↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生王子は何をする?  作者: 血迷ったトモ
第1章 幼年期
29/157

第25話 またまたテンプレ

ちょっと短めです

「では、明日の正午過ぎから試験を始めますので、出来れば朝からギルドに顔を出しておいて下さい。」


どこか呆れたように言うニーナ。どうやらトリスのことを、完全にアホな人だと認識したようだ。しかしトリスは一向に構う様子もなく、質問する。


「この辺りで良い宿屋はありますか?」


「この辺りでしたら、少々値は張りますが宿屋『平和の礎』がお薦めですね。ここから道なりに真っ直ぐ王城の方へと進めば、看板が出ているのですぐに分かると思います。あそこは料理も美味しく、防犯にも気を使っていますので、お金に余裕のある冒険者は結構利用されていますよ。」


「なるほど。分かりました。じゃあ今日はそこに行ってみます。」


トリスは軽く会釈してからギルドをあとにする。一応地図で宿屋を検索しつつ歩き出すと、ギルドから4つの赤いマークの点が出てくるのが地図に表示された。


「何だこれ?」


通常では知り合いは青、他人はオレンジで表示されるのを確認している。しかし赤は見た事が無いのだ。大体は予想外がつくが、念の為路地裏に入り気配を消して様子を見ることにした。


『おいっ!彼奴はどこ行きやがったんだ!?』


『知るか!一本道の筈なのに、もう見えねぇじゃねぇかよ!』


『落ち着け!俺にはあっちの路地裏に入って行った様に見えたぞ。』


『よし、追うか!』


そんな声が聞こえてきた。予想通り、敵対者は赤表示になるようだ。そしてトリスが脇に居るとも知らずに、路地裏へと駆け込んで行く。そして少し大通りから離れた場所まで来たところで、トリスは後から声をかける。


「よ!お前達!目当ての人物は見つかったのか?」


「な!?」


「いつの間に後に!?」


「しかしこれは丁度いいぞ!まさかノコノコ自ら姿を現すだなんてな。」


「そうだな!」


男達は頭の悪い会話をしている。そんな様子に、トリスは嘲笑を浮かべながら問う。


「で、俺を探して何の用だ?ま、お前らみたいなアホの考えることなんて、誰でも分かるけどな。」


「うるせぇ!分かってんならさっさと金出しやがれ!」


「このDランクパーティ白狼の爪が、ありがたく使ってやるからよ!」


男達は口々に勝手なことを言ってくる。しかしその隙に弓使いと思しき男は、少しトリスから距離を取っている。流石にただのゴロツキとはレベルが違うようだ。しかし所詮はDランク。トリスの煽りに見事に乗ってしまう。


「なに?白狼の爪?プッ!思いっ切り名前負けしてるじゃん!」


「てめぇ!立場分かってんのか!?死ね!!」


先走った前衛職の男が剣を抜いて斬りかかってくる。弓使いが完全に配置につく前にだ。そうなれば当然連携は取れなくなる。

数分後、路地裏には仲良くおねんねしている4人の男の姿があったそうな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。