第2回人気キャラクター投票結果発表
明けまして、おめでとうございます。
昨年は皆様に多大なお世話になりまして、本年度もよろしくお願い致します‼
前回のジーンによる人気キャラクター投票が終了。造られた特設会場の空間は闇に包まれていた。しかし・・・・・・。
「第2回“真・恋姫無双 海兵隊の誇り,Re”人気キャラクター投票結果発表‼‼」
『わぁああああああ‼‼』
再び灯りがともされ、前回と同じ様にステージには俺と久々の登場であるジーン。更に観客席には恋姫達が座っていた。
「さぁさぁ‼再びやってきたわよ‼人気キャラクター投票‼司会は前回に続いて天界一の可愛さを持つことで有名な“可愛い”ジーンちゃんと、本作の主人公にして最近になってから初々しいリアクションが目立ち始めてきた呉一の朴念仁、ライル・L・ブレイド中佐がお送り致しま〜す♪」
「・・・・・・ジーン」
「なに?」
「もうこの状況や空間に関しては突っ込まないが・・・またやるのか?」
「当たり前よ♪第3章が開始された記念なんだから♪」
「・・・とか言いながら、実は自分が楽しみたいだけではないのか?」
「・・・・・・ワタシニホンゴサパリアルネ♪」
「せめて中国語と言わないか」
俺はマイクを手にしながら彼女の明らかなわかり易さに呆れる。
「じゃ♪さっそく結果発表に参り・・・「ちょっと待ったぁああ‼」・・・何⁉」
いきなり上から飛び降りてきた戦闘服3型に迷彩カバーを取り付けて個人用暗視装置 JGVS-V8を装着させた88式鉄帽。
戦闘靴3型、ライフル兵のポーチ配備を施した防弾チョッキ2型、USP,45を納めたCQCホルスター、手にAN/PEQ-2やフォアグリップ、エイムポイントT-1を装着させたHK416を持つ黒のフェイスマスクを被った陸上自衛隊一等陸曹がいた。
「・・・・・・えっと・・・どちら様?」
「というかなんでここに自衛隊員がいるんだ?しかも特殊作戦群か?」
「まあ、今から名乗るから少しだけ待ってぇな」
そういうと俺は少しだけ下がり、自衛隊員は踵を鳴らして最敬礼をする。
「読者の皆様‼他作者の皆様‼そして恋姫無双の皆様‼明けましておめでとうございます‼
自分は“真・恋姫無双 海兵隊の誇り,Re”の作者にしてこの外史の管理者でもあり、特殊作戦群になりたいと願う関西人‼ペンネーム“ウルヴァリン”であります‼」
『ガヤガヤガヤガヤ・・・・・・』
・・・とうとう作者まで出てきたか・・・。
「ちょっと作者‼」
「おっすジーン。久しぶりやな?」
「おっすじゃないわよ‼いきなり出てきてびっくりするじゃないの‼それと私の出番が無さ過ぎよ‼」
「しゃあないやろ?一応ジーンは裏方でライル達を支えとるんやからなぁ。あとウチはサプライズはめっちゃ得意やで」
「なんかムカつくわね・・・・・・」
「まあ、実は司会ジャックなんやけどな♪」
「一回死になさーーい‼‼」
作者がとんでもないことを言って、ジーンは何処からか100tハンマーを取り出して振り下ろすが、作者はそれを片手で受け止めた。
しかもそれを掴みながら回転し始め、勢いが付いたら・・・・・・
「というわけで・・・・・・吹っ飛べやボケェエエエ‼‼」
「覚えてなさいよぉおおお‼‼」
一気にジーンを空高く放り投げ、一筋の星が光った。
「ふぅ・・・・・・相変わらずケッタイなやっちゃやな」
「あんたがそれを言うか?」
「まぁええやん。それよりも早ようやるで。いくら正月版やからゆうてもお客さん待たせるんはようないで」
「・・・・・・Oh right」
「ほんならいっちょ行くでぇ‼まずは10位と9位からや‼」
作者がモニターのルーレットを回して、少ししてから停止した。
「出ました‼第10位は・・・いきなり呉からや‼前回からワンランクダウンで妹の為なら火の中水の中なんて当たり前‼呉一のシスコン‼諸葛瑾 子瑜こと千里‼」
「私ですか?」
「第9位は・・・・・・2人いるが順位の変動が凄いな・・・頭脳明晰で料理が美味い。しっかりしているように見えるが実は結構なうっかり者。蜀の臥龍とも言われる“はわわ軍師”の諸葛亮 孔明こと朱里」
「はわわ⁉わ・・・私でしゅか⁉」
「もう一人は・・・“酒に酔い、美食に酔い、戦に酔う。人生皆快なり”と豪語して、その豪快な性格から皆を勇気付ける蜀の姉御肌。厳顔こと桔梗殿だ」
