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紫陽花と浴衣

作者: Soraきた

梅雨日に入る前のこと

今年のホタルは

少々、フライング気味で

この時期を楽しみにしてた、

わたしを驚かせた


・・おんなじ時間で見たかったなぁ

わたしの本音がのぞく

「仕事の都合でどうしても行けないんだ」

あなたの言葉に

『とくに約束してたわけじゃないから 

気にしないで』と


遠距離恋愛でいても

足して引いたら

マイナスなのか・・と

その答えだけは、いちばん避けたかった

紫陽花と浴衣

今年はじめての

お披露目だったけど

仕方がないね


今年のホタルのように

この季節を

あなたよりも

先取りするつもりはないよ

浴衣にしても

この前の花火大会が延期になったから

たまたま、今回になっただけ

あなたには

直接、関係のないことにして

おきましょう



この思いを

過去の恋に慣れるくらいなら

不器用でもいいから

今のありふれた思いだけを

残しておきたい

ありったけのココロで

包み込んでいきたい


LINEよりも近い距離は

実際には無いけれど

そんなふうに思わせてくれる

初夏のひととき









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