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憶残しーおもいのこしー

作者: 星月夜

皆さん思い残しはありませんか?

あなたは今ちゃんと生きていますか?

生きているんですね(笑)


本当は生きていないのでは?

彼女は誰?

あの妊婦さんには何があったの?

あの男の子は、なぜ泣いたの?


※毎度のことながら誤字があるかも知れませんが、楽しんで頂けたら幸いです!

駅がテーマでしたがいつのまにか電車になっていました

すみませんm(_ _)m


今日も私は電車で家に帰る

眠いなぁと考えながら電車に乗った

授業をして、部活で走りまくったらそりゃ眠くなる

うとうとしていたら人が沢山乗ってきた私は座れたのでどうでもいいやと考えていた

妊婦さんが近くにいた髪の毛が長くて顔が見えない

マタニティマークがあったので、席を譲ろうと思い席を立った

「妊婦さんどうぞ、座ってください」と声をかけた

妊婦さんは「ありがとうございます(笑)」と言って席に座った

でもやっぱり眠いドアの近くにもたれかかってうとうとしていた

駅に着くと今度は結構人が降りた席が空いた 座ろうと思ったが

はしゃいでいた5歳ほどの男の子にとられた 席の上に立ってヒーローごっこのようなことをしている 隣の席のおじいちゃんが可哀想だ 親は止めないのかと考えていると

周りには親らしき人がいない5歳が一人で電車に乗ってきたのか?と考えていたが荷物を持っていない 子供のパスモケースは大きいものが多いし、あの小さい子のポッケに入るとは思えない 切符かと思ったが財布も持っている様子がない どうしても気になって 声を掛けてしまった

「ねぇお兄ちゃんお母さんや、お父さんは?一人で来たの?」

私的にはこれ以上ないほどに優しく聞いたのだが 男の子は泣いてしまった

とりあえずごめんねごめんねと背中をさすって落ち着かせようとしたが

ずっと泣いている 私だって気分が悪い すると男の子の口が開いて 泣きじゃくりながら 嘆くように、「お父さんは…お父さんはもう………先に、着いたのうわぁぁんお母さんは……泣いて僕にいけって言っ…………うわぁぁん」と言った

意味が分からない なんとか自分の中で 言葉を整理して自分にも分かるようにした文を頭の中で再生した

(お父さんは、先に駅についていてお母さんは、電車でお父さんに会いに行ってって言ったのか?)

自分の中で勝手にそう解釈した

そっかそっかともう一度男の子を慰めた

「なんて言うお名前の駅で降りるの?」と聞いた

男の子は分からないと泣いていた

「そっかそっかじゃあ最後から何番目? それか最初から何番目?」と聞いた

すると男の子は「一番最後の駅」と言った

ん〜んどうしよう私は次の駅で降りるのだでもこの子を放っておけない

私も最後まで乗ることにした

私の降りる駅は最後から3番目、仮に最後の駅まで乗ったところで反対のホームに行って3駅分乗ればいいだけだしと、軽く考えていた

私の降りる駅の、ドアが閉まった はぁとため息をして茜色の空を窓から見た

ドアが閉まる時誰かが泣いてこちらを見ていた気がする 気味が悪い

男の子は泣き疲れたのか寝ていた 可愛いな

やっと最後の駅についた何故か長く感じた

ついたよと、男の子を起こそうと肩を叩こうとした

「なんで?なんで?え、え、なんで?なんで?………

サワレナイの?」

男の子が目をこすりながら起きた

私の驚いた表情を見て

「お姉ちゃんどうしたの?」

と言ってきた

私はもう声が出なくなった

嗚咽で何かを伝えようとするくらい頭がおかしくなってきた

ふと周りを見たみんな泣いて笑っている何故今まで気づかなかったんだ

怖い怖い怖い怖いとしか言いようがない

さっきの妊婦さんは、お腹を殴りつけて笑いながら泣いていたいや泣きながら笑っていた

私は妊婦さんの方に行き、手を抑えて 「何やってるんですか!」と、言った

「こいつがいなきゃこいつがいなければ私はまだ夫とイレタノニ」

そう言いながらまだお腹を殴っている どこからか赤ちゃんの泣き声が聞こえたとても近くで

この車両には赤ちゃんなんていない そしてお腹から、赤ちゃんの泣き声が聞こえると気づき、

青ざめた

なんなの、早く駅に着いてお願いお願いと、考えながらしゃがみこんだ

みんなの泣き声、笑い声、がうるさくて耳を塞いだ

男の子が、「大丈夫?お姉ちゃん?」と声をくれた気がするがもう頭が混乱して 何を言えばいいか分からなかった

そんな中電車が止まった

やっと助かる よかった 早く男の子を連れて出よう

すると沢山の人が乗ってきた 「なんで?最後の駅なのにこの先は何もないのに」と呟いた 降りようとしたが押されてしまい降りれなかった

人の隙間から駅にある看板が見えた

ー自殺ー

ジサツ

は?意味が分からない なんだその駅は。自殺という駅から乗ってきた人の多くが首にあざがあった 怖い 自殺した人たちなの? 自分でも何を言っているか分からない でもこの状況は、そう考える以外なかった

この次の駅なんてないのにどうしよう このまま電車に乗っててもいいの?

いろんな人の泣き声、笑い声、嘆き声いろんな声が混ざった車両に

気味の悪い駅員の声が響く

―皆さん思い残したことは解決しましたか―

あ、そっか 私は全てを理解した

読んでくださってありがとうございます!

ホラーだったかな?

暑いですね 熱中症には、気をつけてください

案外死んでいるのに気づいてないだけかもですよ!

思い残しのない人生を〜

駅の物語が書きたかったのに(`・ω・´)

電車になっていましたw

さぁ物語の説明をしましょうか

ここからは見たい人だけ見てください

この女の子は死んでいたんですね

思い残しが学校だったのかな?

それか死んだことに気付かずに学校に行っちゃったのかな?

作者ですがそこら辺は適当です

皆さんにお任せします

男の子は最初に「お母さんが泣きながらいけ」って言ってきたみたいなこと言ってますよねまぁ多分早く成仏して幸せになって的なことでしょう

お父さんは先に着いたって言ってますし

お父さんと成仏して欲しいですね(^^)

妊婦さんはお腹を殴りながらお腹の子供を恨んでましたね

赤ちゃんを産もうとしたら、赤ちゃんと一緒に自分も死んでしまったんでしょうね

さぁ皆さん思い残しのない人生を

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