「ほぅ・・・この儂が9位ですかな?」
スポットライトが千里に朱里、桔梗に当てられる。
「ほんで投稿理由はこれや‼」
千里:頼れるシスコン‼良いキャラだと思います‼
朱里:噛む所がツボです‼
桔梗:酒に酔い、美食に酔い、戦に酔う人生観が素敵です。仕えたい武将№1です!使う武器を含めて全てが豪快なのが最高です。
「朱里と並んでランクインとは・・・・・・この諸葛 子瑜・・・人生に悔い・・・無し・・・・・・ガクッ」
「はわわ⁉お兄ちゃん⁉」
「はっはっはっ‼儂に仕えたいとは‼まだまだ捨てたもんではないのぅ‼」
「・・・誰か担架持ってこい」
「まぁ・・・千里は相変わらずやなぁ・・・・・・せやけどホンマに順位の変動が前回と比べて異様に激し過ぎやで」
「そんなに凄いのか?」
「せや。前は10位には紫苑やったのに今回は桔梗や」
「なんでなんだ?」
「新しく参加して下さった方が多いからや。更に今回は参加出来ひんかった人達もおるしな」
「つまり・・・今回の投票はまるっきし別物だと考えた方がいいという事か?」
「そういうこっちゃ。・・・ほんなら次は8位と7位や‼ドンドン行くでぇ‼」
作者が再びルーレットを回して、少しタイミングを見計らいながら停止した。
「これは・・・・・・蜀だな。スタイル良し、顔良し。竹を割ったようなサッパリした性格だがかなりの慌てん坊。“錦”と呼ばれる馬術使い。馬超 猛起こと翠」
「なっ⁉あ・・・あたしなのか⁉」
「7位は前代未聞の3人‼面倒やから纏めて行くでぇ‼
一人目は幼さが残る可愛い顔立ちで胸がデカイ‼魏の熱き螺旋槍‼李典 曼成こと真桜‼
二人目はドジっ子属性にツンデレ属性を兼ね備えたメガネっ子兼ツン子軍師‼董の賈詡 分和こと詠‼
三人目は来たでぇ‼姉が自由奔放だから真面目になるが、好きな男の前なら心を限りなく許すヤキモチ焼き‼ヤンデレの傾向が見られる孫権 仲謀こと蓮華や‼」
「よっしゃ‼ランクインしたで‼」
「ちょっと⁉もうちょっと何かあるでしょ⁉それとツン子いうなぁあ‼」
「なっ⁉・・・また私か⁉」
「よし、これが印象に残った投票理由だ」
翠:明るい、元気、一生懸命だけど天然ゆえに。空回り(笑
真桜:蜀や董卓軍を抜いて上位に。基本、明るい娘が好きです。関西弁キャラもあいまって惹き付けられます。
詠: 月への愛やツンツンした感じが好きです!
蓮華:俺の嫁
「%*〆¥÷°○$^☆#〒◇‼⁉⁇(翠語発動中)」
「にっひっひっ♪分かってますやん兄さ〜ん♪」
「だからツンツンでもツンデレでもないってばぁ‼」
「なっ⁉・・・だ・・・・・・誰が嫁か⁉あ・・・アレックスならともかく・・・」
「なんか最後の方からとんでもない爆弾発言が聞けた気がしたが・・・気のせいか・・・」
「まぁまぁ。とりあえず時間ないからな。さっさと6位と5位に行くで‼」
4人のリアクションを紹介したい気持ちだが、続けたいのでさっさとルーレットを回す作者。
「出たでぇ‼しかも来たぁあ‼6位は二人‼一人は呉からや‼大和撫子みたいな押さない顔立ちに加えて時々見せる照れたリアクションがGood!!ウチと同じお猫様大好きの周泰 幼平こと明命‼
もう一人は魏からやで‼残念やけど前回と順位が下がってしもうたけど、そのカリスマ性や覇気は他者を魅了して仕方がない‼魏の覇王で曹操 孟徳こと華琳や‼」
「はい‼同じお猫様がお好きなのですか⁉」
「あら?だいぶ下になったのね?まあ、構わないわ。その分だけ燃えるから・・・」
「第5位は・・・・・・こっちもだいぶ下に来たな。前回では第1位だった戦場の覇気溢れる凛々しさと普段の純粋で天然な性格のギャップが好印象の我等が呉の英雄、孫策 伯符こと雪蓮殿です」
「あちゃ〜・・・・・・ランクが下がっちゃった・・・」
順位がさがったことで曹操は闘志を燃やし、雪蓮殿はやってしまったような表情をする。
確かに前回は俺と一緒に首位を取っただけに衝撃を受けただろう。
更に作者が同じ猫好きと知った明命は眼を輝かせながら作者に詰め寄る。
「はぅはぅ‼そ・・・それで作者様はどんなお猫様がお好きなんですか⁉」
「ウチか?ウチはどんな猫でも好きやな。特にウチで飼っとる子猫なんかめっちゃヤンチャやねん。見掛けたら構って欲しいみたいで飛び付いて来よるんよ」
