30話
グーイ「それでは始めて行こう。初めましてもいるだろうから私から自己紹介をする。グーイだ。性別女、専攻魔法陣学、独身、得意魔法は水。この授業ではできるだけ魔法を簡易的にできるか、魔法陣を使いどれだけ生活を豊かにできるかなど色々ことを考えながらできるといいと思っている。皆の生活で役に立っていると思う火の魔法陣は私が開発した。よろしく頼む。それでは新入生は順番に自己紹介を頼む。まずはコトヤから、選んだ理由と得意な魔法を教えてくれ」
コトヤ「え?あ、はい、新入生のコトヤです。選んだ理由は魔法陣を活用して困っている人を助けたいからです。得意な魔法はまだわかりません」
グーイ「それでは次…」
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グーイ「合計28名か。上々だな。次は2年次生から自分の得意な魔法と研究中のものを簡単に発表してくれ…」
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グーイ「よし、2年次生以降は研究に励んでくれ。新入生はまず簡単な説明を行う。魔法陣学も一年後期から始まるから予習と考えてくれればいい」
新入生『はい!』
グーイ「魔法陣は知ってると思うが、素材によって効果時間が変わる。紙であれば数秒、石であれば数ヶ月、金属であれば数年、モンスターの上級素材で数十年と区々でそれによって用途が変わってくる。使用して数秒でいいものであれば火を起こすものが有名だな。ここまでで質問はあるか?」
コトヤ「既存している魔法を改良できたりもするんですか?」
グーイ「威力を上げることは可能だが、性質を変えることにはまだ成功していない。答えはこれでいいか?」
コトヤ「ありがとうございます」
グーイ「それでは魔法陣の形について教えていこう。魔法陣は大きさ、文字の量、その他色々な要因で決ま
る。発動条件は魔力を注ぐこと。人間誰しも少なからず魔力はある。全くいないと言う人は未だ見たことはない。そして魔力が注がれ、陣を満たすと発動可能となる。皆の家庭で使われる火の魔法陣はおそらく指先くらいの大きさだろう。数秒注げば火が発動するという仕組みだ。紙には特殊な筆と液体を使って書くだけでいいが、石や金属などは彫る作業があるから少し手間な上、生産体制には向いていない」実演しながら教える。
クウト「僕の金属魔法を使えばその点はクリアできそうですね」
グーイ「ああ、期待の新人だと思っているよ、みんなの力にもなってくれ」
クウト「はい」
グーイ「それでは実際、先輩の研究を見ていこう。わからないところがあれば都度聞いてくれ」
新入生『はい!』




