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転生王子は何をする?  作者: 血迷ったトモ
第1章 幼年期
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第3話 ステータスの確認(称号)と異世界事情

今の所は毎日投稿出来ていて一安心です。

トリスは、自身のスキルのチート加減に呆れながらも、称号へと意識を向ける。

──────────────────────

神を笑わせた者:文言の通りである。若しかしたら笑いで世界がとれるかも?


限界無き者:ステータス・レベル共に限界が無い者に贈られる称号。スキルである超成長とは別にステータスの成長率に補正がかかる。


生物最強:全生命体の中でも頂点に位置する者に贈られる称号。ただし、生命体の中には神や精霊は含まれない。まぁ、トリス君なら大抵の精霊には勝てると思うよ!


転生者:記憶を持ったまま転生した者に贈られる称号。言語理解等の恩恵が得られる。


創造神の加護:創造神からの贈り物。様々な恩恵が得られる。

恩恵一覧▼

ステータス偽造:鑑定眼や市民証によるステータスの表示を操作することが出来る。目立ちたく無いであろう君のために用意したよ!


健康体:どんな無茶をしても、常に健康体が保てる。食べることが大好きな君のために用意したよ!人間族にしてはちょっと(300年ほど)寿命が伸びたり、細切れになっても再生したりとか色々な副産物もあるから感謝してね!


強運:運が良くなる。具体的には年末○ャンボの一等賞と前後賞に10回連続で当たるレベル。ステータスのLUKには依存しない。


ステータス(スキル)操作:自身若しくは半径10メートル以内に居る生物のスキルを自由に操作できる。自分のスキルが強過ぎるとか、相手のスキルがめんどくさいって思ったら使ってね!スキルのON/OFFやレベルの上げ下げ(0〜10)が一瞬でできるよ!


メニュー:時刻やマップをいつでも見ることが出来る。マップでは人や物の検索が出来る。また、人や魔物等の生物が点として表示される。マーカーを付けることも可能。


アーカイブ(一部):神の権能であるアーカイブの一部を読むことが出来る。具体的には前世の世界での科学知識や物の作り方、今世での知識も読める。便利なキーワードによる検索機能付き。一部であるため、未来は読めない。

──────────────────────

「…何でコメントみたいなのがあんの!?というか創造神の加護強過ぎ〜!!それとステータス偽造とか有り難すぎんだろ!!早速偽造したステータスを作らないと!」


焦りつつも、トリスが以前読んだ本を参考にして偽造したステータスが以下である。

──────────────────────

名前:トリスタン・ラ・トゥール

種族:人間族

年齢: 4歳

Lv: 1

HP: 15(300)

MP: 4(300)

STR: 7(300)

VIT: 6(300)

DEX: 11(300)

AGI: 20(300)

INT: 45(300)

LUK: 100(300)

スキル: 剣術Lv:1 火魔法Lv:1 水魔法Lv:1 風魔法Lv:1 (武神) (魔神) (鍛冶神) (芸術神) (魔眼を統べる者)(全耐性) (限界突破) (超成長) (超回復)

称号: トゥール王国第三王子 (神を笑わせた者) (限界無き者) (生物最強) (創造神の加護)(転生者)

※()内は偽造中

──────────────────────

この世界においては、ステータスは2桁後半、レベルは11が平均値であり、3桁にいき、レベルも30を超えるのは冒険者や騎士のみである。主にレベルは生物を殺害、若しくは武力により勝つことにより上がる。しかし、ただ生活しているだけでも20年ほどで11まで上がる人が多い。レベルが上がる仕組みについては分かっていないそうだ。


「ふぅ。これで一安心だな〜。さて、そろそ読書をするか。」


トリスはメイドが持ってきてくれた数冊の本のうち、一番上のものを手に取る。題名は『近年の人類の情勢と魔族や魔物の動き』である。明らかに4歳児が読む本ではないが、称号である転生者の恩恵もあり、難なく読むことが出来る。

本を読んでいるトリスの代わりに、執筆者がこの世界についてご紹介しよう。この世界は三大大陸とその他の島に分かれていて、1つの大陸に3〜5個の国がある。大陸の名前は、まずトリスの産まれたトゥール王国がある、比較的平和であると言われているステイブル大陸。トゥール王国はその中でもトップレベルの国力を誇る。主に気候は日本の様なはっきりとした四季はなく、微妙に気温や湿度が変わるそうだ。次に広大な湿地帯が広がるウェルト大陸。そして最後に魔族の国があり、最も危険とされるセラブル大陸である。セラブル大陸には主に砂漠地帯や火山地帯が広がり、過酷な自然環境である。何故このように大陸毎に気候が一定なのかというと、精霊の縄張りだからだそうだ。現代日本で学んでいたトリスとしては、なんだこの無茶苦茶な気候は!!と叫びたくなるような気候区分であるが、精霊の仕業と言われれば黙るしかあるまい。因みに、魔族は元々魔物であったものが進化し知能を持った存在であると言われていて、頑健な身体を持っているため、どんな過酷な環境でも余裕で生き抜くそうだ。元々魔物であったがために、人類には受け入れ難い見た目と、人と見るや即襲いかかる凶暴な性格や、生物にとっては危険な特性(猛毒や精神汚染等のスキル)を持ち合わせるため、様々な種族に敵視されている。サーチアンドデストロイである。数百年に1回は大軍を引き連れ魔族以外の知的生命体の殲滅を図るため、常に各国が動向を監視している。

以上が世界についての説明である。

今後はこの魔族を上手く使うのがミソですね。

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