「はぅ〜〜‼羨まし過ぎです〜」
「作者・・・・・・楽しい猫会談はまた今度にしてくれないか?」
「おっと、せやったな。ほんでこれが投票理由やで‼」
明命:俺の中の不動の1位! 御猫様あぁぁぁぁ
華琳:あのカリスマ性や百合が最高です‼私も虐めて欲しい‼
雪蓮:ライルとの進展がありますように‼
「はぅあ〜‼ありがとうございます‼」
「ふふっ、だったら私色に染めてあげるわよ♪」
「ライル〜♪慰めて〜‼主に閨で「場所を弁えなさい。雪蓮」ギャフン⁉」
俺に飛び付こうとした雪蓮殿は冥琳殿に首根っこを掴まれてそのまま床に顔をぶつける。はっきり言って痛そう・・・。
「ライル・・・なんでウチを盾にしとるんや?」
「いや・・・すまない・・・・・・ついな」
「まぁええで。ほんなら次はいよいよ第4位と3位やで‼誰が出て来よるか楽しみや‼ほんなら・・・ルーレットスタート‼」
(以下省略)
「まずは4位‼来たで来たで来たで‼魏の忠犬で愛する隊長の為なら自分から死中に飛び込む魏の突撃隊長‼楽進 分権こと凪や‼」
「あ・・・愛する⁉」
「第3位は2人。一人目はランクアップしたぞ。普段から明るくてみんなのムードメーカー役をするが、時折見せる乙女の顔でファンの心を鷲掴み。董の神槍、張遼 分遠こと霞だ」
「やったぁ〜♪ランクが上がったでぇ〜♪」
「もう一人は・・・・・・おいおい、マジか?」
「心配あらへん。ウチも初め見た時はホンマに驚いたで」
「・・・これは驚きだ。侍の心を受け継ぎ、その高い武術はもちろん、何気ない優しさで漢として憧れを抱かずにはいられない。我等がウルフパック対地攻撃ヘリ部隊“グレイブ隊”隊長の南郷 武久大尉」
「ええ・・・じ・・・・・・自分が第3位⁉」
「やるじゃないか南郷‼」
「流石は兄上‼」
南郷がランクインしたという大番狂わせで、アレックスとポーが祝福する。そしてモニターに投票理由が映し出された。
凪:真面目だけどとても可愛らしい所 がいい\(//∇//)\
霞:やっぱりこの娘が一番です。あんな快活な性格なのに意外にうぶなところがどストライクです。
(エセ?)関西弁もつついてきますね。
南郷:戦闘時の男らしさは勿論、日常時の何気ない優しさに惹かれる。一刀の親戚であるという設定の驚きは忘れられない。後は航空部隊所属というのも。てっきりスナイパーかと。
「ナ〜ギ〜♪うちら仲良しやなぁ♪記念やから膝枕して〜な〜♪」
「なっ⁉し・・・霞様⁉この話では味方同士ではありませんよ⁉」
「ふぅ・・・だったら今後もファンの期待に答えられるようにしないとな・・・」
「相変わらず霞は凪に懐くな・・・」
「ホンマやな・・・なんや知らんけど罪悪感が・・・」
実を言えば彼女達を引き離したのは苦渋の決断だった。
しかしまさか南郷が食い込むとは・・・・・・これに関しては本当に予想外だ。
「まあいいだろう。霞が凪の膝枕を堪能している間に進めよう。ルーレットスタート」
そして遂に第2位が映し出される。出て来た名前を見て俺と作者は驚きを隠せなかった。
「来たで来たで来たで来たで‼‼今度は2人共董や‼一人は戦うことが嫌いだが、誰かを守りたいという強い意思を秘めた“へぅ”の伝道師‼董卓 仲閲こと月‼」
「へぅ⁉私がですか?」
「ライル、これは紹介させて貰うで」
「いいだろう」
「よっしゃあ‼これも董からや‼戦場では鬼神の如く敵を薙ぎ倒し、普段は動物や仲間を大事にする‼食べている姿には癒される‼飛将軍の呂布 奉先こと恋や‼」
「(モキュモキュ)・・・・・・?」
スポットライトを当てられて月は両手を頬に当てて照れて、恋は食べることで忙しそうだ。しかも周りのみんなはその小動物みたいな恋に惚けている。そして作者も・・・。
「ほわわわぁ〜・・・・・・」
恋の食べる姿に惚けていた。
「作者、作者」
「はっ⁉・・・アカンアカン・・・・・メッチャ危なかったで・・・もうちょっとで恋をお持ち帰りするとこやった・・・」
「まぁ・・・・・・あんな姿を見たら誰だって癒されるからな・・・・・・・・・それより投票理由を出すぞ」
なんとか作者を引き戻すとスクリーンに投票理由を表情する。なお、2位ということでそれぞれ二つを記した。
月
・儚い雰囲気が好きです!
