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事件と姉?と

あけましておめでとうございます。

この小説も初め3ヶ月しか経ってねぇ。

まぁ、それは置いといて。

今年も宜しくお願いします。

まだまだ未熟ですが伸びしろはあると思います。

それと、受験生いたら頑張れぇー。

え?こんな小説読む暇ない?確かにねぇー。

2分程時間が掛かっただろうか。鼻には、トイレの異臭が入ってくる。

「.....ほんまなんなんこれ。なんか昨日事件あったけ?新聞はどこにあるん?」

焦りが見える口調で独り言を紡ぐ。剽悍な双眸。滲む汗。一眼見ればその恐怖がじりじりと伝わる。

それが落ちているものを捉えた。

「...新聞?これは、ラッキーとしか。では、失礼」

濡れているそれの、大見出しはこうだ。

『第4東地区 最初の殺人事件発生』

それは、自分がいたところだ。

ただその事実だけでも頭痛がする。有罪を叩きつけられたような。それと同じような圧迫感が空気を包む。いや、そうなのかも知れない。そうとしか考えられない!

続きの文に目をやる。

『今日9時前に事件は発覚した。第4東地区帝立宿泊施設にて、冒険者(19)女の遺体が発見された。遺体は、首元を斬られて寝台に横たわっていた。死亡推定時刻は、昨日の午後6時から今日の午前5時だと思われている。(PLへ このキャラクターPLでありNPCでは無い)」

汗が噴き出すのを感じた。

「待て待て待てっっ!いや、冷静になれっ!なんでなんでいや違ういやっ!まだ、部屋がわかっていないっ。大丈夫。大丈夫だ」

手の力ですでにくしゃくしゃになった紙を広げ、穴が開くほど探す。それは、挿絵である宿の見取図に書いてあった。事件が起こった部屋が赤い色で強調されている。

それは、103番を示していた。一階にある角部屋である。それが分かりすぐに自分の部屋番号を頭から絞り出す。

(俺の部屋番号は、、なんだ?なんだっけ?、、、くそっ、ほんま、そういうところだぞ!!くそっが)

片足は、落ち着かなく揺れる。恐怖、焦り、困惑。それらが全て合わさったものは、彼は体感した事がない。

(待て待て待て!!こんな時は、冷静になればいい!!、、、、、俺は、今日部屋を出る時階段を下がっていないか?、、あぁぁ!!ほぼ確定じゃないか!!、、、いや、待て待て違うなんで俺は焦っている?)

その不自然に彼は、気づいた。最初から自分が殺ったと思い込んでいることに。

(はは、普通に俺は除外対象じゃないか!なに怖がっているんだ。)

汗が滲む額を払う。

「はぁ、はぁ、血は流さないとなぁ、はぁ」

目の前の水道を捻る。水を手ですくい。血が乾いている部分にかける。

冷たい。よかった。

「これでいいだろう。なぁ」

彼の不安は、拭えた。そのばすなのだが。彼の目にはハイライトが無い。何も写していなかった。

「......臭いから出よう」

すぐにドアノブを回す。体重かけて軋む扉を無理矢理開く。太陽は、頂点で照らしていた。人通りも少なくなっていてまさに昼である。

「飯屋行こうかな」

何気ない一言を呟く。日常的な日を楽しもうといている。


その後。今彼は、店屋にいる。なんの店屋にかというと雑貨屋程度でいいだろう。わかりやすくいうと魔女の店かな。おどおどしい雰囲気がその中に立ち込めている。彼以外の客は、全て女である。why?

「.................高いような気がするのだが?」

置いてあるものは、

魔術系の本(平均1000キナトエア)

医療系の本(平均800キナトエア)

薬品系の本(平均850キナトエア)

医療用具(平均1650キナトエア)

ポーション作成機等(平均2500キナトエア)

ポーション自体(平均500キナトエア)

因みに彼の懐は2万キナトエアである。

「...うんと、医療系と医療用具、薬品系、それと用具。ポーションもいるかな?」

一つ一つ見ながらどれがいいか探している。

「手元に5000キナトエアほど残しておきたいから。これとこれで...6000キナトエアするからあとは、9000キナトエアか。.....もう少し各々の値段高くしても大丈夫かな?あっ、薬草の図鑑とモンスター素材の図鑑!!....ギリ足りるかな?」

それら全てを手に携えながらショッピングを楽しんでいる。

「こんにちは。これ全て買いたいんですけど』

「はーい」

若い魔女のような人が店番をやっている。やたらと、厭らしい雰囲気がある。ただし、ローブを包んでいるため見た目自体に問題があるわけでは無い。それでも、胸の部分が少しローブから......何もいうまい。

「......どう見てもサキュパスです。本当にありがとうございました」

「あら?そんな下賊と一緒にされては困るわよ。坊ちゃん」

鼻を突かれた。誠に遺憾である。

「いや。まぁ、いいや。仕事してくださいどうぞ」

「?あら。おかしいわね。聴きますけど貴方ここに来た時の記憶あります?」

「?あれそういえば。本当だ!トイレから出たところから記憶がねぇ」

今思えば、ここの店の匂いも異様である。とにかく甘い。

「うぇ、なんで気づかんかったんやろ」

「そこまで誘導されているのになんで誘惑されていないのですか?特異体質だったりします?それだったらじっけn...いえなんでもないですよ」

「どうせ実験だろ。まぁ、俺持ってないはずですよ」

返答しながら右手でスキル欄を開く。

「うん、おかしいところ無いです.....待ってごめん。見ないで」

「気になりますよそれ」

おかしいところがあったのか気にも留めずまじまじとスキルを見る。

「いや、なんでもありませんでした」

「....嘘ですね」

「まぁ、そうですね。付いてますが. 、見せませんよ」

「まず、見れません」

ささっと、イベントリを閉じる。

「まぁ、いいですよ。あ、私こういうものでして」

名刺のようなものを押し付けられた。そこには、双喜紋と書いてあった。

「プレイヤー?」

「そうよ。よろしくね。坊ちゃん」

「で、はよ仕事しぃやこちとら早く第4東地区に行かなきゃ行かへんねん。はよはよ」

「やば~ん。そんな子は嫌われちゃうよ。まぁ、いなかったら私が貰ってあげるけど~」

「.........」

「わかりましたよ。はいはいっと。全部で1万5800キナトエアよ。あら、もう出してあるのねあ」

「お釣り」

「ふぅむ。お姉さん悲しいなぁ」

額に青筋を浮かべながら一言。

「はよ!!」

「あ、はーい」







  。  

 ⌒⌒⌒ 。 _,,..,,,,_ ⌒⌒⌒

       ./ ,' 3  `ヽーっ

     ⌒l   ⊃ ⌒_つ ⌒⌒ 。⌒

⌒     `'ー---‐'''''"


     なんだか眠くなってきた。。

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