『ゲーム』の主要な登場人物とその設定(※未登場キャラ含む)
※こちらはメイちゃんが前世でプレイした『ゲーム』上のキャラ設定となります。
本編ではメイちゃんによる複数回のフラグクラッシュにより、『ゲーム』の設定とは幾つかの狂いが生じております。何人かのキャラに至っては最早「だれ?」と聞きたくなるくらいに乖離しております。
あくまで参考として、本来は如何だったのかという……
本編とは色々狂いの生じている設定ですが、興味のある方はご覧ください。
ただしネタバレが含まれています。
『ゲーム主人公とその仲間達』
・リューク(デフォルト名/任意で変更可)
年齢:17
容姿:灰色を帯びた青紫の髪、赤(朱金)の瞳
竜形:ブルードラゴン → シルバードラゴン(最終決戦時)
身長:185cm 足の長い8等身
(※メイちゃん曰く外見は『クール系美青年』)
『ゲーム』の主人公で、剣と魔法の両方を操る魔法戦士。
(『序章』の選択で初期ステータス値が剣士寄りか魔法職寄りかに変動する。)
時間軸として『序章』では12歳、『本編』では17歳の姿で描かれる。
村を襲撃されたことにより己の過酷な運命を悟り、他人を寄せ付けない不器用な青年に育つ。
しかしそれも他人を巻き込みたくない思いからであり、心の中には繊細な脆さを隠している。
自分の運命に他者を巻き込むことを恐れながら、他人を突き放すことも出来ず、困った人を放っておけない。
終末を示唆する予言に世界の破滅を防ぐ『再生の使徒』として記される。
地上に暮らすどの種族(人/獣/魔)にも当てはまらない姿をしており、その能力も各種族の特徴と合致しない。そのことから複雑に3つの種族の血が混じりあった『斑児(混血を意味する語)』なのではないかと推察されている。
実は天界に残る唯一の神『竜皇セムレイヤ』の実子である。
(※シナリオが進むと、竜に変身する戦闘スキルが使えるようになる。)
古代神ノアの差し金により、呪いが掛けられていて真の力も封じられている。
『固定メンバー』
・エステラ・ノーツ
年齢:16歳
容姿:茶髪緑目、小動物系の美少女
人間の弓使い。内気で繊細な主人公の幼馴染。
幼い頃からリュークに想いを寄せており、何があっても側にいることを心に決めている。
・スタイン・ライトルタ
年齢:34歳
容姿:灰色髪に無精ひげ。緑目。
魔人の学者。元は城の片隅でうだつの上がらない学者としてくたびれていたが、とある事件の際に主人公達に協力して才能を見いだされる。
的確な分析能力と戦闘では前に出ないながらもサポート能力に秀でており、頭脳労働者とサポートに徹せる人員を欠いていた主人公達に乞われて仲間に参入。
ちなみに亡妻との間に子供が1人いる。
・ロイ・バッシュ
年齢:19歳
容姿:金髪黒メッシュ、茶眼。
虎獣人の拳闘士。国籍を持たない生れながらの自由民で、拳闘の賭け試合で生計を立てていた。
賭け試合を仕切るチャンピオンに妹を攫われてイカサマを強要されており、妹の命を優先させながらも拳闘士の誇りを傷つけられて荒れていたところ、チャンピオンをぶちのめして妹を取り戻してくれた主人公に恩義を感じて仲間になる。
女の子は大好きだが変な理想を持っているせいか理想の相手に中々巡り合えずにいる。
・クレイグ・バルセット
年齢:26歳
容姿:濃い蜜色の髪に碧眼。
人間の騎士。武器は槍を使う。女にモテそうなナイスガイ。
絵にかいたような清廉潔白な騎士様といった外見だが、中身は意外と俗っぽい。
王宮勤めで培った完璧な外面を完備しており、誰もが予想する通り女の子に大人気。口に出しては言わないが本人おばあちゃんっ子であり、そのことから女性への労わりを忘れないので尚更に。
ひそかな趣味はお酒と競馬と賭けカード。これまた厭味なことに勝負強い上、イカサマにも目ざとい。
酒に弱く、酔うと外面が剥げて本性が……泣き上戸のからみ酒。
・サラス・ライトルタ
年齢:12歳
容姿:灰色の髪に緑眼。小柄で華奢。
猫獣人の神官。常にぶかぶかローブ+サイズの合っていないメガネという今にも転びそうな格好をしている。しかし猫獣人だからか鉄壁のバランス感覚と器用さを発揮し、危なっかしいのに絶対に転ばない。
10歳にならない内に神聖魔法(※救術)を覚えた神殿秘蔵の天才児。理屈の伴わないことや納得できないことは控えめながらもとことんまで追求しようとする好奇心旺盛な少年。
眼鏡を取ったら美少年。それも今にも肉食お姉様に襲われそうな、利発そうな草食系美少年。
別に視力が悪い訳じゃないが、神殿で彼の面倒を見ていたお偉いさん方に眼鏡をしているよう厳命されているらしい。
