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異世界に召喚されて帰ってきたら、現実世界でも無双出来た件。 【小説資料篇3】 《用語解説篇》

他に「この用語は何?」みたいな用語があれば随時追加します。






【イデア競技】



 イデアを用いた特殊な競技全般を言う。

 イデアを用いてスポーツを行う『イデアスポーツ』、イデアを用いてお互いに闘い合う『イデアバトル』がある。

 霧式はそのネーミングセンスのなさに驚愕し、そのダサさを嘆いたという。



【国立イデア総合学園】



 イデアを使用した競技、『イデアバトル』の選手を養成する学園。

 国立――つまり国が運営しており、毎年Sクラスからは非常に高いレベルの選手が排出される。

 現理事長を元魔王が勤めているせいで、変な凡ミスや、勘違い、擬音だらけ報告書に上は頭を悩ませている。

 因みに、霧式が入学して数ヵ月でそれらの問題は解決される。



【イデア】


 イデアとは、2050年以降の人間が持つ、特殊なゲノム情報を持った塩基配列を元に人工的に造り出される、その人物の『心象』をカタチにしたものである。


 平たく言えば、その人物の心そのものであり、それ故心身のコンディションによってその形状や性質が左右される。


 性質により幾つかの枠に細分され、おおまかに【攻撃系】【防御系】【補助系】の三つがある。

 【攻撃系】のイデアは積極的、排他的、また攻撃的、【防御系】は保守的、保身的また献身的、【補助系】は忠誠的な人間がそれぞれが獲得することが多い。


 全てのイデア頂点にたつとされる【剣】のイデアは10^-9乗程の確率で現れるという。




【イディトロン】



 人の心の発生、発達に深く関与するとされる遺伝子、『-H^3dn遺伝子』に『イデア塩基配列』と呼ばれるイデアの設計図になる塩基配列が追加されたものをそう呼称する。

 イデア化塩基配列は(アデニン)(チミン)(グアニン)(シトシン)(イグシン)(デアニン)の全部で六種類の塩基によって構成されており、『強化付与イデアゲノム』の投与によってのみ自身からイデアを取り出せるようになる。





【カナン語】


 霧式の召喚された異世界で使われていた言語。

 作中でよく分からないルビとか挨拶が出てきたらまずそれはカナン語。

 霧式の脳に深く刻み付けられたこの言語は、霧式も意図せず喋ってしまうことがある。



【魔剣】



 伝説の中や、神話で語られる聖剣と対になる存在。

 聖剣と同じく、内部に精霊や聖霊、神霊や神獣、そして悪魔や悪霊など幅広い頂上的存在が込められたり、憑依していたり、封印されたりしている。

 聖剣は高貴な意思を持つのに対し、魔剣は自身の認めるものにしか触れさせもしないという、傲慢で気高い意思を持つ。

 霧式は【魔剣の勇者】と恐れられるほど数多くの魔剣を従え、敵味方から畏怖される存在であった。




【スキル】


 魔法とは別に、SPを消費して使える技。 詠唱も魔法陣もいらず、手軽に扱えるが、魔法よりも派手な事は起こせない。あくまで自身や他人に対する補助的な力として働く。

 また、【スキル】を修得するには、そのものに対し、一定以上の熟練度をためる必要がある。

 霧式は先天的な常時発動系スキル【麒麟児】の効果により、一度身に受けるかそれらしき行動をするだけで修得でき、埒外の速さで成長できる。




【属性】


 霧式のいた異世界での概念。

 【火】【水】【氷】【地】【風】【木】【光】【闇】【聖】【魔】の十種類があり、それぞれが様々な特性を持つ。

 【水】は【氷】、【光】は【聖】、【闇】は【魔】がそれぞれ上位交換となっている。

 異世界では全てのものに属性が宿り、その特性が顕著に現れる。

 因みに、霧式の適性属性は全種類。



細胞剥離用溶液


 特殊な溶媒を高純度の水に溶かし込む事で得られる特別な水溶液で、特定の核酸のみを残し、他を溶解させるという性質を持つ。

 イデア測定の際、核酸の採取の為に使用される。



【ゲノムポリメラーゼ特殊連鎖反応】



 人工的に合成された特殊なDNAポリメラーゼを用い、核酸内部の一定範囲の細胞を転写する技術で、その際に起こる連鎖反応をこう呼ぶ。

 近年は、特殊な機材によってDNAのイディトロンの部分のみを読み取り、複製。特殊DNAポリメラーゼを用い、解析可能レベルまで増殖する。




【変心性・ヌクレオチド連鎖連結反応】



 あるイデアが、その人物の心身の成長や状態、強いコンプレックスや願望等が絡み合い、根底の塩基配列が変化する事で、イデアも変貌する現状。

 ただ、必ずしもイデアが、強くなったりするわけではなく、身心のバランスが悪い場合など、時としてイデアその物が退化や劣化を起こすのだという。

 俗に『進化』『変化』等と言われるが、ケースは様々で一様に括る事は出来ない。


 研究がつづいているにかかわらず、未だに原理が不明。





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