・一番好きなキャラ、優しそう、「へう!?」がツボです。
恋
・純粋無垢なところが可愛いです。ずっと一緒にいて構ってやりたくなります。
・食べている時のモキュモキュは癒される
「月殿は相変わらず人気が高いな・・・・・・優しさも桃香以上みたいだから当然だな」
「へぅ〜///」
「ほんで恋は・・・・・・説明いらんな」
「(モキュモキュ)・・・これ・・・・・・美味しい」
月殿は相変わらず顔を赤くしながら照れて、恋は食べることに必至だ。
「さぁさぁさぁ♪次はいよいよ第1位やで♪なぁ〜ライル♪」
「だから何で俺に振るんだ?」
「あんたが前回の第1位やったからやで♪」
「だから俺は順位に興味は無いとなんど・・・「ほんならさっそく行くでぇ‼」・・・・・・串刺しにしてやろうか?」
俺の怒気にも一切怯まず、作者はドラムの音を出しながらルーレットをスタートさせる。
「さあ、これまでに予測が出来ない状況が続いた人気投票・・・・・・ライルの二連覇になるか⁉それとも・・・・・・結果が出たぞ‼」
そういうと全員が結果に息を呑んだ。
「遂に出ましたぁああ‼‼勇猛果敢な海兵隊を率いて、自ら最前線で戦闘から指揮までこなして、私生活では雪蓮を気にし始めた我等が主人公のライル・L・ブレイド中佐だあ‼‼」
『わぁあああああ‼‼』
「・・・またか?」
「そうや♪二連覇おめでとさん♪」
「はぁ・・・・・・まさかと思うがまた変な特典があるんじゃないだろうな?」
「それは秘密やで。ほんならもう一人を行ってみるで‼ルーレット・・・・・・スタートや‼」
再びルーレットが周りだして最後の一人がモニターに表示された。
「出た出た‼‼その強靭な意思や主に対する鉄の忠誠心‼文武両道才色兼備の持ち主‼ライルと互角の人気を登場当初から誇る魏武の龍‼徐晃 公明こと牙刀だぁああああ‼‼」
『わぁああああああ‼‼』
「私が・・・・・・恐れながら真実でありましょうか?」
「あら、牙刀。何が不満なの?」
「しかし、曹操殿を置いて私が一位など・・・・・・」
「それだけあなたが人気者ということよ。早く前に行きなさい。これは上意よ」
「・・・・・・御意」
曹操の命令により前に出てくる徐晃。
「それでは見事二連覇に輝いたライルと、初参加でいきなり首位に輝いた牙刀‼
2人にはご覧頂いている皆様に何か一言を言うてもらいましょ‼」
「・・・その位なら」
「うむ・・・・・・ならばまずはライル殿から・・・」
「あぁ・・・・・・日頃から応援を感謝する。みなのお陰で我々はここまで来れた。今後も我等に声援を願う」
「私もソナタ達には感謝している。みなからの声援こそが我等の原動力となり、この世界を更に広げられる。年が変わっても変わらない応援を宜しく頼み申し上げる」
「よっしゃ‼ほんなら最後に2人の投票理由を3つずつ見てもらおか♪」
ライル
・クール頼りになる反面、たまに見せる初々しさが好きです‼そういう意味では雪蓮と似てるのかも?
・男ならやっぱり強さに憧れますよね⁉何より主人公ですし‼
・この方を外してどうしろと言うのか。圧倒的なカリスマ性と武力。加えて隊長として任務や契約に忠実なくせに、最近見せ始めたタジタジに2828成分を感じずにはいられない。
牙刀
・己が主に忠義を果たす。なんと気高き武人であるか。個の能力のなんと高い事か。文武両道の武士であると、私は勝手に践んでいます。この方を武人と言わず、何を武人と言うのか。私はそう言わざるを得ない。
・魏の主人公格‼凪達との警邏様子や華琳とのやりとりに注目‼
・漢の中の漢‼
「それでは皆様‼本年度も“真・恋姫無双 海兵隊の誇り,Re”を何卒よろしくお願い致します‼では、人気キャラクター投票をこれにて終了致します‼」
作者が手を降りながら垂れ幕に隠れていくと辺りが暗くなり、意識は元の世界へと戻って行った・・・・・・・・・。
次回から本編へと戻ります。