閑話 犯罪者
繋ぎ回 繋ぎ回 繋ぎ回
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繋ぎ回 繋ぎ繋ぎ回
繋ぎ回 繋ぎ回
犯罪者。
この単語であなたが頭に浮かべるのは何者だろうか?
それは、万にも及ぶ名が出てくるのだらう。空き巣、万引き、ひったくりから大量殺人鬼まで幅広い物である。だが、頭に浮かんだのは大量殺人鬼やサイコキラーなどであろう。
では、何故それらが神話の如く有名になってしまっているのだ?
つまり、断言しよう。それは...
憧れのようなものである。
もちろん、畏怖の念もあるのだろうがゲームなどでその者たちが出ている時点で奇怪ではないのか?だって、人をその手で殺めてしまったのにキャラクターにまで昇華しているのだ。被害者、遺族への冒涜と言えなくもないか?
だか、それを容認しているのだ。私達は、知らぬ間に。
ならば、何故それは人を惹きつけるのか気になるものである。万人がそうでなくとも、少なからず私の仲間はそう感じている。学者とはそんな者である。
それを達成するには、どうするか。簡単な話それの話を聞いた人を調べればいい。だが、誠に面白み...もとい簡単すぎるのだ。
たがら、私達は、考えた。実際にそれと同じ事を起こせばいいのでは、と。倫理的に問題がある?そんな事したっこちゃない。私達の財力や権力の前には誰しもが屈する事になる。
だから、私達は準備として主要な犯罪者の人格のコピーに乗り出している。方法は、ここでは言わないがな。企業秘密だ。
それが成功すれば、再現がやっとできるのだ。この世界で、人が心酔する邪悪を。それで、謎は解けるし人がたくさん居なくなって地球の人口爆発も抑えられる。あぁ....なんて事だ。今にも待ち遠しくなる。
.....あぁ、言い忘れていたが館内での撮影は遠慮していただこうかな。
それが、最後に赤く染まる。
.......にゃーーーーーーーー。