・アナベル・ファン
年齢:19歳
容姿:ピンク色にも見える淡い赤毛に、金眼。
人間の踊り子。吟遊詩人のまねごともする。
しなやかな体躯に程良く胸と腰の肉付き豊かなお姉様。まだ若いのに滴る色気が官能的。
絶世の美女ではないが、見る者をハッとさせる独特の雰囲気がある。
意図のあるなしに関わらず、数多くの男性を些細な言動で翻弄してしまう罪作りな女性。しかし本人いわく恋愛経験はないらしい。
自分では初心で奥手だというが、息を吸うように男を手玉に取る姿には天賦の才能が感じられる。……罪作りな悪女の才能が。
13歳にして自分を取りあって男達が争う事態が発生し、一つ所に長居する危険を感じて家を出た。以来、流浪暮らしの旅芸人として生きてきた。しかし本心では自分の居場所を求めており、心安らげる家と家族を欲している。
・リコリス・レスト
年齢:年齢不詳(年齢不詳)
容姿:紫髪にピンクの瞳。人形のように整った美女。
魔人の精霊使い。知的で清楚なお姉さん。無限の包容力を感じさせる。
性格は世話焼きで好奇心旺盛。ずっと森の奥に引籠っていたので、俗世のことが気になって仕方がない。
特に恋愛は一大研究テーマの一つらしく、自分がそれを理解できる機会を虎視眈々と狙っている。
だけど長い引籠りボッチ生活のせいで、他人との距離感が狂っている上に感情への理解が足りない。学者気質なのか、淡々としたところがあり、見たまま事実を分析しながら口にする癖がある。
・マリー・ローズ
年齢:23歳
容姿:健康的な褐色肌に少し癖のついた黒髪、キラキラくるくるの碧眼。童顔美少女。(間違っても美女ではない。)
黒狐の獣人で双剣を使う軽戦士。23歳と大人だが、背が低い・細くて華奢(貧乳)・童顔と三拍子そろっている上に性格が現金で騒がしく感情豊か(子供っぽい)ことが災いし、どう見ても12歳そこらの子供にしか見えない合法ロリ(不名誉)。
本人はロリ扱いされることを何より嫌がっているのだが、本人が主張する程の大人の色気はない。冷静にみると割と露出した格好だが、やはり色気はない。そこそこ胸もあるけど色気が致命的にない。
顔が可愛らしいことが災いし、その道の変態紳士に良く声を掛けられてしまうこともコンプレックスを増長させているようだ。
普段は明るく元気だがふとした折に影が垣間見えることもある。どうやらそれなりに苦労して生きてきたらしい。
死んだ父が家庭を投げ打ってまで探していた伝説のお宝の在り処を探している。父に代わって見つけ出し、思う様父を罵った挙句海の藻屑にしてやることが目標らしい。
『師匠キャラ』
・トーラス・ラヴィッシュ
年齢:86
容姿:絵にかいたような魔法使いのお爺さん。サンタ体型。
偉大な功績を持つ老魔法使いで、リュークの魔法の師。
・ラムセス・チタ
年齢:47
容姿:短く刈り上げた黒髪に眼光鋭い武人。頬に大きな傷がある。
黒豹の獣人。戦場で名を馳せた凄腕の傭兵で、リュークの体術と剣術の師。
※ 師匠キャラは片方が序章で、片方が中盤で死ぬ運命にある。
どちらの師匠がどっちの章で死ぬかは、序章で出てくる何気ない選択肢で決まってしまう。
先に死ぬ師匠がどちらかで主人公の初期ステータスが変動する。
ただし周回プレイ3回以上、序盤で死ぬのがトーラスの方、など幾つかの条件をクリアすると戦線は離脱するものの二人の復活イベントが終盤で発生する。
(ただしラムセスは重症設定で入院、仲間として戦線復帰するのはトーラスのみである。)
『隠しキャラ』
・ヴェスター・クラリア
年齢:20
容姿:白髪赤目、厭世的な雰囲気を漂わせる遊び人風の青年。
兎獣人。ゲームには出てこないが本名はアルトヴェニスタ・クレイドル。
クラリアは代々続く道場の名前。
アカペラの街の大きな武道場の道場主の息子。しかし家を嫌ってふらふらと遊び歩いており、真面目に道場で修行したことはない。
家族との確執からわざと遊び人として堕落した生活をしているが、本当は自分の存在意義をはじめ多くのことに思い悩む繊細な青年である。
姉に嫌われていると思っていて口には出さないが、武術を磨くことと道場にばかり意識を向けて他への関心を遠ざける姉にもどかしい思いをしている。
・シェル・クラリア
年齢:25歳
容姿:白髪赤目、どことなく武士的な雰囲気を漂わせる凛とした女性。
兎獣人。ゲームには出てこないが本名はシェルトアンネ・クレイドル。
クラリアは代々続く道場の名前。
アカペラの街の大きな武道場の道場主の娘。真面目で潔癖な性格をしており、努力家で何事にも真摯に取り組む。真面目すぎて、ちょっと不器用。
