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異世界に召喚されて帰ってきたら、現実世界でも無双出来た件。 【小説資料篇】 《登場人物篇》

ネタバレも地味に含むので、読み飛ばしてくれても大丈夫です。






霧式(むしき) (あおい)



 昔、召喚された異世界で【魔剣の勇者】と恐れられていたた生粋の日本人。

 元々は温厚で、結構気弱な性格、一人称も『僕』であったが、異世界でその圧倒的力を振るい、戦っていくうちに戦闘狂となり、一人称が『俺』になるなど性格もかなり豹変した。


 新たなる強敵(ライバル)と出会うため【イデア】を扱う選手らを要請している『国立イデア総合学園』に編入する。




柊木(ひいらぎ)雪奈(ゆきな)



 霧式の採点基準を完璧に満たした美少女。

 腰辺りまである濡れたような黒髪、それと対照的な陶磁器を思わせる肌理細かで真っ白な肌、そして若干つり上がった目は深い木炭色。

 聖岳ちゃんと並べれば姉妹に見えないこともない。


 ユウキと同じく、特待生枠で国立イデア総合学園に編入している。


 編入したのは入試の一週間程後で、イデアを測定するのに不安や高過ぎる期待といった、乱れている精神を沈めるための『沈静期間』中に入ってきた。


 昔は弟がおり、非常に仲がよくブラコンとも言える程の親愛を弟に抱いていた。

 母は早くに死に、父も義母と再婚してからすぐに死んだ。義母から家で虐待を受け続け、頼れる血の繋がった家族は弟だけだった。

 しかし、ある時、義母が人を無惨に殺害している所を姉弟揃って目撃してしまい、弟が彼女をを逃がすために死亡。

 彼女が警察を呼び現場に戻ったとき、弟は四肢を切断され、目はえぐり出され、腹からはぐちゃぐちゃにかき混ぜられた臓物が溢れ出る様にして死んでいた。

 幸いにも義母は逮捕されたが、以来義母を酷く憎悪する。

 義母のイデアは真っ赤な雪の結晶のように繊細な模様で装飾された短刀。彼女のイデアもそれに似て形状は短刀であるが、色は銀世界のような純白、何より鞘があると義母とはかなり様相を異としている。




 聖岳ちゃん(上山(かみやま)聖岳(ひじり))



 濡れたように艶やかな黒髪を脹ら脛(ふくらはぎ)辺りまで伸ばした美幼女。

 幼女の姿であるが歴とした大人である等、色々と謎が多い存在。


 通常はゴシックロリータな服の上にダボッとした白衣を纏っている。

 日向に出るときは日傘装備。




 桐舘(きりだて)函音(はこね)



 強力な投げナイフのイデアを持つロリ体型の美少女。


 投げナイフのイデアを持っていながら、お手玉さえまともに扱えない不器用さを持っていたが、それは「運-500000」という文字通り桁違いな運の悪さによるものだった。

 ユウキのあげたミスリル製のネックレス(【幸運+5000000】付与)をつけている限りは悪運極まりないステータスに+補正がつき、達人級の投げナイフ裁きを可能とする。

 本人は自覚していないが、色々とずれているところがあり、ちょっと天然。




鳴雷(なるかみ)宗田(そうた)



 代々電撃系のイデア選手を排出する名門『鳴雷家』の末っ子。

 本人は電子レンジのイデアしか出せず、精々食品を暖めたりしか出来なかったため、家内では落ちこぼれとして忌避されていた。

 しかし、霧式の半洗脳式教育により身心共に魔改造され、モヤシから細マッチョに、軟弱な心は鋼の精神へと早変わりし、何故かイケメンになった。

 そして、その溢れんばかりの自信とそれを制する強靭な精神力によって【電子レンジ】のイデアは進化し、【電磁パルス開放装置】に変貌を遂げた。

 電子レンジが某トラ○スフォーマーのように訳の分からない変形をし、なんか滅茶苦茶かっこいい銃に変わる様は圧巻である。

 因みに、カラーリングは廃退的な赤。




衡國(ひらくに)リン



 チャイナドレスが滅茶苦茶似合いそうな美少女。

 バレリーナばりの柔らかい体を持ち、八節棍のイデアを所持するが、武術の心得など全く無いために持て余していた。

 しかし、皆様ご存知我らが霧式碧の手によって身心共に魔改造され、イデアも変化した。

 木の棒に鎖がついた感じだった素朴な八節棍は両端に大鎌がつくという【八節鎌】へと少林寺もビックリな驚き大変化を遂げ、本人も霧式直伝の体術と柔軟な肢体を使った曲芸じみた動きで完璧にそれを扱いだす。


 また、この八節鎌は、節ごとにくっつけて両端に大鎌があるという非常に危険な武器としても扱える。




耀樹(かがやき)(ひかる)



 キラキラ系男子。イデアは『イカロスの翼』に似た【ロウの翼】。

 イデアには別段変わった能力がついているわけでもなく、本当にただのロウの塊で全ての局面において何の役にもたたない。

 そのせいで、いつものキラキラが霧散してしまう位に絶望していたが、霧式による精神魔改造の結果、回復どころかさらに輝かしく成長を遂げ、ロウの翼が何かマジモンの翼となり、そして何故かビームライフルみたいな銃が付属してきた。

 この翼のようなイデアは【生体イデア】という非っっっ常~にレアな存在で、滅多に現れることはない。それが本人の自信を後押しし、彼は今日もキラキラ輝く。




月守(つきもり)(あかり)



 明るく快活な少女。

 『小楯』のイデアを有しているが、円形の木材に模様を描いただけような粗末な代物。

 「これでは何の役にもたてない」と落ち込むが、霧式の激励と精神魔改造によってまさに鉄壁の心を獲得し、イデアも『双頭多重大盾壁そうとうたじゅうたいじゅんへき(霧式命名)』へと変化した。

 超巨大な盾を二刀流な感じで操り、他に物理的な防御の他、光子、電子、素粒子等、あらゆるものを遮断する【結界】を展開することが出来る。持続時間は十秒。



 綾瀬(あやせ)怜那(りょうな)



 ちょっと強気な赤毛の美少女。

 イデアは【手鏡】。

 自分自信に失望しつつあった彼女だが、霧式の手によって身心共に魔改造され、イデアも更に進化する。


 縁に見事な装飾のなされた【姿鏡】となり、あらゆる攻撃を反射する、カウンター型のイデアとなる。



火崎(ひざき)アリス


 イデアも成績も身体能力も見事に平凡な少女だったが、霧式の魔改造教育で驚異の身体能力と空間把握能力、そして情報処理能力を会得した。

 イデアは装飾が変化しただけで能力は変化しなかったが、元々が『作りたいものを念じるだけでどんなものでもダミーを作り出す事ができ、また自由に操れる』という結構強力なイデアだった為、その情報処理能力と合わせればチート級の強さを誇る。

 イデアの名前は【ダミースキャナー】。





フィリス・ラヴェル・ディスフェアマータ



 現国立イデア総合学園の理事長。元々は霧式の召喚されていた異世界の魔王。

 霧式の手によって倒されたが、何故か現代地球にて復活した。

 姿や能力はそのままで、好奇心の赴くままに生きる。そのため、現在は謎の多いイデアに執心しており、ちゃっかり理事長の座に座する。。

 現代社会で自分の頭にあるツノとか、髪の色や瞳がコスプレと思われることがいまだに不服。


 霧式の事が大好き。殺された瞬間に惚れたらしい。

 全く、訳が分からない事この上ないが、この事に対し、霧式本人は「どちらかと言うと距離をおきたい」と思っている。





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