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探索と暗殺と

.....眠い

限りなく広がる幻想の平原に佇むものが1人。

その名は、白貴改めモイマムがステータスをチェックしていた。

「うーん、なんで短剣がメスになってんの?」

医者だからです。

「まぁ、まずやるべき事は自分の実力確認だよね」

そう、片手のナイフをいじりながら歩き出した。


「という、夢だったのだよ!」

彼は、スポーンした所と全く同じ所にいた。

そう、お察しの通りリスポーンである。そう、一回死んだ。意気揚々と戦いにいって死んだ。モンスターにひと蹴りされた。ゴブリンっぽい何かに一回ぶたれて。ダサい。

「えー、ガチでなんでこんなことになったん、ほんと。えぇ」

そう愚痴りながら彼はステータスパットに手を滑らせる。そして、偶然ヘルプで見つけたのが『この世界の平均ステータス(目安)』とあった。そしてそれを瞬時に覗く。

『平均は、全能力値150前後です。そのため最初は、あまりスキルを取らずに基礎を固めていった方がトッププレイヤーへの近道です 注.体力及びMPは、使うポイント量が変わるためそれぞれ違う 体力は500 MPは200です。』

「もっと早く教えて...」

そう彼のステータスは、ほとんどが100未満である。ドンマイ、さすがに同情する。

速さがギリギリ上回っているだけである。あとは、スキルに使いすぎた。

「霧魔術でなんとか誤魔化すか、魔術の使い方っと、、えっとlevelごとに一つずつ使えるのが増えるっとあるあるやな。あ、たまに派生するんだ。で俺が使えるのは副魔術の霧で、最大levelが5って、俺最大やんけ盛りすぎたな。で今使えるのが....」

モイマムは、右手を突き出しこう詠唱した。

「霧魔術 四の詠 霧海」

途端、光が全て遮断された。しかし、不思議とモイマムだけは周りの気配を感じとれる。

「え、何これすごい。え、効果は...どんな効果なん?」

『霧海 超広範囲に厚い霧を出現させる。視界妨害大効果や方向感覚低下、稀に恐怖や混乱を与える。術者は、視界妨害小効果のみ受ける。ただし、相手の抵抗と精神が両者とも術者の3.5倍を、超えた場合視界妨害小効果しか受けない』

「あ、抵抗上げないと....というかこれの効果いつ終わるのうーんと、、魔力解放」

霧は嘘のように消え去りそこには、最初の時と同じ日の光に満ちた。

「四でからかよ、五はまた今度....ということで復讐じゃ」

そして、目を上げた先にはゴブリンがいた。

「ふっふっふっ、五使いたいけど魔力消費やベェから二で」

「霧魔術 二の詠 煙霞」

ゴブリンに周辺にもやがかかった。ゴブリンは、その異常事態に、驚き身構えた。そこに、影が一線。

ゴブリンの頸から血が噴水の如く噴き出した。

「え、まってなんか俺速くね」

平均値であるはずのモイマムのスピードとは思えない速さで狩り取った。

これは、スキルアサシン超適正のおかげである。

『levelアップ。ステータスポイント25獲得しました』

「お」

それともう一つ。

『技能系スキル暗殺(狩)を獲得しました。』

「え、やったぜ」

そうこれが彼の最初の霧中のあんさつである。



五って何にしたらいいだろか。

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