ひたむきに武に向き合う姿は道場の門下生からの尊敬を一身に集めており、整った容姿も相まって憧れの花である。多くは語らず、行動で示すタイプ。
母を失った心の傷を埋めるように家と道場への執着を無意識に募らせており、それらを守っていくことこそが自分の存在意義だと信じ込んでいる。
才能に恵まれながら、それを腐らせている弟を快く思っていないが、幼少期に作ってしまった確執のせいで複雑な思いを持っている。現在では姉弟で口を利くことも無く、それが良いことではないと認識していながらも目を逸らして弟の存在を黙殺している。
※ クラリア姉弟の事情
2人は幼い頃、父の不在に押しかけてきた強盗まがいの道場破りに母親を殺されるという悲劇に見舞われている。
既に父親から武術の手解きを受け始めていた姉は母と弟を守ろうと立ち向かうも、道場破りに軽くあしらわれて怪我を負い、立ちあがることが出来ずに全てを見ているしかなかった。
だが母親が殺されたことで、まだ武術に触れたこともなく、母の懐で泣くばかりだった弟の天性の才能が目覚めてしまう。それは姉弟にとっては不幸なタイミングと言う他なかった。
怒りに我を忘れた弟はその場で母の仇を討つが、怪我を負いながらも意識のはっきりしていた姉は「どうして母が殺される前に戦わなかったのか」と詰ってしまう。
それ以来、弟は凄惨な記憶の付きまとう道場を避けるようになり、才能があるにも関わらず武術の道から目を背けるようになる。自分にはその資格がないというかの様に。
姉の方はこの事件を原動力に、よりいっそう武術の鍛錬に没頭するようになる。今度こそ、次こそは大切な人を守れるように……そして、弟に負けない為に。
わざと悪い遊びを繰り返す弟は道場の門下生からも軽蔑の眼を向けられ、誰よりも真摯に修行する姉は門下生たちから尊敬の目を向けられた。
だがやがて、街が魔物の大規模襲撃を受けて話は変わる。
街全体が魔物の脅威にさらされ、誰もがギリギリの瀬戸際でその真価をさらさずにはいられなかった。
姉は武術の達人を頼って道場に避難してきた人々を守るため、門下生たちと力を合わせて道場を守った。守るだけで精一杯で、他には目を向けることが出来なかった。
一方、だらしない遊び人と思われていた弟の方は、魔物に街が襲われるという非常時にその隠された実力を知らしめることになる。街に入ってきた魔物を率先して狩り、逃げ遅れた人を見つけては避難を助けた。
この一件で弟への見方が変わった者は多く、道場の方でもどちらを跡取りとして認めるかという論争が起きるようになる。
姉と弟、どちらの心情も理解している道場主の父親は、どちらに道場を託すかで大いに悩んでいた。
そこで相応しいのはどちらか、見極める為に協力を頼んだ相手がゲームの主人公であった……。
・数回の連動イベントを全て達成すると、姉と弟の決闘イベントが発生する。
主人公は姉弟どちらかを選んで事情を聞き出したり相談に乗ったりというイベントをこなし、親身に接した方のキャラがわざと決闘で負けて仲間になる。自分はわざと試合で負けを選ぶような惰弱者なので、世界を見て修行してきます――と。
2人が姓として名乗っているのは道場の名前であり、父親に道場の未来を担うに欠くべき人材だと認められた証であった。
・クリスタ・ラヴィッシュ
年齢:17
容姿:金髪金眼 勝気な印象のお嬢様系美少女
トーラスの孫娘。若輩ながら天賦の才を持つ魔法使い。特に炎系の魔法に強い。
幼い頃、最初に自分の才を見出して手ほどきをしてくれた偉大な祖父を尊敬しており、そんな祖父を奪ったリュークに最初は強い敵愾心を以て接する。
祖父の仇を討つという名目で主人公達の旅に参入するが、次第に主人公に仄かな想いを……寄せるようになる、のだが、生来の性質に加えて敵意を持っていた筈の相手ということもあり、素直に好意を出せず天の邪鬼な態度を取ってしまう。(勝気ツンデレ)
(※ トーラスが序盤で死亡している場合のみ加入。仇討ちが名目ですから。)
※ 隠しキャラはサブイベントで特定条件を達成すると仲間になる。
『支援キャラ』
・アイリシア・マーレイド
年齢:16
外見:金髪碧眼、ふわふわとした可憐な容姿。
人間の王女。絵にかいたようなお姫様。
外見はふんわりしているが芯がしっかりしており、支援の面から主人公たちを支える。
・アルマリス・マーレイド
年齢:
外見:金髪碧眼。
人間の、享楽的な王子様。有能故に持て余した才能と退屈によって勤勉さを失って久しい。
楽しいと思えるものが見つからず、怠惰な日々を過ごしている放蕩者。
主人公たちには退屈を紛らわせる存在として強い興味を持っている。