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異世界に召喚されて帰ってきたら、現実世界でも無双出来た件。 【小説資料篇2】 作品背景~時代~


異世界に召喚されて帰ってきたら、現実世界でも無双出来た件。


【小説資料篇】



《作品背景~時代~》




 ・舞台は西暦2127年の日本。


 ・日本は第三次世界大戦後に“新生・大帝日本国”として復活している。


 ・今はバチカン平和条約によって、世界規模での武力行使が制限され、平和。


 ・ 第三次世界大戦で世界有数の高い軍事力を得た日本は、人工過密な領土を広げるべく、終戦後にあらゆる国と交渉を総計106の土地を名目上大帝日本の領土に加える事に成功した。


 ・朝鮮半島及び中国~ロシアやモンゴルの一部等や、太平洋の島々等がそれに当たる。

 ・元々いた住民は戦争でほとんど死んでおり、生き残った人々も現在は難民として生活している為、現在は日本人がほのぼのと生活している。



挿絵(By みてみん)



〓〓〓〓〓〓〓〓年表〓〓〓〓〓〓〓〓〓



《2050年》


・ 旧日本、東京にて世界平和サミットが開かれるも、反対国(主犯はアラブ・イスラム連合国とされる)が、同時六ヶ所でアメリカより何らかの手段で流出したと思われる、新型ゲノム兵器でテロを起こす。


・ この際に多量の爆弾によって発生した上昇気流が新型ゲノム兵器を大気上層に拡散し、同年より世界中で不思議な遺伝形質(目や髪の色がカラフルになったり…)を持つ人種が多数発生。



《2052年》



・ 一人の日本人研究者、「アキラ・ヒラオカ」が不思議な遺伝形質を持つ人種に目をつけ、独自の研究を行い始める。


・ 各国で厳しくなる紛争や抗争により、世界が荒廃してゆく。この時、既に世界人口は全体の五分の三位までに減っていた。



《2059年》



・ アキラ・ヒラオカによる独自の研究が完結。結果、彼らの多く、遺伝子コード中のイントロン内部に、従来存在しない奇妙な塩基配列を併せ持っていることが分かった。


 アキラ・ヒラオカの書いた著書によると、

『2050年以降に生まれた全ての人類の遺伝子に、とある『特殊遺伝形質』が備わっていることを発見した。

 それはアミノ酸配列に翻訳されず、最終的にスプライシング反応で除去される塩基配列である、『イントロン』の内部に含まれる余剰情報体によって殆ど直接的に決定されるようだ。

 イントロンコードとは半ば独立した状態に位置するその情報体を意味する塩基配列に、私は『イディトロン』という名をつけた。

 イディトロンは人間に於ける精神――つまり心の発生・発達に大きく関与していると思われる。

 西暦2050年以前の人間にも、これに似たような塩基配列が発見された。

 しかし、イディトロンはその塩基配列よりも大幅に情報量が増大しており、その大半の配列が支離滅裂に並んでいて、どうゲノム解読すればよいかすら、さっぱり分からない謎の情報を示している。

 解読作業は困難を極めた。』


          アキラ・ヒラオカ著:『イデア研究記録』より抜粋。




・ 同年よりアキラ・ヒラオカはイントロン内部の奇妙な塩基配列の解読作業に取りかかる。



《2082年》



・ アキラ・ヒラオカが、当時極秘研究機関だった研究機関【IDGM(イディアゲノミクス)】にスカウトされ、快諾。



《2088年》


・ ついに謎の塩基配列の意味する所が解読される。

 人体の構造が四つの塩基配列によって決定されるように、イディトロンによる配列では心象を物質化する為の設計図を決定していたらしい事が判明した。


・ アキラ・ヒラオカはこの設計図の示す物体を仮定解析。

 人によって全く異なるこれを【イデア】と名付ける。



・ 『イディトロンにはその人の心象の設計図とも言える塩基配列が備わっており、(アデニン)(チミン)(グアニン)(シトシン)の他に(イグシン)(デアニン)が加えられた、全部で六種類の塩基によって構成されているようである。~(中略)~当然、人の心は千差万別。全てのイディトロンは異なった配列をなす為、解析するのにも当時は手間が掛かった』


          アキラ・ヒラオカ著:『イデア研究記録』より一部抜粋。






《2089年》



・ 第三次世界大戦が開始。

日本もテロの標的や戦地とされるが、国は今までの国民の姿勢を皮肉るかのように、武力による戦闘は起こさず。


・ 戦時中に一人の少年が一万の人々を率いて武力抗争を起こした。

 人一倍愛国心のあった少年は、国を守り、この混沌の時代を切り開き導く為に、極秘研究機関、【IDGM(イディアゲノミクス)】より、『強化付与イデアゲノム・試作(プロトタイプ)』を強奪し、自身に投与する。

 史実上、初めてイデアを覚醒させた人間となる。形状は百万分の一の確率で現れるという【剣】であったとされる。



《2090年》



 【剣】の少年によって【イデア】の有用性が証明され、日本政府が憲法を破棄し、国の存続の為に志願兵を募集。

 そして集まった大量の志願兵に『強化付与イデアゲノム完成品』を付与し、出撃させ自国の占領されていた地区を奪還。




《2092年》



・ 第三次世界大戦、終戦。



《2094年》



・ バチカンにて【バチカン平和条約】が結ばれる。



《2095年》



・ 【新生・大帝日本国】成立。


・ 同年十月、首都遷移完了。以降、首都を箱根に置き『帝都』と呼称する。


・ 第二東京、帝都にて【イデアに対する非公式会談】が各国の首脳と開かれるも、世間には公表されず。

・ 戦争が起こった際にはイデアの使用を禁止する、【イデア規制・禁止条約】が結ばれる。



《2100年》



・ 全国民に『強化付与イデアゲノム』の接種を開始、産まれた子に『強化付与イデアゲノム』の接種を必須とする義務が制定される。


・ イデア競技が開発される。




《2110年》



・ 新生・大帝日本国が『強化付与イデアゲノム』の製造法を明かし、世界がそれに注目。


・ 霧式 碧が生まれる



《2120年》



・ イデア競技『イデアバトル』が爆発的に流行りだす。


・ 世界中の主力スポーツ選手が『イデアバトル』の選手となることにより、従来の通常競技が廃れてゆく。

 それを危ぶむ人たちが『イデアサッカー』や『イデアバスケ』等、従来のスポーツにイデアの使用を組み込むという新感覚スポーツを開発。


・ あらゆるイデアにも適応型出来るよう、ルールの改編や、サポートアイテムの開発が進み、停滞していた科学技術の進歩が跳躍的に進む。


・ イデア競技の『イデアスポーツ』がイデアバトルと並んで流行りだす。

 大きく発達した科学技術やそれによる需要と供給は世界中の経済を豊かにしてゆく。



《2024年》



・ 霧式碧が異世界に召喚される。



《2127年》


・ 現在。




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