31話
グーイ「それでは皆お疲れ様。明日新入生は自分でやりたいものなどを聞かせてもらうから考えておいてくれ。もちろん先輩の手伝いもいい。自分に合うものを選び、学び、糧にしてくれ。以上。解散。」
―夕食時―
クウト「グーイ先生が担任は羨ましいな…わかりやすいし、気になるところもわかるまで説明してくれる」
コトヤ「他の先生を知らないからなんとも言えないけど、グーイ先生でよかったと思ってる」
クウト「色々発明して国を豊かにするのとコトヤのお金稼ぎを頑張ろう」
コトヤ「そうだね、どこまでできるか楽しみだ」
―食後―
コトヤ「そうだ、ちょっと待ってて」
コトヤは食堂の方へ行き、何かをもらってくる。戻ってきて部屋に戻ろうと言う。
―
クウト「これは火の魔法陣?」
コトヤ「クウトの魔法でこの紋様を浮き出しながら鉄を生成できる?」
クウト「やってみよう」
クウトは魔法陣を見ながら手の上に生成させる。
クウト「再現は少し時間かかるな。細かい作業がここまで難しいとは」
コトヤ「やったことないだろうからね」
セツガ「何してるの?」
コトヤ「ちょっと明日実験したくて」
セツガ「ふぅん」
コトヤ「ユウジはまた土いじり?」
セツガ「そうじゃないかな、さっき風呂上がったみたいだから」
ユウジ「呼んだ?」
コトヤ「熱心だなぁって思ってさ」
ユウジ「そうか?やりたいことやってるだけだからな」
コトヤ「始まって二日目でこれは羨ましいな」
ユウジ「お前らもなんかやってるじゃないか?そんなに変わらないだろ」
クウト「できた…けど、ところどころ歪だな」
コトヤ「でもこれはあと削るだけだね」
コトヤはそれをもらって眺める。
クウト「これでどうするつもりなんだ?」
コトヤ「明日を楽しみにしててくれ」
クウト「わかったよ、楽しみにしておく」やれやれと言った仕草で自分の勉強に戻る。
コトヤも自分の机に戻り、勉強をする。初めて勉強が面白いと思った瞬間だった。




