表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生王子は何をする?  作者: 血迷ったトモ
第2章 学園編
93/157

第89話 入学式です

入学式って、案外記憶に残らないものですよね。ちょっと書くのに苦労しました(笑)。

___________________________________________

ちょっとごたついてて、投稿時間をミスってしまいました。すみません。

トリス達が馬車から降りると、そこは学園の門の前であり、既に人で溢れかえっていた。


「お〜、多いな。でも受験の時ほどじゃ無いな。」


「そうだね。落ちちゃった人とか、その両親とかは来ないんだしね。」


「おう。…何か視線がこっちに集中してないか?ホルスなら兎も角、俺まで何で見られてるんだ?」


トリスは頷きながらも、馬車から降りた瞬間から気になっていた視線について、ホルスに聞いてみる。


「ぼ、僕は兎も角って。でもまぁ、確かに視線は感じるね。僕の場合はよくパーティに出るから顔は知られてるからだと思うけど、トリスは何でだろうね?イケメンだから?」


「お前の口からその言葉を聞くと、無性に腹が立つんだが?…しかしホルスの言うことも一理あるな。この体、顔だけはイケメンだし、どうせ『ホルスト様と一緒にいらっしゃる方はどなたなんだ?見覚えないな。』とか、『若しかして何処かの貴族の秘蔵っ子かも!?』とか、『見た事無いけど、多分有力な貴族の御曹司だろうから、今の内に唾つけとこう!イケメンだし!』とか噂してるんじゃね?」


トリスの核心をついた呟きに、ホルスは苦笑いする。


「この体って、トリス。まるでトリスがその体を乗っ取ってるみたいな言い方じゃない?それにトリスは性格も十分にイケメンだよ?だから自信持ってよ!」


「そうか〜?…俺は結構根性がひん曲がってるのは自覚あるんだけどな?それにホルスに比べたら天と地の差はありそうだし。」


ホルスの『乗っ取ってるみたい』という言葉に、あながち間違っていないと思っているトリスは、表情に出さないように気をつけながらも、考え考え言葉を紡いでいく。


「僕のことは置いといて!トリスは顔も性格も、凄く好ましいよ!もしも僕が女性なら、多分トリスに一瞬で惚れてるよ!うん!」


「お、おう。分かったから、その虚しいもしも話をやめてくれ…。」


事実前世は勿論のこと、今生でも女性に縁がないトリスは若干落ち込みながらも、距離を詰めて力説してくるホルスを落ち着かせる。


「兎に角、トリスなら女性の1人や2人、余裕で引っ掛けられるだろうから、自信持ってね!」


「何そのすげぇ無責任な発言。これ程までに元気づけられない発破、初めてされたわ。…りょ、了解であります。」


ホルスの無責任な発言に、トリスは辟易としながら愚痴愚痴言うが、その瞬間ほのホルスの目に力が篭ったのが見えて、慌てて背筋を伸ばして敬礼するトリスだった。________________________________________

『―――以上が、学園長である私からの話です。』


その言葉に、入学式に参加している者達から『やっとか…。』という空気が流れてくる。

トリス達新入生は、受付で本人確認をした後に、馬鹿でかい講堂みたいな場所に案内され、そこで入学式が執り行われることとなったのだが、やはり何処の世界でもお偉方の話は長いようだ。

最初は有力貴族から始まり、〆は学園長までの総勢4人の話は、実に1時間近く行われ、椅子があるとはいえ流石に新入生達は疲弊していた。しかしそれでも15,6歳の子供達が騒ぎ出さないのは、やはり『学園都市の最高峰に入学するんだ!』という責任感なのだろうか。

因みにトリスは話のうち9割は、速攻頭から抜け落ちるほど集中していなかったのだが。途中寝ようかとも思ったが、流石に平民という設定の自分がそんな命知らずの真似を敢行すれば、即退学ものであるため、必死に眠気を我慢し続けた1時間であった。


『ありがとうございました。では、次は新入生代表挨拶です。新入生代表、ホルスト・ラ・レンバッハ。壇上まで上がってください。』


司会進行の先生が、ホルスを呼ぶ。因みに魔道具(マジック・アイテム)を使っているようで、学園長の声と司会のこえは、講堂の後ろの方に座っていたトリス達の元にも良く聞こえる。


「はい!」


ホルスは緊張気味に返事をしながら椅子から立ち上がり、中央の通路を通って壇上へと向かおうとする。


「頑張れ。」


「うん。」


トリスは小声でホルスを励まし、ホルスはそれに対して短く、しかし力強い声で返す。

それと同時に少し微笑んだため、近くに居た新入生達が男女問わず皆顔を朱に染める。

だがそんな事に気づかないホルスは、そのまましっかりとした足取りで、壇上へと向かうのだった。

もっと頻度を多く更新したいんですけど、やはり予定が詰まりすぎて、普通に社会人の過労死ラインとか『何それ美味しいの?』って感じになりそうです(笑 )。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