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骨抜きにする程

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

匂わせのみですが、念の為。


あとがき、お気をつけて。

僕はリビングに胡座をかいて、雑誌を捲っていた。特集となっているのは今どき話題の愛らしいお菓子達。その中でも頁の半分を使って、大々的に広告をあげているダックワースに目が行った。腕だけを彼女に向けて、軽く手招きした。

「ねぇ、ちょっとこっち」

物音一つ、衣擦れの音一つしない。振り返って見ると椅子に腰掛けた彼女がいた。長い脚を組み、テーブルに肘を着いて、小馬鹿にしたように此方嘲笑を浮かべている。絵に書いたような女王様がそこにはいた。

「そんなに来て欲しいの?」

基本的に彼女の性格は捻くれている。おいで? と声をかければ絶対に動かない。来ないで、と言えば、喜んで擦り寄る。それは気まぐれな猫を連想させた。でも此方とてやられてばかりじゃない。今回は仕返ししよ。僕は立ち上がって、椅子に座る彼女の前に立った。今度は此方が見下ろす番だ。形成逆転。

「勿論。すぐ側に置いて、甘やかして、骨抜いて、駄目にしたくなるくらいには」

「なぁ!?」

先ずは首。次に頬、最後に髪に指を絡ませて、すっと顔を近づけた。ここまでされると流石に顔を背けられないのか、目を見開いて硬直している。そんな彼女を堪能しながら、舌なめずりをした。

「ちょい!! 何処触って」

「顔だけど? やましい事なんか何もしてないよ?」

絡ませた指を解き、首から胸元まで下って、鎖骨を這う。女子特有のしっとりとした感触を楽しみながら、ずっと目線を合わせ続ける。その間も彼女は顔を真っ赤にしたまま。

何を想像したのかなぁ? これから先のこと?

「続きは場所変えようか?」

耳元で囁いた言葉は、名高い菓子より甘く。

最近R15の恋愛ばっか書いてるな……。

飽きてないかな……。読者様。


イメージ受けたのはとある楽曲とSNSから。

素直じゃないけど、ストレートデレに弱そうなキャラを見て書いてしまいました。


物腰めっちゃ優しいのに、口調もべらぼうに優しいのに、拒否権を与えないで来る人大好きです。

んな事されたら赤べこになります。

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