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第3回人気キャラクター投票結果発表後編

人気キャラクター投票後半。

「直ったようだな。待たせたなジーン。早速だが再開させるとしようか」

「おっそ〜い‼ヒック・・・」

「・・・・・・お前・・・酔ってるのか?」


ようやくモニターの調子が良くなったというのに今度はジーンの様子がおかしい。しかしよく見ると彼女の足下には空になったボトルが大量に転がっていた。

つまり彼女は酔っ払っているということだ。というかこの短時間でどうやったらこんなになるまで飲めるんだ?


「ヒック・・・・・・ニヒヒ〜♪ライル〜・・・な〜んで4人になってるの〜?」

「分かった・・・・・・分かったからとにかくお前は部屋で休んでな・・・」

「えぇ〜⁉やだやだぁ〜‼もっと飲みたい〜‼」

「はぁ・・・仕方が無い・・・・・・こうなったら・・・」


溜息を吐きながら俺は完全に酔っ払ったジーンを掴むと・・・。


「うぉりゃぁあああああ‼」

「行って来ま〜す‼」


前回作者がジーンを放り投げた時に出来た穴からジーンを再び投げ飛ばした。これで酔っ払いはどうにかなった。


「全く・・・・・・すまないなみんな。ここからは仕方がなく俺一人で仕切らせて貰う。さぁ、さっさと進めてしまおうか。第5位はこれだ」


俺はルーレットに指差すと暫くしてから結果が出された。


「第5位は二人で片方は蜀だな。初登場からその容姿や喋り方、更には舌足らずの箇所で人気を宿している朱里の妹で通称ふわわ軍師。諸葛均 子魚こと夏雅里」

「ふわわ⁉わ・・・わたしでしゅか⁉」

「もう一人は董からだ。戦いを心から嫌うがそれ以上に何もできないことを嫌う心優しい少女。へうの伝道師の董卓 仲穎こと月殿です」

「へぅ?・・・へぅううう⁉」


まさかロリッ子が同時に来るなんて・・・。


「面白いリアクションの最中に申し訳無いが時間が無いので進ませて貰う。投票理由で印象的だったのはこれだ」


夏雅里:ありゃもう兵器‼勝てない‼別の意味で・・・

月:儚い雰囲気が好きです


投票理由が出た瞬間に二人は恥ずかしいのか夏雅里は大きいベレー帽で顔を隠し、月殿は両手で顔を隠す。もちろん“ふわわ”と“へぅ”を言いながらだが・・・。


「はぁ・・・・・・時間がありませんから進みますよ。次は第4位。第4位はこちら・・・・・・・・・・・・出ました。次は単独のようで、その美貌と知的、更にはスタイルと服装で天女を思わせる呉の中でも格別の美しさを誇る周瑜 公謹こと冥琳殿です」

「ほぅ・・・私が第4位か・・・中々の結果だな」

「おめでと♪冥琳♪」

「ふふっ・・・ありがとう雪蓮。それでライル、私の投票理由はなんだったのだ?」

「これは失礼しました。こちらがその理由になります」


冥琳:クールな上にスタイルと顔バツグン‼理想的な完璧美女です‼


「ふふっ・・・煽てても何も出ないぞ。だが素直に喜んでおくとしましょう」

「珍しいですね・・・・・・まぁそれはさておき次に参りましょう。第3位はこちらになります」


そういうと俺はルーレットを回し、暫くしてから第3位が表示された。次はどうやら2人のようだ。


「ここで来たか・・・第3位は二人。戦場では英雄に相応しい佇まいと武を振るい、普段は天真爛漫で民と君主の隔てなく接する優しく無邪気な雪蓮殿です」

「やった〜♪前より人気があがった〜♪」

「おめでとうございます雪蓮殿・・・次は我等ウルフパックからだ。侍と海兵隊員の志を胸に秘め、空からだけではなく日本刀を手にして敵を切り伏せる対地攻撃ヘリ部隊“グレイブ隊”隊長の南郷 武久大尉」

「俺もですか?・・・えっと・・・・・・ありがとうございます」


スポットライトが2人に当てられ、雪蓮殿は両手をあげながら無邪気に喜び、武久は少しだけ照れ臭そうに頬を掻く。


「それでは次は2人の投票理由です。こちらをご覧ください・・・」


雪蓮:雪蓮やべぇ。まじやべぇ。かわいいし強い。女性キャラとして必要な魅力と、指導者キャラ、戦士キャラとして必要な魅力を兼ね備えている。非の打ち所がない・・・・・・。すばらしい・・・・・・

