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言ノ破  作者: はりまる
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19話

ユーリ「どう言うことよ!」


先生「質問は受け付けないと言ったはずだ。早く始めないと時間がどんどん過ぎていくぞ。あと2分半」先生は時計を見

ながら足でコツコツ音を鳴らす。


コトヤ「やるしかないみたいだね」


ユーリ「どうして?どうして私たちが戦わなきゃいけないの!?」


コトヤ「そういう試験だからね、いいよ。ユーリ攻撃してきて」


ユーリ「やだ!それならふご…」


コトヤ「それはダメだ!僕が犠牲になればユーリが受かる!それでいいんだ!」


ユーリ「そんなの嫌だ!」


先生「あと残り1分」


コトヤ「早く!ユーリ!時間がないんだ!」


ユーリ「だってぇ…だってぇ…」


コトヤ「攻撃するんだ!」


ユーリ「できないよぉ…友達を傷つけるなんて…」座り込み、項垂れる。


コトヤ「僕だってユーリを攻撃するなんてできないよ!」


先生「3…2…1…」


ユーリ「コトヤごめんね…」


コトヤ「また来年だね」


先生「0…それじゃ正面の扉を通って出てください。お疲れ様でした」


コトヤ「ユーリ行こう…」


ユーリ「うん…」



ユーリ「真っ暗なんだね…」


コトヤ「そうだね…」


ユーリとコトヤは暗闇の中、背中合わせに座って時間が過ぎるのを待つ。


先にも人がいるのか啜り泣く声が木霊する。


それに釣られてか、泣く声が其処彼処でするようになってくる。


慰める声や共に泣く声が聞こえる。


扉の開く音が聞こえなくなった。


そろそろ帰る準備をするしかない。シンさんに申し訳ないと思いながら、これからどうしようかと考えるコトヤ。


光が点き、眩しく目を細める。


少しずつ目が順応していく。見たことのある先生方が並んでいる。


『みなさん合格おめでとうございます。今回の受験者数が1213人に対して、合格者は250名とだいぶ落ち着いてしま

いましたが、優秀な方が集まったと先ほど先生からお聞きしました。最後の試験、よく自信を抑制できました。いい仲間

をこれからも作ってください』


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