第二章〜グレー
何だか今日はすごく疲れたな.
そぉ思いながら
ベッドに座ってたら
あたしはいつの間にか眠ってた.
次に目が覚めたのは
メールの受信音でだった.
目をこすりながら
携帯を開くと知らないアドレス.
(中川だケド!!
今日の委員会お疲れ様☆)
時計を見たら
夜の09時.
(お疲れ様☆今まで練習してたの??)
(うん!!自主トレしてたんだ☆)
こンな時間までやってたんだ...
(自主トレ!!?凄いね♪)
(別にすごくないよ!!
ただ野球が好きなだけ☆)
(好きってだけで
そこまで出来るのッて
やっぱすごいよ☆)
(そぉかなァ...??
仲村さンは何か
そぉ言うの無いの???)
(特にないかなァ...)
(そっかァ早く見つかるといいね☆)
メールから伝わる
中川君の野球に対する思いに
何にも無いあたしは
羨ましさを覚えた.
[梨華---
そろそろお風呂
入っちゃいなさい!!!]
お母さんが言う.
(ぢゃぁそろそろ
お風呂入るカラまた明日学校で☆
本当お疲れ様♪おやすみ!!)
(おう!!また明日な☆)
中川君とのメールを終えて
お風呂に行く.
色々考えながら湯船に浸かった.
???
何だか視線を感じる.
恐る恐る振り返ったケド
誰も居なくて
気のせいだよね.
そぉ思ったケド
何だか怖くて
急いでお風呂を出た.
リビングに行くと
母だけがいた.
[お義父さンは???]
[もぉ寝るッて言って寝たわよ.]
[そっかァ...]
いつもなら01時位まで
起きてる義父が
今日に限ってリビングに居ない.
何だか嫌な予感がしたケド
まさかね.
あたしは部屋に戻って
また眠りについた.