中学生編 7
7話『新学期と嫉妬なガキ』
今日から新学期!!
私ももう2年生になりました
あっ一応ですが私は春日井 美里!!
って知ってる?
スイマセン癖になってました(笑
学年も上がり先輩です
後輩も出来ます
シッカリしなくちゃっておもいつつ
初日から寝坊ですzzz
部活が無いと起きれない不便な身体
えっ?それは自分が悪い?
それ言っちゃお終いでしょ(笑
2年生は修学旅行もあるからワクワクです
『みーさと!何?誰に喋ってんの?』
『えりー♪いや~何となく』
1年のときから一緒のクラス釧路 恵理香もまた同じです
『みさと~』
恵理香は私の胸に顔を埋めてきた
それを男子がイヤラシイ目で見ている
『キャッ!!エリのエッチ!!』
『な~~にやってんだ』
先生が私とエリの頭をポカリと叩いた
何かあると『な~~にやってんだ』って言う
変な先生にして2年からの担任
大垣先生!!
『いたいよ~~!!ガッキー!!』
私たちは声を揃えて先生に色目を使ってみたのだが・・・
『な~~にやってんだ』
とあしらわれた
それから入学式
新入生の歓迎会
先輩って意外と大変だった
部活の疲れとは違って
気づかれした感じだ
『ただいま~~』
クタクタの私を幸ネイと美瑛先輩が迎えてくれた
何か二人とも熱々って言うか暑苦しいぐらい
ラブラブだった
何か妬いちゃう・・・
『どう?お姉ちゃんの苦労が少しはわかったでしょ?』
幸ネイはクスっと笑いながら私に抱きつく
『お姉ちゃん!!先輩の前だよ!!恥ずかし~~い』
『顔真っ赤だよ美里』
『コラコラ幸、ダメだよ可愛い妹をいじめちゃ』
先輩から可愛いと言われて私はもの凄く恥ずかしくなった
『あ~この子、真之さんに可愛いって言われて照れてる』
この場から直ぐに逃げ出したかった
逃げたかったけど・・・
こんなに幸せそうな幸ネイを見たことがなくって・・・
少し悔しかった
だからまた
『先輩なんて大キライ!!お姉ちゃんのバカ!!』
私はまた、やらかしてしまった・・・
直ぐに自分の部屋に行きベットへダイブをした
『美里・・・』
心配をする幸
『俺、帰るよ、幸は幸せだね妹にあんなに愛されてて
凄く羨ましいよ美里ちゃんにヨロシク』
美瑛は二人の邪魔だと察し帰る事にした
『ゴメンね・・・また明日会えるかな?』
『うん、直ぐに迎えに行くよ』
『バイバイ』と二人は声をそろえて
いつまでも手を振っていた
ガラガラと玄関を開ける音がした
『あっ先輩帰っちゃった・・・』
絶対に怒ってるよーーどうしよーー
心の中で私はそう叫んだ
(私のバカーーーーーー!!)
するとトントンとノックをする音がした
『美里?起きてる?入るよ・・・』
続く