武久:戦闘時の男らしさに加え、歌舞伎もできるとは、かっこよすぎです


「確かに雪蓮殿は戦闘時と普段のギャップがありますからね。人気が出るのも頷けます。

武久も対地攻撃適性の高さに加えて近接戦の強さや歌舞伎も出来る。女性からの人気も高いぞ」

「ありがとうライル♪じゃあお祝いに私と熱〜い接吻して♪」

「なっ⁉い・・・いつの間にステージに⁉てか何でそうなるんですか⁉」

「ええ〜⁉いいじゃない♪記念なんだしいいでしょ⁉「いい加減にしないか」イタタタタ⁉ちょ⁉冥琳⁉耳を引っ張るのはやめて〜⁉」


危なく雪蓮殿にキスされそうになったが、寸でのところで冥琳殿が助け舟を出してくれた。

何だか少し残念だが仕方が無い。切り替えて先に進むとしよう。俺は気にせずにルーレットを回し、第2位のランクインキャラを表示した。


「ほぅ・・・ここで来たか・・・武人としても軍人としても魅力を兼ね揃え、主に対して絶対的な忠誠心を胸に秘める魏武の龍。徐晃 公明こと牙刀だ」

「私が・・・・・・それは誠かライル殿?」

「あぁ、間違いないさ牙刀。あんたの人気もかなり定評があるから納得の理由だ。さて、第2位だから投票理由は二つ表示するぞ。投票理由はこれだ」


牙刀

・やはり武人という点において彼は他を圧倒していますね。忠義は勿論、戦った相手に敬意を表する姿はまさに男の中の男。これからの拠点描写に期待したいところです。

・誇り高い武人とはまさしく彼でしょう。特に調子が悪かったとはいえ、ライルの得物を破壊するという大戦果を叩き出してますし、なによりもカッコいいです。


「流石は俺のライバルだ。確かに俺から見てもあんたは尊敬に値する」

「そういうライル殿もだ。私は貴公に目指すものがあると信じているのだからな」

「ふっ・・・嬉しいことを言ってくれるじゃないか牙刀・・・・・・さて、次はいよいよ首位になるが誰が入っているか「たっだいま〜♪」・・・もう酔いはいいのかジーン?」


振り向くと何事も無かったような顔をしているジーンが戻って来ていた。


「いや〜♪ごめんなさいね♪流石にお酒ボトルで30本も飲んだら酔うわ♪」

「・・・・・・飲み過ぎだ。というか雪蓮殿達以上の酒豪なのか?」

「うん♪」


・・・・・・というかバッカスだな・・・・・・一応は天使だからある意味で間違ってあいないか・・・。


「それより次はいよいよ第1位よね?じゃあさっそく行ってみよ〜‼ルーレットスタート‼」


ジーンがそういうとドラムの音と共にルーレットが派手に回り出す。そして全員が息を飲んで見守る中、ようやくルーレットが止まった。


「出ました出ました出ました〜‼第1位はやっぱりこの人‼兵士、指揮官、武人、そして漢という憧れと敬意を一手に集める歴戦の猛者‼

しかも最近になってから人間臭さが合間って人気が更に急上昇中の我等が主人公‼

孫呉海兵隊司令にして自身も“江東の銀狼”という異名を持つ英雄‼

第1位はライル・L・ブレイド中佐になりました‼」

『わぁああああああああああ‼‼』

「・・・また俺か?」

「うん♪そうだよライル」

「まさかと思うがまた変な特典があるんじゃないだろうな?」

「あぁ大丈夫♪今回は質問があるだけだから♪」

「質問?」

「V3達成を記念してね♪じゃあ次は投票理由ね♪一位だから3つ用意したからこっちを見てね」


ライル

・最近妙に初々しい場面が見えますね。見た目や言動からは全く想像出来ない脳内での雪蓮との関わりは見ていて面白いです。

だいぶ彼女との距離も縮まってきていますし、これからに期待。


・戦士として、指揮官として、人間としても優れたパーフェクト主人公。パーフェクト主人公を否定する声もありますが、自分はこういう主人公が大好きです。海兵隊の誇りのような、群像劇的な作品なら特に。


・さすが主人公ですね。かっこいい!!恋愛面で千里を見習わせてみたらすぐに雪連とくっついたりして。いや、初々しさがいいのか?


「・・・・・・・・・」

「相変わらず人気者ねライル♪」

「・・・・・・で・・・あんたが言ってた質問は?」

「あぁそうだったわね・・・えっと・・・・・・これが質問よ♪」


質問

ライルは雪蓮のことをどれだけ好きなの?



「ちょ⁉なんだこの質問は⁉というか絶対に雪蓮殿でしょこの質問だしたのは⁉」

「なっんのこと〜♪わたし知らないも〜ん♪」

「絶対そうだ⁉」


いつの間にか再び雪蓮殿がステージに上がって俺との距離を詰めていた。ほのかに香る女性特有の香りと雪蓮殿の幼さが残る顔が迫る。俺は顔を赤く染めながら視線を逸らしてジーンを投げ飛ばした時の穴から外に脱出する。


「あっ⁉待ちなさいライル‼大人しく私を愛してるって言いなさ〜い‼」


逃げる俺を雪蓮殿は物凄い爆弾発言を口にしながら追撃を仕掛けて来る。別次元で狼と虎の追いかけっこをやるとは思わなかった。


「あ〜あ・・・行っちゃったわね・・・それじゃ第3回“真・恋姫無双 海兵隊の誇り,Re”人気キャラクター投票はこれでお終い♪じゃあ皆さん‼またお会いしましょう♪」


ジーンがそういうと再び意識が元の世界に戻っていった・・・・・・・・・。

次回から本編に戻ります。ご参加頂きました皆様。多数のご投票を誠にありがとうございました。

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