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言ノ破  作者: はりまる
3/38

2話

?「こんな奴があんな火力を出せるものだろうか?それともモンスターか!?」

剣を出し構え始める。


コトヤ「待って!僕は人間!起きたらここにいたんだ!」

?「お前は何を言っているんだ?喋れているからモンスターではないみたいだが…」


コトヤ「だから人間だって!」

?「人間なのはわかった。それではなぜ草原を燃やした?」


コトヤ「いやぁ…。これは…」

?「まさかお前は魔術師か!?なんでこんなところで遊んでるんだ全く。とりあえずお前は連行する!」


コトヤ「近くに街があるの?」

?「あぁ、おまけに留置所付きだ」


コトヤ「あぁ…まぁいっか」

?「大人しくお縄につけぇい!」

コトヤ「わかりました」

?「なんだ、大人しいな」


コトヤ「おじさんが大人しくしろって言うから」

?「何だお前?俺のこと知らねえのか?」


コトヤ「いや、だって初めましてだし」

?「は?それじゃお前クーロンツ街出身じゃねぇのか?」


コトヤ「だから言ったじゃないですか、気づいたらここにいたって」


?「記憶喪失ってやつか?」

コトヤ「いや、記憶はあるんだけど…転生したって言ったらわかります?」


?「何言ってんだ?てんせい?お前益々怪しくなってきたなぁ」


コトヤ「なんて言ったらいいんだろうなぁ」

?「お前が何を言いたいかがわからん。とりあえず街に着く。金を用意しておけ」


コトヤ「え?お金なんて持ってないですけど?」

?「は?マジでお前何言ってんの?」


コトヤ「だから…」

?「もういい、とりあえず今は払っておいてやる。後で返せよクソが」


コトヤ「どうやって返せって言うんだよぉ…」

?「そうだなぁ、若いし奴隷落ちでもすれば多少は高値で売れるんじゃないのか?」


コトヤ「はぁ?何で奴隷だし」

?「何もできない奴が落ちるのは当然だろう」

コトヤ「は?」


?「よし、お前降りろ」

コトヤ「はいはい。わかったよ」


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