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大学辛いよ

彼は、簡単に言うと阿呆である。

なぜなら、彼はパジャマのまま大学への道を走っているのだから。

「準備だけしていてよかったわー」

しかも、気づかないだろう人に会うまでは。

そのまま通学路をひた走る。時間もなく裏道を通りながら。最短の道を頭に描き遅めの足で走り抜ける。

目の前には、校門、校舎、昇降口、階段、廊下ととてつもない速さで過ぎる。

廊下の時計を見ると現時刻は7:14、講義開始まではまだ6分余裕がある。一般常識的にはアウトだが。

超高速で扉を開く。反射的に

「ギリギリセーフ!!遅れました!!」

と声を張り上げた。

誰もいなかったが。

彼改め白貴 紅は、目が点になった。

(あ、部屋間違ったな)

彼は見ての通り阿呆だが、馬鹿ではないのですぐにメモ帳を開け確認した。

今開けた部屋は『第3講義室』、行くべき場所は『別棟第3講義』である。

3秒後には、第3講義室を背にして別棟に走る阿呆が確認されたと言う。


7:19、ギリギリ目的の部屋の前についた。部屋の名前は5回確認し、メモも7回確認した。ついでに講義の予定表も確認してあっていた。

引き扉を勢いよく開けた。

「遅れました!白貴 紅です!ギリギリセーフですよね!!」

相も変わらず大声で言った。

それが、視線を集中される原因なのだから。

「「「「「ぶっっっハハハハハッ」」」」」

大爆笑である。教授もしたを向きかたを震わせてる。

「ふぇ?なんか顔についてます?」

全然理解してない阿呆が一つ。服を見ろ服を。

「いwやw服がww私服OKだけどもww」

一番近くの生徒が腹抱えながら言った。だから、彼はすぐに体を見た。

女物のパジャマだった。女物の。

「ギ、ギルティーー!!」

彼は、それだけ言って膝から降れ落ちた。


.....一時限目終了後、彼は、否ジョパー野郎(女性パジャマ野郎の略)は、机に頭を打ち付けていた。

そこに、近く影が一つ。肩を叩いた。

「よっ、ジョパー野郎」

「誰だよそれ〜〜」

お前だよ。

彼、肩を叩いた人は天寺 和綺(あまでら かずき)というのはクラスメートである。

彼とは昔からの仲であるが、高校が別になり大学で再開したのである。

ちなみに、彼以外にも昔からの中の人はかなりいる。なぜだろな。

「で、最近のあんたが上げてるボカロあんじゃん」

「えぁ?ワイの」

「そう、それなんだけど失踪すんなよ」

「いや、僕ちゃん大学にパジャマ着てくるような阿呆ですからそういうのはちょっと...」

「とぼけんな」

「あっ、痛い痛い痛い!」

かれは、結構すぐにつねってくる。これが痛い。

「分かった!頑張るから楽曲よろしくッ!ってか、はよやめれぇや」

「はいはい、分かった分かった」

「すぐつねるの変わらんくて安心したわ」

「そうそう、そういえば眼力のアグナってアニメ知ってる?」

「ふぇ、漫画派ですがなにか?」

簡単にいうと古典的なオタク仲間である。

そんな他愛の話をしていると、教授の人が

「あ、そうそう特別講義的なゲームの体験版やる人、放課後お願いね」

「、、ねぇ天寺これって」

「あれだな」

そう、そして大のゲーム好きである。

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