悪夢の始まり。
3作目も執筆中です!
「一族に復讐したいと思わないか・・・!?」
翔太が死を決断したそのとき! 漆黒に包まれた男が現れた。
「誰だアンタ・・・」
翔太はナイフを床に落とし問うた。
「死神さ・・・」
「オレを殺しに来たのか・・!?」
「いや、お前じゃない、お前の・・すなわちオレの一族を殺しに来た・・。」
「ぼ・・く・・の・・?」
「おっと、ご存じなかったかな?こいつは失礼。」
「知るわけないだろ・・!?」
「フッ、知らないとは言わせたくなかったねぇ・・」
「オレはあんたのじいさんだからな・・・」
「じいさん・・だと?」
「じゃぁ、なぜ生きている!?じいさんはオレが生まれるずっと前に、死んだはずじゃ・・」
「だから言ったろ、オレは死神だって・・」
「翔太、父が、母が憎いか?」
「あぁ、憎いとも!出来ることならぶっ殺してやりたいさ!」
「出来るぜ・・・!俺と組めばな・・・」
「お前も父さんが憎いのか?」
「あぁ、オレもお前と同じ運命を辿っているからな・・・」
「何!?どういうことだ!」
「アンタ、オレが病で死んだと聞かされてきたきたろう・・」
「違うのか!?」
「ケッ!これだからボンボンはねぇ・・・」
影はタバコをくわえながら少し怒りの表情を浮かべながら言った。
「オレはお前の親父に殺されたんだ!!つまりオレの息子にな!」
死神 影 は一族の裏切りによって、自害したことを僕に話した。
「そんな・・・今まで父さんを尊敬していたのに・・・」
「おっと、情けは無用だぜ、いずれアンタもそうなる・・・。」
僕は死神 影と契約をしてしまった。
これが悪夢の始まりとも知らず・・・