才と魔法陣と
_人人人人人人人_
> つなぎかい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
......仕方ないね。←仕方なくない
課題が悪い...←お前が悪い
香ばしい匂いが鼻を通る。
活発な市街地の近くに来たことがなんとなく分かるだろう。追い出されてから裏路地を歩き2分経たない内にそれが感じられる。姉があそこに店を構えてることもなんとなく想像できる。だって、獲物誘いやすいからだ。
それにしても、双喜紋ってなんだ?(双喜紋とは、『喜喜』
っていう漢字である。ラーメンの蓋にある漢字って書けばわかりやすいかな?)まぁ、それにしてもネーミングセンスどこに置いた来たんだ?
ブーメランが150キロで射出された!
その匂いに誘われるように表に出る。まず、はじめに考える事はここは何処だと言う思考である。だが、不可解な情景が目に入った。太陽が60度なのである。昨日の街に来た時と同じぐらいの高さだった。どう考えても体感時間と合わないのである。
「.....もしかして」
すぐに懐にある地図を両手で開く。頭に描くは、立体的なこの街の模型、そこに自分の立ち入った所を点とする。第四東地区とスラム、それと天の太陽を置く。
「朝の高さがこのくらいで第四から見たらここか。それと同じ時間に同じぐらいだからスラムもあまり変わらないと。なら、できるな」
頭の中で何かを探る。
「太陽をあそこに配置するとすると、ここは第十だな」
すぐに自分のいる場所を導き出した。
これは、スキルではない。現実で編み出した事である。ただし、そこまですごくない。この応用として、見えてる雲がどの地方の上にあるか程度までは、発展できるが星を見て場所がわかる方がすごい。知らんけど。
「...今3時ぐらいかな」
独り言を当たり前のように音にする。
「...魔法陣使おう」
右手に力を入れる。その紙を張るように。
魔法陣が展開する....訳でもなく。彼は唐突に消えた。
_○/|_ 土下座