グーイ「少し待ってろ」隣の部屋に入っていき数秒後出てくる。
コトヤ「ありがとうございます。これを金属に塗って、紙に押しつけると…」
グーイ「なるほどな、これで火の魔法陣が量産できる…と言いたいんだな?」
コトヤ「そうですが…ダメでした?」
グーイ「発想は悪くない。実際これを売れば売れるだろう。ただ問題は液の方なんだ」
クウト「この液体?」
グーイ「それは貴重な液体でモンスターからしか取れない。量産しようにも、液体がなければそもそもが作れないんだ」
コトヤ「そうだったんですね…」
グーイ「さっきも言ったが発想はいい。これだったら液体と一緒に売れればその家庭の火の事情はすこぶる
改善するだろう」
コトヤ「手書きするよりは早いかなぁと思ったんですが…」
グーイ「それは間違いではない。実際売れば300万くらいは取れるだろう。金属製で摩耗も少ないだろうしな」
クウト「液体が取れるモンスターって何ですか?」
グーイ「それは秘密だ」
コトヤ「どうしてですか?」
グーイ「君たちは馬鹿じゃない。だから言ってもいいんだが、もしかしたら討伐に行こうと思うかもしれん。
今の君たちでは倒すのは無理だ」
クウト「なるほど…」
グーイ「無駄遣いはできないが、君たちの研究は無駄だと思わない。使用するときは言ってくれ」
コトヤ「わかりました」
グーイ「それじゃ他のも聞かせてくれ。そこ君から…」
―
コトヤ「グーイ先生、先生なら液体を採取できるんですか?」
グーイ「そうだな、できないわけではない」
コトヤ「それじゃ先生ぐらいになればいいんですね?」
グーイ「ここまで何年で来れるか楽しみだな」




