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4話
クラスの中に入るとみんな思い思いの場所にいて糸がぐちゃぐちゃしている。額とか変なところから突き抜けているから気持ち悪い。窓から入ってくる風に糸がなびいてる。
私はクラスの中で底辺の底辺の人間。だから誰も話しかけてこないし、いないものとして扱われている。別に何なしてくるわけでもないし何もしないから私も己にしてない。
そして私の席は窓側から2番目の1番後ろ。クラス全体見渡せるし、観察してても怒らてない、寝てても怒られない最高の場所。
『キーンコーンカーンコーン』
チャイムが鳴るとみんなが席に座る。すると糸がピーンと張られた。
うん?ピーンって?
こんにちは。新人小説家、星街そらです。
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